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経塚山 242.0m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
きょうづかやま 地形図 福島南部

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山行期間 2011年6月15日(水)
コースタイム 大蔵寺のしだれ桜(16:04)→大蔵寺(16:15)→しのぶの細道縦走路(16:26)→経塚山(16:29)→縦走路(16:32)→休憩小屋(16:35)→五輪石分岐(16:41)→的場石(16:49)→大平山貯水池入口・案内板(17:02)→大蔵寺のしだれ桜(17:22)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
麓から見る経塚山 大蔵寺のしだれ桜 草むらに隠れた石碑
石の塔婆 大蔵寺の参道を登っていく 新国道114号線の小倉寺観音歩道橋
大蔵寺の小倉寺観音入口 手洗い場 大蔵寺の案内図
大蔵寺の説明板 大蔵寺 大蔵寺手前左側の山道に入る
大蔵寺の裏は竹林 経塚山の四等三角点 「しのぶの細道」の縦走路
休憩小屋 北側の眺めがすばらしい 五輪石への分岐点
的場石への標識 太平山山頂の的場石 大平山貯水池
道路に出ると弁天山と大蔵寺への標識がある 案内の標柱 しのぶの細道弁天山周辺案内図
大平山貯水池入口の階段 自転車・歩行者専用道路を歩いて大蔵寺のしだれ桜へ戻る 堰に沿って自転車・歩行者専用道路はついている

行動記録
 しだれ桜で有名な大蔵寺の裏山である「経塚山」に登ってみることにした。車だと弁天山公園南口の駐車場から歩き始めるか、大蔵寺の参道入口か境内の駐車場に車を置かせてもらう方法もある。今日は自転車なので、もう一段下の大蔵寺の「しだれ桜」を出発点にすることにした。
 路肩に自転車を駐めて草むらに覆われた石段を登る。頭上には大きなシダレザクラが青々とした葉をつけていた。これが春には見事な花をつける「大蔵寺のしだれ桜」である。参道は石の塔婆があるお墓の間の坂道を登っていく。鬱蒼とした雑木林を抜けると、新しい国道114号線に飛び出す。参道はここで寸断されるが、「小倉寺観音歩道橋」を渡ると参道はつながっている。道をもう一段上に上がると太平山貯水池からの道路に出る。ここが普段の大蔵寺参道入口である。左側に数台の駐車スペースがある。
 標識に導かれて石段を登っていくと左に手洗い場があり、もう一段上には大蔵寺の駐車場がある。大蔵寺の境内には国指定重要文化財の「千手観音」などの、多くの文化財がある。また、伝説をもつ「稚児桜(ちござくら)」などもある。境内に入るだけであれば拝観料は無料なので、大蔵寺の方がいらっしゃればひと言断ってから入らせてもらうと良い。今日は大蔵寺が目的でないので境内には入らなかった。
 経塚山は大蔵寺の裏山になる。稜線には「しのぶの細道」の縦走路があり、縦走路に乗るには「しのぶの細道弁天山周辺案内図」にある大蔵寺の東側の道を登るか、西側の道を登る。今回は大蔵寺の案内板手前の参道から山に入る道を選んでみた。こちらの方が登山道ぽくって感じが良い。少し登ると大蔵寺の竹林を右下に見て登るようになる。縦走路まではすぐである。
 経塚山へは、「しのぶの細道」の縦走路に出たら、そのまま突っ切って山頂を目指す。特に踏跡があるわけでもないが、あるくに支障はない。一番高いところを目指していくと三角点に到達する。出発点の「しだれ桜」から写真を撮りながらゆっくり登ってきても30分とかからない。
 三角点を確認したら太平山の的場石へと向かう。しのぶの細道は結構歩かれていて道はしっかりしている。すぐにあづまやの休憩小屋に着く。アカマツに囲まれて見晴らしは無い。縦走路に戻ってすぐの所が、北側が大きく開けるていて福島市街が一望できる。
 木々に囲まれた気持ちの良い縦走路は続く。経塚山を下っていくと「五輪石」の分岐に出る。ここは岩が五つの石が積み重なったような奇岩がある五輪石稲荷への道だ。最近は歩く人も少ないのだろうか、下草がうるさいようである。
 縦走を続ける。森林浴を楽しみながらアップダウンしながら緩やかに下っていくと案内標識のある「的場石(まといし)」の分岐に着く。導かれて右に入るとすぐに的場石と言われる大きな岩と、その脇には祠がある。岩は火山岩の一種で安山岩のようだ。ここが標高148mの大平山になるが、特に案内標識は無い。「しのぶの細道」の縦走路は一旦ここで終わりジグザグに高度を下げる。途中で大平山貯水池へのコンクリート階段があり、ここからは貯水池を通っても、ジグザグの遊歩道を下ってもどちらでも良い。下の道路に出てから一旦、「しのぶの細道弁天山周辺案内図」のある大平山貯水池の入口まで行って写真を撮った。さらに縦走を続けるのであれば「弁天山公園南口」へ向かえば良い。
 帰路は自転車歩行者専用道路として整備されている堰を通って出発点へ戻ることにした。住宅地を下っていくと、左に「自転車歩行者専用道路」の標識がある。狭い路地を入ると、すぐに流水路に出て、その脇が自転車歩行者専用道路になっている。のんびりと犬の散歩をしている人もいれば、ウォーキングをしている人もいる。地図を見ながら堰から右に折れ、自転車を置いきた「大蔵寺のしだれ桜」へと戻った。ゆっくり歩いても1時間半とかからなかった。時間が許せば、大蔵寺や五輪石稲荷など見所も多い。花見の季節には「弁天山公園のソメイヨシノ」「大蔵寺のしだれ桜」「大蔵寺境内のソメイヨシノや稚児桜」などがすばらしく楽しみはもっと増える思う。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青



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