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No.4689
台倉高山 2066.7m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
だいくらたかやま 地形図

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山行期間 2012年9月30日(日)
コースタイム 馬坂峠(7:05)→水場(7:25)→鹿の休み場(7:48,7:55)→三段田代(8:19,8:24)→台倉高山(9:19,9:43)→三段田代(10:34,10:40)→鹿の休み場(10:56)→水場(11:13)→馬坂峠(11:28)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
馬坂峠に出来た休憩所付きのトイレ 馬坂峠は台倉高山と帝釈山の登山口になっている 最初は樹林帯の登り
このルート唯一の水場 40分ほどで鹿の休み場に着く 三段田代の草紅葉
木道も整備されている 小沢にかかる木道の橋 この湿原まで来ると台倉高山の山頂は近い
2時間ちょっとで台倉高山に着く 帝釈山方面は雲に隠れていた 色づき始まり秋を感じさせる

行動記録
 台倉高山に初めて登ったのは今から27年前になる。舟岐川の十左衛門沢を溯行し台倉高山の三角点を踏んでから越ノ沢を下降した。当時は微かな踏跡を頼りにヤブ漕ぎしながら登った台倉高山だが、平成8年に栃木県とを結ぶ帝釈山保安林管理道が整備され、登山道も刈払いがなされた。今では登山道に標識も整備され、ハイキングルートとして多くの登山者が訪れるようになった。また、尾瀬や帝釈山・田代山などが独立して尾瀬国立公園となってから、馬坂峠には休憩所付きのトイレも作られた。
 7時05分、馬坂峠から台倉高山に向かって登り始める。登山道はオオシラビソの樹林の中を緩やかに登って行く。1898mピークの西側をトラバースするように登って行くと15分ほどで小沢に着く。岩からわずかに滴る程度だが冷たくて美味しい。今の時期は渇水期にあたるが、しっかり水は取れる。
 緩やかな2033mピークには三段田代がある。今は花の時期ではないが、草紅葉がちょうど見頃だった。そう言えば、もうは9月下旬で、この山域では雪が降ってもおかしくない時期である。登山道は木道も整備され、ずいぶんと歩きやすくなった。小沢に架かる木道の橋を渡り、山頂手前の湿原を過ぎ、山頂手前のピークをトラバースして進むと台倉高山に着く。山頂には三等三角点があり、見晴らしもまずまずである。帝釈山方面をふり返ると、帝釈山は雲に隠れて見えなかった。それでも深い森に覆われた南会津の山々の眺めは心が落ち着き何とも言えない気持ちにさせてくれる。静かな山頂でのんびりした時間を過ごしてから登山口へと戻ることにする。休憩も含めて往復4時間30分ほどの行程だ。私たちは馬坂峠に戻って少し休んでから、帝釈山を往復することにした。(I.I)

概念図

トラック コース=赤


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