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No.5228
萬歳楽山 898.4m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
まんざいらくやま 地形図

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山行期間 2015年11月28日(土)
コースタイム 北口林道登口(14:12)→八畳岩(14:28)→第1展望台(14:53,15:03)→第2展望台(15:09)→北口登山口(15:31)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
北口林道登口 案内板 登山口には杖も置いてある
所々に雪が残る 広場水場の標識 分岐を右へ
斜面のトラバース道 八畳岩 小畑林道登口からの道に突き当たる
何の足跡だろう 積雪時はピンクテープが助かる 第1展望台
西に県境稜線を望む
北の番城山と二ツ森山も県境稜線
三等三角点 三方境 第2展望台
蔵王にも雪は少ない 茂庭への分岐 東屋とトイレ(冬期閉鎖中)

行動記録
 半田山だけではまだ少々歩き足りなかったので、車で10分ほどの萬歳楽山(まんざいらくやま)へ向かうことにした。萬歳楽山は以前はハッキリした道もなく、登る人もいないことからほとんど知られてはいない山だった。しかし、2008年頃に道が整備されて登る人も増えてきた山だ。また、萬歳楽山は霊山というか、パワースポットとしてその世界では知られた山でもあるようだ。その関係の情報はネットで検索しても色々と見つかる。自分は萬歳楽山に登るのは2度目になる。数年前に登ったような記憶だったが、確認するともう5年前のことだった。月日の経つのは早いものである。
 半田山を回り込むように林道を登っていくと、路面に雪が現れてくる。福島と宮城の県境の辺りで、林道脇の案内板前に車を止める。すぐ手前が登山口で、木製案内板に北口林道登口と砥石坂コースとある。歩き出して数分で地面近くの表示板に八畳岩・大日岩とある。真っ直ぐ進めば山頂だが、右折して八畳岩の方へと進む。雪が数センチ積もった日影のトラバース道には小動物の足跡があった。八畳岩の表示板があり斜面の上の方を見ると、八畳岩が確認できた。ところで、この萬歳楽山はあちこちに曼陀羅のようなものが掛けてある。山全体が霊山であり特別な場所とされているようだ。
 やがて小畑林道登口からの道に突き当たり左に折れる。雪が積もっているので道は不明瞭だが、ピンクテープがベタ打ちされている。平坦な尾根で北口林道登口からの道に突き当たる。三方境との表示板がある。西へ5分ほどで単管パイプで組まれた第1展望台だ。ここには三等三角点がある。高さ3mちょっとの展望台に登ると眺めが得られる。西には摺上ダムの湖面が光り、その向こうは県境稜線の山々だ。
 来た道を戻って三方境の少し先には第2展望台がある。ここは標高915mと三角点より高く、案内板では山頂とされている。第2展望台は第1展望台より高く、4m以上はありそうだ。雪の少ない不忘山や南屏風岳を眺めてから、北口林道登口へと戻った。今回の周回時間は1時間20分ほど。ちょっと歩きたいときには手頃なハイキングコースといえるが、ここまで来るのがちょっと遠いのが難点か。なお、北口林道を少し先に行くと、道路脇に新しい東屋とトイレに駐車場がある。ここからも道が通じており、先ほどの北口林道登口からの道に合わせる。水場もあるので、こちらから登ってもよいだろう。(K.Ku)

概念図


トラック ルート=赤


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