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No.4222
大将旗山 1056.3m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
たいしょうはたやま 地形図 山潟

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山行期間 2009年5月13日
コースタイム 御霊櫃峠(10:50)→黒岩山(11:15)→大将旗山(11:40,11:50)→額取山(12:44)→休憩(13:05,13:30)→大将旗山(13:54)→黒岩山(14:10)→御霊櫃峠(14:30)
写真
御霊櫃峠の案内板 峠にはトイレも整備されている 道標に従って歩き始める
ガレ道を登って行くと、風神社、雷神社の石の祠がある 黒岩山の岩場 岩場の上ち御霊櫃峠方面を望む
雑木林の中の登山道 オオカメノキ アヅマギクが咲き始めた
大将旗山の標識 大将旗山の二等三角点 ヤシオツツジ
ニホンタンポポ? カタクリ 額取山の標柱と三等三角点
写真は拡大して見ることが出来ます

行動記録
 福島をゆっくりと発ち、御霊櫃峠から大将旗山を経て額取り山へ行ってみることにした。気圧配置は冬型とあって御霊櫃峠までくると結構強い風が吹いていた。車を風よけにして身支度をして出発する。
 ここ御霊櫃峠は、明治中ごろまで会津盆地との重要な交通路になっており、また、戊辰の役の際には会津藩と仙台藩との交戦場となったところで、それなりに歴史のある場所でもある。
 以前から安積山ハイキングコースとして親しまれてきたこのコースは道標も整備され、見晴らしの良い稜線歩きが楽しめる。
 御霊櫃峠にはトイレもあり、車も20台程度は駐めることができる。今日は平日でもあり天気が今ひとつと言うこともあって、車は1台しか駐まっていなかった。最初は指導標に導かれてガレ場の登山道を登っていく。すぐに風神社、雷神社の小さな石の祠のピークに着く。風は強く飛ばされそう。
 ピークから外れると風は幾らか弱く感じる。峠のところが風の通り道になっていて一番強かったようだ。峠から25分ほどで黒岩山と呼ばれている岩場に着き。岩場の上に立つと大変見晴らしが良く、絶好の休憩ポイントだ。
 さらに進むこと25分で大将旗山の山頂にたどり着く。途中の雑木林の登山道は縦走路の趣があり何とも感じが良い。道の脇にはアヅマギクが花をつけている。職場の人が1週間前に来たときに「アヅマギクが2輪見たよ」とのことだったので結構増えてきたようだ。
 先行者の方が横殴りの風と雨で引き返してきた。等圧線はこれから間延びしていくのでも、今より悪くなることはないので額取山(安積山)まで足を伸ばすことにした。時期が良かったのか、ヤシオツツジやカタクリなども花をつけて迎えてくれた。見晴らしの良い稜線歩きを楽しみながらアップダウンを繰り返し、ゆっくり歩いて1時間ほどで額取山へと着いた。山頂からの眺めは良く。360度の大パノラマである。
 大将旗山は額取山への縦走の途中のピークと言う感じだが、二等三角点を持ち標高は額取山より50mほど高い。天気が良くて風のない日は素晴らしい散策が楽しめると思う。(I.I)


概念図



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