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No.4531
鳥海山 新山 2236mピーク
山行種別 無雪期一般
ちょうかいさん 地形図

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山行期間 2011年7月31日(日)
コースタイム 鉾立(5:25)→鉾立展望台(5:37)→賽の河原(6:39,6:52)→御浜小屋(7:26,7:38)→御田ヶ原(7:53)→千蛇谷(8:45,8:55)→御室小屋・大物忌神社(10:13,10:19)→新山(10:38,10:47)→御室小屋(11:16,11:34)→千蛇谷(12:27)→七五三掛(12:45,12:54)→御浜小屋(13:38,13:42)→賽の河原(14:08,14:17)→鉾立(15:10)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
象潟口(鉾立)の登山口 鉾立展望台からは山頂がよく見える 賽の河原手前から上部を見上げる
賽の河原 御浜小屋へ到着 鳥海湖はカルデラ湖
御田ヶ原から一旦下る 千蛇谷への分岐 梯子を使って七五三掛のトラバースルートへと下る
千蛇谷へ降りると暑さから解放される 御室への登り 御室小屋・大物忌神社
険しい岩の間を下る まさに胎内くぐり 新山の山頂
大物忌神社へ戻って昼食 鉾立にあるTDKの保養所・東雲荘 前日に泊まった鉾立山荘

行動記録
 福島は南会津を中心に記録的な大雨に見舞われた。おかげで合宿で恋ノ又川へ行く予定が途中の国道が寸断され中止を余儀なくされた。自然が相手なのでしかたがない。せっかくの休みなので前線の影響が少ない鳥海山へ行ってみることにした。震災と原発事故の放射能のストレスから逃れるためには山が一番都合がよい。メンバーはいつの間にか増えて、8人の大所帯になった。
 早めに福島を発ち鳥海山ブルーラインの鉾立には明るいうちに着いた。今日の泊まりは「鉾立山荘」だ。1部屋を与えられのんびりとした時間を過ごす。
 鉾立山荘でゆっくりと休養が取れたので、いつもの寝不足感は無い。鉾立ルートは山頂まで長いものの変化に富んでいるので人気も高い。駐車場には多くの登山者が出発の準備をしていた。登山道はこの上の鉾立展望台まではコンクリート舗装されている。展望台までは10分ほどの道程で、観光客の人たちも登ってくる。
 ここまでまで来ると鳥海山が良く見える。奈曽川を眼下に白糸の滝も見ることが出来る。コンクリート道はここで終わり木道を過ぎると普通の登山道になる。すぐに石畳の道になり尾根伝いに登っていく。賽の河原が近づくとニッコウキスゲが出てきて、場所によっては斜面全体がニッコウキスゲのお花畑になっていた。賽の河原でのんびりと休憩してから御浜神社を目指す。一旦石畳はとぎれるが、すぐに階段状の石畳の道になる。春スキーのイメージしかないので何処を歩いても新鮮な感じがする。賽の河原から御浜小屋までは30分ほどの道程である。石畳の道が緩やかになると御浜(おはま)神社の鳥居が見えてくる。鳥海湖を見下ろして休憩を取る。ヨツバシオガマやシャジン、クルマユリなど花がたくさん咲いていて飽きることはない。
 多くの登山者で賑わう御浜小屋を出発し東へ向かう。岩の尾根道を登って扇子森(せんすもり)の上部・御田ヶ原(おだがはら)に出る。正面には新山が見えるのだが時折ガスがかかり、それはそれで感じがよい。コルの御田ヶ原分岐で鳥海湖の南岸からくる道と合流する。ここから再び登りになる。八丁坂(はっちょうざか)を登り七五三掛(しめかけ)まで来ると、ここでも多くの登山者が休憩していた。春スキーの時は、ここからトラバースして千蛇谷へ降りるのだが、夏は外輪山コースをさらに高度を上げてから道を分ける。以前は、七五三掛が分岐点となっていたが、千蛇谷コースへの入口が一部崩落したため現在のルートになったようだ。今の道は迂回路として外輪山コースを七五三掛から50m程登ったところに千蛇谷へ下りる道が作られている。ハシゴを下り元のトラバースルートまで高度を下げる。
 千蛇谷には雪渓が残っていて、しばしの間暑さから解放される。七五三掛で休憩してこなかったので、冷気で霧のかかる千蛇谷で休憩を取った。
 千蛇谷を横切り右岸の登山道を登っていく。緑の多い登山道を過ぎ、外輪山の尾根が高さを感じなくなる頃にガレ場のジグザグ道を登るようになる。御室(おむろ)小屋はもうすぐである。御室小屋の奥には鳥海山大物忌神社(おおものいみじんじゃ)御本社がある。その背後には鳥海山の最高峰・2236mの新山がそびえ立つ。
 新山の山頂へはペンキの矢印を頼りに岩場の急坂をよじ登るように進む。岩を積み上げたようなコースで、ペンキの印がないと何処を登っていったらよいかわからない。大きな岩の間を抜けるところもある。雪の時期は簡単に登ってしまう新山だが、夏の方が難しい。コースを見つけながらゆっくり登ると良い。御室小屋から20分ほどで山頂へ着いた。狭い山頂では登山者が交代で登頂記念の写真を撮る。頼まれて写真を撮ってあげたら次から次とお願いされてしまった。
 岩場を注意しながら下り、御室小屋のところの広場で昼食にした。すぐ脇にはチョウカイフスマが当たり前のように咲いていた。下山は登ってきた道を戻るだけだが、花がたくさん咲いていて写真を撮りながらなのでなかなか進まない。七五三掛で休み、御浜小屋で休憩、賽の河原でまた休憩、鉾立に戻ったのは15時を回っていた。今回は花を楽しむのが目的でもあり、充分に鳥海山の自然を満喫することができた。途中、大平山荘で汗を流してから、放射線量の高い福島へと戻った。(I.I)

鳥海山で出会った花 写真は拡大して見ることが出来ます
ホタルブクロ ニッコウキスゲ ヨツバシオガマ
ハクサンシャジン クルマユリ シャクナゲ
トウゲブキ タカネトウウチソウ ハクサンイチゲ
アオノツガザクラ ミヤマキンバイ チョウカイフスマ
カラマツソウ ジュウモンジソウ ハクサンフウロ
イワイチョウ チョウカイアザミ ミヤマリンドウ


概念図

トラック コース=赤


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