Fukushima toukoukai Home page
No.4302
芝山 819.2m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
しばやま 地形図 竹貫

トップハイキング>芝山

山行期間 2009年11月22日(日)
コースタイム 芝山自然公園駐車場・遊歩道入口(7:46)→富士見台コース入口(7:56)→迎清水(8:08)→芝山観音(8:20)→芝山・富士見台(8:35,8:42)→山頂駐車場・猿子平(8:44,8:55)→ふれあい清水(9:09)→芝山自然公園駐車場・遊歩道入口(9:19)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
芝山自然公園駐車場の遊歩道入口 案内図にはこれから歩く富士見台コースのルートも載っている 遊歩道はこんな感じの道
富士見台コースの案内板 歩き始めて20分ほどで迎清水 案内図にもある一本ブナ
ブナの広場にはベンチもある 芝山観音から尾根歩きになる 岩尾根の案内柱
山ツツジの丘までくると山頂に立つ展望台が見えてくる 芝山の山頂の展望台・富士見台 展望台の北側に三角点はある
富士山の方向を示す標識 山頂駐車場にある案内図 猿子平はキャンプやバーベキューもできる広場になっている
山頂駐車場の下にあるトイレ 遊歩道を下ってくると「ふれあい清水」がある 休むに良いテーブル状の石に座って、広々とした「いわき市営牧場」を見る

行動記録
 芝山は、いわき市の西方に位置し、平田村、古殿町と境を接する。登山口はいわき市営牧場側の他に古殿町にもあり、どちらも車道が山頂までついている。今回は車道をあまり歩かないですむように、いわき市営牧場側の駐車場に車を駐めて遊歩道を登ることにした。
 国道349号線の上三坂から県道20号線・いわき上三坂小野線に車を乗り入れる。しばらく進むと「芝山自然公園」の大きな看板が出てくるので、右に入ると道は「いわき市営牧場」へと向かう。芝山の山頂へ向かう車道をやり過ごすと大きな駐車場に着く。ここが芝山遊歩道入口となっている。
 駐車場は結構な台数を駐めることができる。身支度をして出発、遊歩道を歩き始める。道はすぐに舗装道路に出る。手前に座るにちょうど良いテーブルのような石がある。ここからいわき市営牧場が見渡せる。次にスズメバチのため通行止めになっている箇所は道路を歩き、富士見台コースへの案内板の所へ出る。右が富士見台コースだ。少し進むと「富士見台コース入口」の標柱が出てくる。ここから登山道になる。以前からの遊歩道は道路を何回も横断するのに対して、こちらの富士見台コースは山頂まで山道なので、登山の気分が味わえる。
 10分ほど登っていくと「迎清水」がある。もう渇水期に入っているが水は出ていた。次に出てくるのは一本ブナ、太い木はこれだけなのでわかりやすい。ブナの広場までトラバースするように進んだが、ここを過ぎると芝山観音まで尾根を真っ直ぐ登るようになる。真っ直ぐ登ると言っても5分ほど。
 芝山観音まで登ってくると道は尾根通しとなりアップダウンをしながら芝山の山頂を目指すようになる。途中には「岩尾根」、「山ツツジの丘」などの名前がつけられて場所がある。山ツツジの丘まで来ると芝山の展望台・富士見台が見えてくる。山頂はもうすぐだ。
 8時35分、展望台の建つ芝山に着く。歩き始めて50分ほどの道程だ。三角点は展望台の北側にある。写真に収めてから展望台に上がった。見晴らしは最高によい。天気が良くなくてもこれだけ見えるのだから晴れている日はもっと気持ちがよいと思う。しばし眺めを楽しんでから下山にかかる。
 遊歩道を山頂駐車場へ向かって降りていく。山頂駐車場へは10台程度の車を駐めることができる。一段下にはトイレも整備されている。道路を横切って猿子平へ上がる。ここはキャンプ場、バーベキュー広場などになっていて、釜戸やな南側にはあづまやや炊事場、トイレもある。誰もいない猿子平は、本当に広々している。
 しばし休んでから下山にかかる。舗装路は出来るだけ歩きたくないので、猿子平の東側の斜面についている遊歩道を降りることにした。すぐに道路と合わさるが、遊歩道は舗装路を横断するようについているので、舗装路を歩くことなく降りることができる。しばらくして舗装路に出ると「ふれあい清水」に着く。渇水期だが水はほどほどに出ていた。水が涸れることはなさそうだ。
 スズメバチのエリアは舗装路を歩き、富士見台コースからの分岐を合わせ遊歩道に戻る。猿子平から下り始めて25分ほどで遊歩道入口の駐車場へと戻った。山頂まで泥はついているものの遊歩道には自然が残っており、花の時期にまた訪れてみたいものである。家族連れで桜やツツジの時期に来てみるのも良いかもしれない。(I.I)


概念図



Copyright(C) 2009 福島登高会 All Rights Reserved.