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No.4694
七ヶ岳 1635.8m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ななつがだけ 地形図

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山行期間 2012年10月8日(月)
コースタイム 黒森沢(護摩滝)登山口(6:03)→作業道分岐(6:30)→護摩滝(7:24)→黒森沢分岐(8:06)→尾根分岐(8:23)→七ケ岳山頂(8:36,9:00)→1558m標高点ピーク(10:06)→下岳(10:43,10:57)→古内登山口分岐(11:43)→下岳登山口(12:15)→黒森沢(護摩滝)登山口(13:02)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
黒森沢登山口に車を置いて歩き出す 最初は車も通れる作業道を進む 作業道から登山口へと入る
沢へ下りる 沢沿いに護摩滝まで進む 護摩滝の上部はナメが続く
途中で左の枝沢へ入る 枝沢から後をふり返ると紅葉がきれい 稜線から「たかつえ」方面を見る
七ヶ岳の稜線は遮るものもなく素晴らしい眺め 七ヶ岳山頂 山頂には一等三角点がある
眼下の紅葉は見事 これから向かう下岳方面 七ヶ岳をふり返ってみる
途中の登山道 1558m標高点の石柱 紅葉はみごろ
下岳の山頂 遠方まで見渡せる 鬱蒼とした林の中もある
ガマズミ 古内登山口への分岐 緩やかになると下岳登山口も近い
下岳登山口の標柱 林道七ヶ岳線をのんびりと歩く 「かのはたはし」までくると駐車場はすぐ

行動記録
 七ヶ岳は南会津町・旧田島町の南西に位置する。登山口は黒森沢登山口と羽塩登山口、それに高杖スキー場からの道と下岳登山口、古内登山口もある。黒森沢、羽塩の両コースは途中が沢歩きになるので登りのコースとして使った方が安全である。今回は車を置いて循環できる黒森沢コースを登って下岳登山口に下りるルートをとった。
 最初は車も通れる幅のある作業道を進む。30分ほどで作業道が右に折れ登山道が分かれる。案内標識も良く整備されているので間違うことは無い。さらに40分ほど登山道を進むと黒森沢に出る。ここから沢の中を歩くようになる。雨天時には増水するので充分注意したい。まもなく護摩滝が見えてくる。護摩滝は左岸(右側)に登山道がありロープも張ってある。足場はあまり良くない所もあるので滑らないようにゆっくり登ろう。だいぶ前になるが、最初に登ったときは道がハッキリしなくて護摩滝の右岸を捲いて登ったこともある。滝の上はナメになっていて登山靴だと滑りやすい。右側にロープが張ってあるので、ロープとネマガリダケをつかみながら慎重に進む。やがて傾斜も緩くなる。30分ほど歩くと黒森沢は極端に細くなり、左に枝沢を分ける。登山路はこの枝沢を登る。黒森沢はテープで塞いであり案内標識もあるので心配ないと思うが、国土地理院の2万5千分の1地形図の登山道は黒森沢を源頭まで続いているように記載されているので注意したい。
 水の流れていない枝沢を登っていくと、やがて沢から離れ尾根に出る。ここが「高杖スキー場」からの道の合流点だ。左に尾根伝いに進むと、すぐに羽塩からの道を合わせる。七ヶ岳の山頂はすぐである。
 8時36分、歩き始めて2時間30分ほどで七ヶ岳の山頂に着いた。風もなく展望の利く山頂からの眺めはすばらしい。朝ご飯を食べないで登ってきたので、お湯を沸かしゆっくりと食事を取った。
 次は下岳へ向かって七ヶ岳の縦走路を歩く。七ヶ岳と言うだけあって、いくつものピークが連なる。見晴らしの利く尾根伝いに四番岳と呼ばれる1558m標高点へと進む。1558m標高点のピークを下ると、下岳へは樹林帯の中を進むようになる。周りの木々がほど良く色づいている。下岳からの眺めも素晴らしい。
 さらにこの先、古内登山口との分岐までアップダウンを繰り返しながら樹林帯の中を歩く。11時43分、古内登山口と下岳登山口との分岐に着く。左に折れ林の中の急斜面を下って行く。20分ほど下りると登山道は平坦になり、林道七ヶ岳線と平行するように尾根伝いに進む。下岳登山口はもうすぐである。
 分岐から30分ほどで林道七ヶ岳線の下岳登山口に着いた。そこは富貴林道の分岐にもなっていて、車も数台は駐車できる。私たちは黒森沢の登山口に車を置いてきたので、ここから林道歩きである。途中の小沢で喉を潤し、45分ほど歩いて黒森沢登山口の駐車場へと戻った。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青


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