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No.4428
飯豊・清掃登山 三国岳 1644mピーク
山行種別 無雪期一般
いいで・せいそうとざん 地形図 川入、大日岳

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山行期間 2010年9月11日(土)→12日(日)
コースタイム 9月11日 小白布沢登山口(6:10,6:32)→横峰分岐(7:48)→三国小屋(9:38,10:00)→切合小屋(11:12)清掃活動 宿泊
9月12日 切合小屋(7:00)→三国小屋(8:00,8:10)→横峰分岐(9:15)→小白布沢登山口(10:15)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
川入分校前に集合 小白布沢登山口が出発点 横峰の分岐
地蔵清水で喉を潤す 剣ヶ峰の登り 剣ヶ峰の標柱
会津盆地を見下ろす 三国小屋で休憩 切合小屋
集めたゴミはブルーシートで覆った マツムシソウ

行動記録

9月11日(土)
 今回は、何度もお世話になっている飯豊山に恩返しのつもりで参加を決めた。仕事の都合で自宅を朝3時00分に出発OさんとSさんを拾って北方へと向かった喜多方山想会の方と待ち合わせの5時に間に合うように車を走らせた。時間に間に合ったつもりが、待ち合わせ場所を間違えてしまい、最初からご迷惑を掛けしてしまった。
 喜多方からは45分ぐらいで川入の分校に着いた。何も分からず参加したわけだがこの行事は山都町の主催で、参加団体は私たちの他は全て地元の山岳会総勢約26名だった。清掃用の軍手とトングが支給され5時55分出発した。登りはじめは小白布沢登山口で、いつもは施錠されているゲートは開放してもらっていた。。小白布沢登山口は、きれいな舗装道路から左に登ったところにある。6時10分到着。
 準備を済ませた人たちから順次出発、沢を何本か越えてから急な登りになるが1時間20分ほどで横峰小屋跡の近くに出た。川入キャンプ場からだとここまで約3時間は掛かる。
 一休みして出発。地蔵清水で水分補給をする。地蔵清水は猛暑のためか水量が少なかったが、冷たく、やっぱりうまい水だった。剣ヶ峰では今回の参加団体の方が昨年亡くなった山仲間に手を合わせていた。正確には分からないが私が飯豊山に年に何度か通うようになってから少なくとも3名の方が亡くなっていると聞いた。
 足元に注意しながら剣ヶ峰を通過、三国小屋まで上がってくると会津盆地が遠くに見える。三国小屋で長めの休憩を取る。山慣れしている人たちばかりなので三国小屋を出て1時間10分程で切合小屋に着いた。
 少し休んで12時30分から小屋の周りの清掃作業を始める。最初に作業の説明を聞く。天候が不安定なので14時30分までの2時間の予定で作業を開始する。作業の中心は水場の下の部分で2時間弱の作業で約1tのゴミが集められた。
 小屋のゴミはごく最近までは小屋の近くに埋められていた。勉強不足なので何ともいえないが時代が変わり、今では自分のゴミは自分で持ち帰る。山にあるゴミは降ろして処分することが当然のようになってきている。まさに時代が変わったと言うことなのだろうと思う。
 清掃登山のメンバーは無料で宿泊。各会それぞれ夕食を済ませ、19時にはほぼ就寝した。ツアー登山の方々もいたので小屋の中は暑いと感じるぐらいだった。夜中はかなり強く雨が降っていて何度も目を覚ました。
9月12日
 雨は昨夜ほどではないもののまだ降り続いている。今日の作業は中止と決まり、一足先に帰らせていただくことにし小白布沢登山口へと戻った。無事下山し車でゲートまで来たところ、ゲートは施錠されていた。たまたま通りかかった方にゲートの鍵を持っている民宿を教えてもらいなんとか出ることができた。時間がタップリあったので「飯豊の湯」でゆっくり温泉に浸かり、山都町で蕎麦を食べ余裕をもって帰宅した。(Y.K)


概念図



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