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No.5200
猫魔ヶ岳 1403.6m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ねこまがだけ 地形図

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山行期間 2015年10月18日(日)
コースタイム 駐車地点(9:36)→八方台登山口(9:40,9:48)→猫魔ヶ岳(10:41,10:56)→猫石(11:10,11:15)→雄国沼休憩舎(12:12,12:39)→雄子沢登山口(13:51)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
紅葉の時期は路上駐車になることも 八方台の駐車場は満車状態 八方台の猫魔ヶ岳登山口
尾根伝いに登って行く 振り返ると磐梯山が雲海の中から顔を出す 猫魔ヶ岳の一等三角点
眼下に雄国沼が見える 猫石 猫石から見た雄国沼
雄国沼へと下って行く 雄国沼は紅葉真っ盛りだった 落ち葉を踏みしめながら歩く
シラタマノキ 雄国沼まで降りてくる 雄国沼の堰堤へ出る
堰堤に出たら雄国沼休憩舎を目指す 雄国沼休憩舎 休憩舎の裏に水場がある
雄国山への分岐点に案内板がある 雄子沢へと下っていく 雄子沢登山口の入山者カウンター
国道の雄子沢登山口に着く バス停 磐梯東都バスが運行されている

行動記録
 今年の紅葉は例年より1週間から2週間ほど早いようで、それならば猫魔ヶ岳へ行ってみようと言うことになった。メンバーは千葉へ転勤した元会員Uさんと、そのお友達、会員のSくんの4名になった。まず車1台を下山口である雄子沢登山口の駐車場にデポした。次にゴールドラインの八方台に向かうが、紅葉真っ盛りで駐車場は一杯。交通整理の警備の方に路上駐車するように案内される。天気も良く紅葉も見頃とあって今の時期はしかたがない。
 身支度をし八方台登山口へと向かう。まずは登山計画書の提出をする。普段は車の駐まっていない猫魔ヶ岳登山道入口のところまで車が駐められていた。登山口の放射線量を計測して登り始める。登山道は緩やかに樹林帯の中を登って行く。回りはブナなどの落葉広葉樹林で尾根伝いに登って行く。やがてアルツ磐梯スキー場の上部に出る。この尾根は左側がアルツ磐梯、右側が猫魔スキー場になっている。道は軽めのアップダウをしながら猫魔ヶ岳を目指す。ゆっくり歩いても1時間とかからないで一等三角点を持つ猫魔ヶ岳に着く。三角点の手前、岩のある山頂からの展望が良い。今日はたくさんのハイカーが訪れていて休むスペースが無い。見慣れた景色なので三角点の所に行って休憩を取った。振り返ると雲海の上に磐梯山が顔を出し、西方眼下には雄国沼が見える。15分ほどゆっくりとした時間を過ごす。
 次に猫石へと向かう。猫石とのコルまで100mほど高度を下げ、40mほど登り返すと厩岳山(まやたけさん)との分岐に出て猫石に着く。猫石の岩の上からの眺めも大変良い。普段は雄国沼を挟んで金沢峠、雄国山、奥には飯豊連峰が見通せるのだが、今日は残念ながら金沢峠から先は雲が立ちこめ飯豊連峰を見ることが出来なかった。ここから雄国沼へと降りることにする。気持ちの良いブナ林の中を下って行く。高度を100mほど下げると小沢を横切り、道は緩やかになる。だいぶ落葉が進み、落ち葉がクッションになって何とも言えない感触である。雄国沼の脇を通り、堰堤に出る。ここは猫魔スキー場からのツアーコースの合流点でもある。堰堤をテクテクと歩き雄国沼休憩舎を目指す。風も無く穏やかである。猫石から1時間ほどで雄国沼休憩舎に着いた。休憩所の中にはトイレもある。ニッコウキスゲの時には、金沢峠まで大型バスが運行されることもあってたくさんの観光客が訪れる。休憩所の前の芝生で昼食休憩を取った。
 今日、千葉へ戻るお二人に合わせて、早めに雄子沢へ下ることにする。紅葉渋滞が予想されるからだ。雄国沼休憩舎から雄子沢への道へ入るとすぐに水場がある。次に雄国山分岐から右に入る。ここも落葉広葉樹が続き、今の時期は紅葉が素晴らしい。全体にはブナの黄色い葉が目立つが赤色も残っていて、紅葉の最盛期のピークを少し越したばかりだろうか。国道459号の雄子沢登山口には1時間ちょっとで着いた。登山口のバス停には多くの登山者が列をなしていた。喜多方から磐梯東都バスが運行されているので、時間があればラビスパまで足を伸ばしてみるのも良いと思う。私たちは八方台の車を回収し福島へ戻るのだが、紅葉渋滞でゴールトライン入口からレークライン入口まで4km区間で1時間ほど費やしてしまった。それだけ裏磐梯の紅葉は素晴らしいのだと思う。(I.I)

空間放射線量
観測地点/特徴
時間
空間線量率(単位:μSv/h)
測定位置高さ100cm
緯度/経度
最大値 最小値 平均値
Data1 八方台登山口/土、広葉樹林
時間 9時44分
0.117 0.106 0.113 北緯 37゜36' 51.73"
東経 140゜02' 51.74"
Data2 猫魔ヶ岳・三角点/土、低灌木
時間 10時46分
0.060 0.052 0.057 北緯 37゜36' 42.12"
東経 140゜01' 42.10"
Data3 猫石/土、岩、灌木
時間 11時10分
0.092 0.086 0.089 北緯 37゜36' 42.00"
東経 140゜01' 20.44"
Data4 登山道・小沢/石土、広葉樹林
時間 11時31分
0.137 0.134 0.135 北緯 37゜36' 50.70"
東経 140゜01' 03.28"
Data5 雄国沼堰堤/土、草
時間 12時05分
0.089 0.069 0.077 北緯 37゜37' 32.12"
東経 140゜00' 32.31"
Data6 雄国沼休憩舎前/草、広葉樹林
時間 12時16分
0.119 0.105 0.113 北緯 37゜37' 31.33"
東経 140゜00' 16.75"
Data7 雄国山分岐・案内板前/広葉樹林
時間 12時50分
0.115 0.103 0.109 北緯 37゜37' 40.34"
東経 140゜00' 18.26"
Data8 雄子沢登山口/国道脇、広葉樹林
時間 13時51分
0.094 0.085 0089 北緯 37゜38' 28.56"
東経 140゜01' 46.33"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。
放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)

調査中の外部被ばく量(積算線量)0.398μSv



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