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No.4716
東堂山 668.1m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
とうどうさん 地形図

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山行期間 2012年11月25日(日)
コースタイム 満福寺駐車場'14:04)→観音堂(14:13)→あづまや(14:20)→東堂山(14:31)→ふれあいの森分岐(14:38)→満福寺駐車場(14:50)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
東堂山のスギはふくしま緑の百選にも選ばれている 立派な仁王門がある 鐘楼から仁王門を見る
観音堂 ふれあいの森公園まで遊歩道が整備されている 遊歩道のスタート地点の五百羅漢
あつまや 見通しの利かない山頂も、落葉すると周りの山が見える 東堂山の山頂には四等三角点がある
ふれあいの森公園への分岐 満福寺への下山路 満福寺の駐車場脇にある「東堂山野鳥の森」案内板

行動記録
 東堂山は小野町の北西に位置し、阿武隈高原中部県立自然公園の一部にもなっている。出発点となる満福寺の境内には「昭和の五百羅漢」が納められていることでも有名である。また、仁王門、大石垣の上に建つ鐘楼や毘沙門堂、観音堂など、静かなたたずまいの中に立派な建造物がたくさんある。建造物を見に休日にはわざわざ遠くから訪れる人もいる。また、満福寺の由緒についてはお寺のホームページに詳しく載っている。
 今日登る東堂山は、満福寺の裏山である。駐車場に車を置き、身支度をして石段を登りはじめる。ますは右の仁王門に進む。立派な建物だ。次に仁王門をくぐり石段を登ると大きな石垣の上に建つ鐘楼が見える。なかなかの風格である。石段を上がりきると左に毘沙門堂と地蔵尊が、目の前には東を向いて建てられている観音堂がある。観音堂も立派な建物で、中には東堂山観音堂本尊仏(正観世音菩薩)が祀られている。
 遊歩道は、ここから五百羅漢を通って、「緑とのふれあいの森公園」まで続いている。また、東堂山を一周するように駐車場まで戻ってこれる登山道もある。今日は三角点を踏んでから満福寺へ戻る予定である。あづまやを過ぎると左の斜面に微かな道がついている。ここが三角点のある山頂への入口になっている。急な斜面に取り付くと踏み跡がハッキリしてくる。一番高い所を目指して登っていくと、木立の中に東堂山の四等三角点がある。普段は見晴らしは無いが、晩秋のこの時期になると落葉し、わずかだが北側が開けて見える。放射線量を計測し、三角点を写真に収めてから下山にかかる。登ってきた道を戻っても良いし、西北西に延びる尾根を緩やかに下っても良い。登山道があるわけではないが、道形は残っているので、多少ヤブっぽいが歩くに支障は無い。
 尾根伝いに「ふれあいの森公園」分岐まで進む。先ほどの遊歩道に出て、少し行くと標識のある「ふれあいの森公園」分岐に着く。ここからルートを左に取って満福寺の駐車場に戻ることにする。木々の間を結構歩いたかなと思う頃に道は左の満福寺駐車場へと向かい、少し登り返すと駐車場に着く。
 東堂山のスギ林は徳川時代中期に植えられたもので250年〜300年と言われている。参道を車で登ってくる途中も立派なスギ林で、ふくしま緑の百選にも選ばれていて、一見に値する。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青


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