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No.4107
高つぶり山 933.1m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
たかつぶりやま 地形図 上三寄

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山行期間 2008年7月20日
コースタイム 作業道入口(12:20)→作業道分岐(12:30)→尾根鞍部(13:02,13:14)→高つぶり山(13:30,13:45)→尾根鞍部(14:00)→作業道分岐(14:25)→作業道入口 (14:35)
写真
林道分岐点案内板 高つぶり山入口手前の待避所 高つぶり山へ向かう作業道
作業道を進む 作業道分岐点 作業道より思案岳を望む
作業道のコルから取り付く 高つぶり山山頂の様子

行動記録
 思案岳を終えて次に高つぶり山へ向かう。林道よりの入口部分も事前に調査しておいたのでスムーズに行くことが出来た。しかし、ガイダンスの説明は曖昧で、表現として適当でなく、地図も分かりにくい。初めて行った人には入口は見つけることは難しいと思われる。
 わたしたちは思案岳を終えて広域基幹林道「一ノ渡戸・四ツ屋」線を行ったが反対側から来たとして説明すると、次のようになる。
 国道121号線の大戸上三寄町に黒森の案内板があり、市道を集落へ向けて進み、集落手前のカーブを直進して砂利道を進む。さらに1kmほど行くとT字路となった広域基幹林道「一ノ渡戸・四ツ屋」線と交差する。右折し四ツ屋方面へ向かう。途中2回沢を渡り右手が平坦地になった先のカーブ過ぎると左手に待避所の案内板があり右手が待避所になった所が入口となる。右カーブ注意の案内板もある。T字路より2.3kmの地点である。
 わたしを最初悩ませたのがガイダンスにある枝林道の記述である。山の中に造成された道はなんでも林道と表現されることが多いが、林道とは設計車両(自動車)があって、縦断勾配、曲線半径、幅員など規程で細かく定められいる。林道の管理者も定められている。設計車両(自動車)とは、通常大型トラック(長さ12m)を想定しており、トラックが木材搬出するのに安全に走行できるものが林道であって、これ以外は作業道、仮設道などとなる。枝林道の記載は間違いで作業道と記載すべきである。
 待避所の所に作業道の入り口があり入るとすぐに右カーブとなる。緩やかに登って行くと左手に伐採跡地となり、10分で作業道の分岐となる。分岐を左手に取って登って行く。勾配は分岐より急勾配となる。自動車が登れるような勾配ではない。最初はこのルートでよいのかと半信半疑で登って行った。途中2度ヘヤピンカーブで曲がりかなりの急勾配で作業道は東方面へ登って行っている。この時点でガイダンスの説明が理解出来た。
 作業道は高つぶり山と877mピークの鞍部まで登りその先も続いている。鞍部まで来るとその先の視界は伐採跡地が広大に広がっていた。高つぶり山の北面も伐採跡地で尾根伝いに登って行けば良い。直線距離で400mほどで標高差も90m弱である。藪との戦いを想定していたが楽勝気分になってしまった。尾根の藪に突入するとなんと踏み跡まであるではないか。藪に囲まれ不明瞭な部分もあるがこれまた楽勝である。鞍部より30分で山頂と思われる所に達したが三角点が見つからない。2人で15分以上探したが見つけられなく諦めて往路を戻ることにしたが、来るときは楽勝気分で帰路は中途半端気分と複雑であった。(S.O)


概念図



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