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No.4149
小手森山(小手の森) 576.4m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
おでもりやま(おでのもり) 地形図 磐城草野

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山行期間 2008年11月7日
コースタイム 小手の森登山入口(15:28)→送電線管理道(15:34)→小手森山(15:48,15:52)→小手の森登山入口(16:05)
写真
麓から見た小手森山 小手の森登山入口の案内板 遊歩道として整備されている
標識もしっかり付いている 途中の石碑 送電線管理道
水場は流れていなかった 原町線No59の鉄塔 ここから山頂まで急登が続く
最後の登り 山頂には石碑が建つ 小手森山の四等三角点
山頂全体はこんな感じ 北西側は刈払われて見晴らしが良い 集落側の参道には「小手森山」の石碑があった

行動記録
 大砂利山と二ッ森を登ってから、小手森山を訪れてみた。飯舘村関沢の小手沢にある小手森山は、麓の集落から山全体を見ることが出来る。
 川俣、飯舘のこのあたりには、養蚕の技術を伝えたといわれている「小手姫」伝説があり、川俣町福沢にある薬師堂の小手姫神像もそのひとつだが、ここの集落には小手沢と言う地名が付き、山にも小手森山と言う名前が付けられている。
 小手森山に登るには、点の記ルートである麓の集落から参道を登るコースと「小手の森」登山コースがある。山の北側に回り込んだ小手沢側から遊歩道が整備されている。舗装路から作業道に入るところに「小手の森登山入口」の案内板があり、登山口はすぐにわかった。手前の空き地に車を駐めて登ってみることにした。最初は幅の広い道を緩やかに登っていく。要所には標識が整備されている。道は送電線管理道にぶつかるので、左に折れる。途中、水場のホースが引いてあった。詰まっているのだろうか、小沢に水は流れているのにホースから水は出ていなかった。管理道を進むと、原町線No59鉄塔が見えてくる。登山道は手前で右に登っていく。緩やかだった道もここから急になり山頂へと向かう。急登を5分ほど我慢して登っていくと小手森山の山頂に着く。山頂には大明神と天皇陛下即位記念の石碑と四等三角点があり、北西側が刈払われて見晴らしがきく。集落へと降りる参道側に7mほど行くと「小手森山」の石碑が建つ。参道をもう少し下ってみる。途中で道は二つに分かれ、それぞれの集落へと続いているが、踏跡程度の道だった。地元の人たちしか利用していないようだ。小手沢側のコースが整備され、一般のハイカーにも開放されているので、こちらを利用した方が良さそうだ。
 下山路も登ってきた道を利用する。途中、No59鉄塔に寄り道すると、送電線の下は管理道になっていて麓まで延びているのが見えた。この山の呼び方は、国土地理院が「おてのもりやま」、飯舘村のホームページでは「おでのもりやま」、遊歩道は「小手の森」になっている。ここでは地元の呼び名を尊重して、訛っている「おでのもりやま」として整理した。なお、この山の記録は昨年Oくんも登っているので是非そちらの記録も参考にしてほしい。(I.I)


概念図



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