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No.4149
二ッ森(金華山) 630.6m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ふたつもり(きんかさん) 地形図 磐城草野

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山行期間 2008年11月7日
コースタイム 作業道入口(13:20)→作業道から尾根へ(13:30)→二ッ森(13:52,13:57)→作業道(13:59)→送電線管理道(14:25)→道路(14:28)→車を置いてきた作業道入口(14:40)
写真
車を置いて古い作業道に入る 作業道からヤブ漕ぎもなく簡単に尾根に乗る 尾根の木々には赤ペンキで印がついていた
尾根は下草もあまりない 標柱杭が打ってある ルート上についている赤テープ
山頂にある金華山の石碑 二ッ森は二等三角点を持つ 山頂を示すプレート
ヒノキの造林地 送電線管理道の橋 見上げると送電線の鉄塔が見える

行動記録
 二ッ森は、飯舘村の東方に位置し、山頂には二等三角点と金華山の石碑が建つ。国土地理院の三角点の点名は「金華山」とされている。大砂利山だけではもったいないので、昨年Oくんが登っているが、ヤブ山の練習と思って訪れてみた。
 二ッ森に登山道は無いが、いくつか踏跡があり、以前整備されていた点の記のルートが下草も無く登りやすい。県道原町川俣線を福島から原町方面へと向かい、赤坂集会所から左に折れる。800mほど進むと右に細い砂利道があるので車を乗り入れる。入ってすぐ右側に作業道を分かれるが、目的の作業道はこの先、砂利道に入って500mほどの所にある。ただし車を駐めるところが無いので、最初の作業道に乗り入れて車を置いて歩いた方が良いかもしれない。
 身支度をして歩き始める。沢を渡って作業道を進む。作業道は今では使われてなく、両脇から笹が覆っているので車は軽トラック程度しか入れない。左側には小沢が平行して流れている。作業道はすぐに二つに分かれる。作業道は尾根を両側から挟むようについているので、どちらを登っていっても尾根に出られる。山行後、両方の作業道を歩いてみたが、小沢沿いの左の道を進んだ方が楽に尾根に乗れるので良いと思う。
 左の作業道を進んでいくと、道は右に大きくカーブし涸沢のところで不明瞭になる。涸沢の手前右側からヤブ漕ぎ無しですぐに尾根に乗れる。尾根の木々には赤ペンキで印がついていた。下草も少なく楽に山頂までたどり着けた。山頂には「金華山」の石碑と福島勤労者山の会がだいぶ前につけた山頂を示すプレートがあった。
 また、山頂から先へ土塁が延びていて、踏跡がついている。調査が目的なので帰路は土塁の踏跡を利用して下降することにした。土塁に沿って急坂を下りていくと、すぐに古い作業道に出た。幅は広くなく3m程度だと思うが、使われなくなって久しいのだろう下草が結構伸びている。歩くには支障はない。作業道がはっきりしていたのはヒノキの造林地までで、伐採跡地に出たら道がわからなくなった。笹の中の踏跡を見つけるまで10分ほどロスしただろうか。伐採跡地を真っすく突き進めば良かったようだ。後はあまりはっきりしない作業道の踏跡を下降し、送電線したの管理道に合わさった。送電線管理道の橋を渡り、赤坂集会所からの舗装路に出たのが14時28分であった。ここから車を置いてきた作業道入口までは、12分ほどで戻った。
 下山に使った作業道跡の踏跡は途中はっきりしなくなってしまうので、なれない人は登りに使った点の記ルートを戻った方がヤブ漕ぎも無くて良いと思う。(I.I)


概念図



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