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No.4224
堂ヶ作山・滝沢峠 滝沢峠 489m三等三角点
  堂ヶ作山 382m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
どうがさくやま・たきざわとうげ 地形図 会津広田

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山行期間 2009年5月15日
コースタイム 林道入口駐車場(12:00)→堂ヶ作山登山口神社(12:11)→堂ヶ作山(12:24,12:29)→堂ヶ作山登山口神社(12:36)→滝沢峠入口(12:45)→舟石(13:05)→あづまや(13:08,13:17)→滝沢峠(13:25,13:40)→滝沢峠入口(14:10)
写真
旧滝沢峠入口 旧滝沢峠の案内板 堂ヶ作山登山口の神社鳥居
頂上にある図根点 堂ヶ作山の四等三角点 桜並木と石畳の様子
舟石 滝沢峠にある案内板 峠より見る金堀集落
写真は拡大して見ることが出来ます

行動記録
 会津若松市に急用が出来て出かけることになった。翌日は別な山を登る計画である。用事の時間が中途半端で思いついたのが、残っていた会津百名山の滝沢峠・堂ヶ作山である。時間的にも短時間で済むだろうと思い、あまり予備知識も入れないで出かけた。
 まずは旧国道49号線で、会津若松市の入口、滝沢へ向かう。行ってみると周辺には駐車スペースが無く道を奥へ進んで行くと国有林道の起点部分に3台程度のスペースがあるのでこれを利用させてもらった。まずは堂ヶ作山を登ることにする。
 地形図にある鳥居記号部分が登山口となる。神社の赤い鳥居の左手に登山路がある。神社からは一登りで山頂に達する。すでに木々は若葉となり展望は無い。山頂に着くとすぐに目に入る標石はあったのだが、図根点と刻まれている。地形図では三角点なので周辺を見渡してみたが見つからない。諦めて戻ろうと右手の草むらの中に三角点を見つけることができた。
 この山は古墳群の跡となっているが、その為のものなのか、古墳といっても木々に覆われていて現状では計り知れない。
 戻って滝沢峠へ向かう。峠といっても明治初期までは荷馬車等の往来があったわけで結構広い道路跡である。しかしながら結構きつい登りである。路面は石畳となっている。昔の路面舗装工事といったところで江戸時代初期に完成したことなどが案内板に記されている。歴史的な講釈は沢山の資料があるので割愛させていただくことにする。
 両側には桜並木となっていて、早春であったらもっと風情が感じられるかも知れない。反面、場違いではと思われるのがスチールの電柱である。路に平行して建っている。正体は峠まで行って分かったが、NTTドコモの通信鉄塔があり、そこまで引き込まれている電話線の物であった。もっと別なルートは無かったのかと思えた。
 やがて左手に舟石に出会う。時間も時間なので腹ごしらえをしようかと思って、ベンチの代わりを探してみたら前方に東屋が見えたのでそこまで行ってランチタイムとした。そこにも案内板があり説明が記されていた。ランチを終えて出発すると滝沢峠はすぐであった。
 峠にも案内板や、会津戊辰戦争で亡くなられた方のお墓や城跡などがあり、それぞれ説明されていた。峠をちょっと下って金堀の集落を確認して戻ることにするが、峠にある三角点は見つけることが出来なかった。(S.O)


概念図



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