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No.4381
郭公山 447.8m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
かっこうやま(ほととぎすやま) 地形図 成子内

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山行期間 2010年5月29日(土)
コースタイム 乙次郎林道・郭公山入口(11:16)→郭公山(11:42,11:50)→乙次郎林道・郭公山入口(12:12)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
郭公山の登山口 前橋営林署の保安林の標識 山頂まであと1.0kmの標識
モミノキとミズナラの林 郭公山の山頂 山頂には三等三角点がある
郭公山のプレート 太平洋が一望できる 山頂を示す標柱

行動記録
 変わった名前で以前から気になっていた。郭公山は楢葉町のほぼ中央に位置するが、太平洋側の国道6号線沿いの町の中心部からは西方へ5kmほどのところにある。県道いわき浪江(35号)線大谷から「乙次郎11km」の標識に導かれて途中から未舗装となる乙次郎林道を進むこと約5kmで郭公山の登山口に着く。
 登山口には「郭公山入口」の看板が設置され、反対側の一段高いところに駐車場がある。旨く駐めれば4〜5台は駐められそうである。看板には郭公山の呼び名が「ほととぎすやま」になっている。国土地理院の点の記は「郭公(かっこう)」と記されている。
 最初は幅の広い作業道のような道を進む。周りはアセビの木、次にモミノキ、ミズナラなどで、下草の生えていない鬱蒼とした林の中を進む。あまり高低差は無く、緩やかにアップダウンを繰り返しながら進む。道はいつの間にか幅の広い作業道から登山道へと変わっていた。途中に「山頂まであと1.0km」の標識があり、山頂への登りにかかるところで道は二つに分かれる。どちらを言っても山頂に着くが。最初は左に入ってみた。右からの道と合わさり、すぐに郭公山の山頂へと飛び出した。山頂には三等三角点と標柱があり、東側は刈払われていて太平洋が一望できる。日頃海など見たこともない私にとっては新鮮な眺めだ。
 どうも今日は寒気が入っていて不安定な雲行きである。近くの山の予備調査もしたいので眺めを楽しんですぐに下山することにした。帰路は一旦南東側へ下り、右に折れて登ってきた道と合わさる。後は緩やかにアップダウンを繰り返し登山口へと戻った。
 郭公山を登り終えてから、点の記のデータを元に、乙次郎の萩塚山、松ヶ丘の羽山の予備調査をしたが取付点を見つけ出せないままに退却した。藪漕ぎすれば難なく登れる里山も、地元の人が登っている踏跡を探し出すのは至難の業である。低山歩きは何年やっていても難しい。(I.I)

概念図



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