Fukushima toukoukai Home page
No.4834
徳ヶ森 293.8m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
とくがもり 地形図

トップハイキング>徳ヶ森

山行期間 2013年8月11日(日)
コースタイム 駐車場(8:46)→南・西登山路分岐(9:57)→徳ヶ森山頂(9:17,9:35)→西登山路入口(9:50)→南・西登山路分岐(9:57,10:01)→駐車場(10:09)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
県道入口の案内板 徳ヶ森総合案内板 出発点となる下の駐車場
散策路の案内板 不動明王の石像 上部の駐車場
登山口にある地蔵尊 登山口の休憩所 徳ヶ森南登山口
「徳ヶ森」の四等三角点 山頂からの展望 山頂の石の祠
山頂近くにある「あづまや」 土塁跡もある 徳ヶ森西登山口の案内板

行動記録
 徳ヶ森は伊達市霊山町掛田の北東にある小さな三角点峰である。2万5千分の1地形図を見ると掛田周辺には、やたらと三角点峰がある。どれも阿武隈山系特有の小高い丘といったものばかりである。放射線量測定を兼ねて出かけてみた。徳ヶ森は掛田から県道45号線(丸森・霊山線)を行くと見城工業団地の入口に徳ヶ森の案内板があるのですぐ分かる。
 案内板から左折して道路を上って行くと駐車場がある。徳ヶ森は地元の人が毎年整備していて、山開きも開催されている。今年も4月7日に行われた。
 6年前にも訪れたのだが、その頃と比較すると、その変貌には驚ろかされる。徳が森杉の小径、棚田の跡、獅子脅しなどの案内板も新しく設置され、圧巻は花崗岩で加工された不動明王なる石像まで出来ている。以前訪れたときには、いずれも無かったものである。
 アスフャルト舗装された道路を上っていくと、道路脇には桜の苗木の記念植樹されている。すぐに上部の駐車場に着く。ここまで車で来るのも良いが、ミズバショウが咲く棚田跡なども分岐も途中にあるので、下の駐車場より歩くことをお勧めする。
 上部の駐車場までくるとオブジェや休憩所、案内板が設置され、安全地蔵尊なる石仏も奉られている。登山路も南登山路と西登山路とがあり一周出来るように整備されている。
 まずは南登山路を登ることにする。山頂まではほんの一登りである。山頂周辺の様子はあまり変化はなかったが、あづまやが設置されていた。山頂部には石の祠がいくつも奉られている。また、周辺の展望はかなり開けている。
 山頂から西登山路を降ることにする。途中に伊達市教育委員会の土塁跡の案内板があり、徳ヶ森も周辺の山頂が昔の跡だったようで、この山も同類であったと知る。徳ヶ森の北方の大山は埋蔵文化財の跡となっている。
 下りもあっという間で西登山路入口に着く。その先は地形図に記載されている点線記号の作業路のようで、南登山路につながっている。来た道を駐車場まで戻るが、のんびり歩くには面白い山である。(S.O)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青


トップ

Copyright(C) 2013 福島登高会 All Rights Reserved.