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No.4510
箕輪山 1728mピーク(1718.4m三等三角点峰)
山行種別 無雪期一般
みのわさん 地形図 安達太良山

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山行期間 2011年6月5日(日)
コースタイム 塩沢スキー場(8:08)→馬返し(8:23)→見晴し岩(9:12)→僧悟台・霧降滝分岐(9:37)→東鴉川(10:20,10:25)→笹平(10:46)→箕輪山(11:09,11:22)→笹平(11:35)→東鴉川(11:51)→僧悟台・霧降滝分岐(12:17,12:19)→見晴し岩(12:35)→塩沢スキー場(13:13)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
塩沢スキー場から歩き始める 馬返しから湯川へ折れる 湯川の徒渉点、丸太橋がある
草履沼 イワカガミ 見晴し岩の標識
木々の間から視界が開ける ムラサキヤシオツツジ ミツバオウレン
霧降滝分岐 登山道は深くえぐれている シャクナゲが見事
東鴉川右岸の尾根道 シュウジョウバカマ 東鴉川の徒渉点
まだ雪が残る ミネザクラが咲いていた 笹平はガスの中
箕輪山を目指して最後の登り ガスで何も見えない箕輪山 三角点は東方200mのところにある

行動記録
 冬には何度となく訪れる箕輪山だが、花の季節は初めてである。僧悟台のシャクナゲを見たくて登ってみた。車を塩沢スキー場の登山者用駐車場に駐めて歩き出す。
 スキー場を抜けて林の中に入るとホッとする。15分ほどで馬返しの分岐に着くので右に折れ、湯川へと下って行く。湯川には丸太で作られた橋があるので濡れることは無い。対岸に渡り一段高いところに出ると草履沼と出合う。ここは窪んだ湿地で沼と呼ばれるほど水は溜まらない。
 登山道は2万5千分の1地形図とは異なって湯川左岸の斜面をトラバースするように登って行く。途中、小沢が入り水も補給できる。小沢を過ぎると登山道はジグザグに高度を上げる。急坂を20分ほど登ると道はようやく緩やかになり、ミズナラの林を進んで行く。9時12分、見晴し岩に着いた。北東側が開けて麓が見える。
 この先、少し登るが、その後は霧降の滝への分岐まで平らな道が続く。花の写真を撮りながらのんびりと歩き、1時間30分かかって僧悟台の霧降滝分岐に着いた。参考コースタイムでは1時間20分だから、よくよくゆっくり登ってきたことになる。
 僧悟台はシャクナゲ平とも呼ばれているのだから、さぞかし一面花が咲いているのだろうと思ってきたが、僧悟台のシャクナゲは花をつけていなかった。期待はずかと思ったが東鴉川右岸の尾根道に乗るとシャクナゲに囲まれた登山道を進むことになる。1505mの支尾根を越し、東鴉川に降りて少し休む。この先、雪が出てきた。ガスも出てきて次の夏道が見えないので注意しながら進む。笹平への登りにかかると雪が無くなり、夏道を見つけることが出来た。東鴉川の徒渉点から笹平までは20分ほどだ。ここの残雪の斜面は、スリップしても下部は東鴉川の笹の緩斜面なので心配ない。
 笹平に着いた頃には周りはガスで何も見えなくなっていた。今日の目的は箕輪山なので、のんびりと山頂を目指す。風は思ったより弱かった。箕輪山に着いたが、ガスで覆われ何も見えない。天気が良ければ360度の大パノラマなのだが、残念。三角点だけ確認しようと歩き出す。低木の間に踏跡があるので、それを頼りに東側に200mほど進む。少し下り始めたところに点名「箕輪」の三等三角点がある。興味のある人はどうぞ。
 天気も悪いので、箕輪山の三角点を確認しただけで下山することにした。帰りは登ってきた道を戻るが、東鴉川源頭の残雪は下山時には要注意だ。夏道を確認したら、もう迷うところも無い。ゆっくりと花を見ながら塩沢スキー場へと戻った。(I.I)

概念図

トラック コース=赤



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