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No.4257
丹沢・蛭ヶ岳 1672.7m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
たんざわ・ひるがだけ 地形図 大山、秦野、中川

トップハイキング丹沢・蛭ヶ岳

山行期間 2009年8月15日〜16日
コースタイム

8月15() 川崎市(7:15)=新百合ヶ丘駅(7:45)=渋沢駅(8:35,8:46)=大倉(9:00)大倉高原山ノ家(9:51,9:58)駒止茶屋(10:43)堀山ノ家(11:14,11:20)塔ノ岳(12:49,13:10)丹沢山(14:30,14:46)不動ノ峰(15:40)蛭ヶ岳(16:40) 泊
8月16() 蛭ヶ岳(6:30)臼ヶ岳(8:10)金山谷乗越(9:30)檜洞丸(10:18,10:30)西丹沢(14:00)=新松田駅(15:20)=新百合ヶ丘駅(16:20)=川崎市(17:00

写真
大倉停留所のレストハウス 大倉登山口 花立付近の登山道
塔ノ岳山頂 不動ノ峰から見た丹沢山 ハコネギク.
クサリ場となる鬼ヶ岩 蛭ヶ岳山頂 蛭ヶ岳から見た日の出
蛭ヶ岳から見た朝日に染まる富士山 蛭ヶ岳から見た臼ヶ岳 臼ヶ岳から見た蛭ヶ岳
檜洞丸付近のブナ林 ゴーラ沢出会 ゴーラ沢出会の壊れた橋
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行動記録
 今回は子供と2人の山行である。昨年2人で経験したコースであるが、前回天候が悪かったため再計画した。
8月15日
 川崎市の実家を出発し、最寄の新百合ヶ丘駅から渋沢駅までは小田急線、渋沢駅北口の2番バス乗り場から終点の大倉までは神奈川中央バスを利用した。終点の大倉には、レストハウスや公衆トイレ、それに大駐車場が設けられていた。
 バスを降りてレストハウス前を通り、道路沿いを北へ進んで行くと大倉尾根登山口がある。大倉で下車した登山者の多くは、このコースを登るようだった。登山口からは、しばらく杉林の中を歩く。500m付近からはコースが二つに分かれ、600m付近で合流する。
 見晴茶屋からは、やや急な登りとなるが、700m付近からは比較的傾斜が緩やかになる。駒止茶屋を過ぎると平坦な尾根歩きが続くが、次第に傾斜がきつくなってくると堀山ノ家が見えてくる。ここから花立山荘までは急登となる。
 この先は痩せ尾根が続き、鍋割山との分岐の金冷シに出る。しばらく登ると階段あり、ここを登ると丹沢主稜尾根にある塔ノ岳に着く。山頂には、尊仏山荘があり、登山者50人以上が休憩していた。
 塔ノ岳からは、約100m下るが、その後は比較的緩やかな登りとなる。周辺には、樹木が少なく、枯れたカエデの木が目に付く。丹沢山に近づき、みやま山荘の発電機音が聞こえると山頂は目前である。
 丹沢山から不動ノ峰までは木がほとんどなく、草原のように笹が生い茂っていた。不動ノ峰・棚沢ノ頭を越えて進むと、クサリ場となる鬼ヶ岩ノ頭の岩場になる。ここを慎重に下ると、目の前には丹沢最高峰の蛭ヶ岳が悠々と構えている。周囲に樹木が増えてくると蛭ヶ岳に到着する。山頂の北東側には、宿泊地となる蛭ヶ岳山荘があり、私たちは中に入って宿泊手続きを済ませた。山荘では朝食が5時半、夕食が17時半、消灯が20時だった。山荘のテレビで翌日の天気を確認し、19時半には寝た。真夜中に起きて外に出て見ると、檜洞丸方面に富士山が確認され、登山者のライトが山頂まで続いていた。
8月16日
 
4時に起床した。日の出後は富士山が赤く染まる様子を見ることができた。朝食を食べ、身支度を整えて山荘をあとにした。蛭ヶ岳からは急な下りとなり、一気に300m下がる。この下りは慎重に行きたい。ミカゲ沢ノ頭まで登ると、臼ヶ岳の手前までは比較的平坦となり、ブナ林が見られる。臼ヶ岳山頂付近には、シカの食害防止の柵が設置されていた。このような柵は花立付近や不動ノ峰でも確認された。
 臼ヶ岳から檜洞丸までには、神ノ川乗越と金山谷乗越のコルがあり、このコルの間はヤセ尾根となっていた。金山谷乗越からは急な登りとなり、傾斜が緩くなると周辺の樹木が急に少なくなる。しばらく進んで青ヶ岳山荘を過ぎると、檜洞丸に到着した。周辺にはマルバタブキの群生が目に付いた。檜洞丸から南に進んで行くと比較的平坦部にブナ林がある。この部分には登り下り用の木道が設置されていた。
 しばらく進むと西丹沢自然教室方面と玄倉方面との分岐があり、西丹沢自然教室に目指した。ここからは、急な下りとなる。1,100m地点には展望園地があり、ここからは富士山を見ることができた。さらに下り、沢の流音が聞こえてくるとゴーラ沢出会となる。登山道は、昨年と同様に壊れたままである。東沢を渡るとピンクテープの目印を取り付けた登山道の続きがある。ここから平坦な登山道を約1時間歩くと目的地終点の西丹沢自然教室に出る。ここから道路沿いに南へ向かうとキャンプ場管理棟があり、その隣に富士急行バス停ある。
(H.K)


概念図



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