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No.5390
館山(鵜ノ浦城跡) 646m標高点
山行種別 無雪期一般
ふきややま(うのうらじょうあと) 地形図

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山行期間 2016年8月31日(水)
コースタイム 旧農道入口・熊窪側(8:25)→峠・参道入口(8:32)→舘山・羽山神社(8:45,8:47)→峠・参道入口(8:53)→鵜ノ浦トンネル・鵜ノ浦側(8:44)→旧農道入口・熊窪側(9:09)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
旧道入口付近から館山を見る 旧農道は草をかき分けて進む ヤマジノホトトギス
鵜ノ浦側はきれいに刈り払いがなされていた 参道入口の鳥居 羽山神社の石柱
尾根上を真っ直ぐに登って行く 石段が出てくる 山頂に建つ羽山神社
地籍図根三角点の標柱があった 神社の周りはスギ林 旧農道を鵜ノ浦側に下りてみた
道端にはツユクサが咲いていた 鵜ノ浦トンネルの鵜ノ浦側 熊窪側にある鵜ノ浦隧道竣工記念碑

行動記録
 会津若松市湊町の猪苗代湖西側に646m標高点の小さな山がある。名前を館山と呼び、山頂には羽山神社が建っている。ここは弘安年間(1278〜1288)山口三郎重義が築城したとされる鵜ノ浦城跡でもある。
 国道294号(旧白河街道)から「鵜ノ浦」の標識に導かれて山裾へと向かう。登山口は鵜ノ浦トンネル(地元では中田浜へ抜けるトンネルなので中田隧道と呼んでいる)熊窪側の旧道入口である。路肩の広いところ車を止めて登り始める。最初は草の生い茂る道を進むが、峠まで来ると鵜ノ浦側はきれいに刈り払いがされていた。この峠が羽山神社の参道入口になっている。石段を登り赤の鳥居をくぐると道は山頂に向かって真っ直ぐに伸びている。ゆっくり登っても20分ほどで羽山神社に着く。
 ここはかつて山城・鵜ノ浦城であり山頂部は主郭跡で平坦になっている。残念ながら周囲はスギで覆われ見晴らしは無い。周囲には土塁や空堀が巡らされ、中腹には館山板碑があるとされているが確認はしていない。神社の脇には地籍図根三角点の標柱があった。
 下山路は峠の参道入口まで戻り、旧道を刈り払われている鵜ノ浦側へ下ることにした。中田浜へ抜ける道路に出たらトンネルをくぐって熊窪側へと戻る。熊窪側には鵜ノ浦隧道竣工記念碑が建ち、それによると昭和17年に旧鵜ノ浦隧道は3年の歳月をかけて手堀りで造られ、老朽化に伴い4年の歳月を費やし昭和47年に完成されたとある。今でも地元の人たちにとっては大切な生活道路である。(I.I)

空間放射線量
観測地点/特徴
時間
空間線量率(単位:μSv/h)
測定位置高さ100cm
緯度/経度
最大値 最小値 平均値
Data1 旧農道入口・熊窪側/広葉樹林、土
時間 8時25分
0.074 0.071 0.072 北緯 37゜28' 40.03"
東経 140゜01' 09.47"
Data2 峠・羽山神社参道入口/広葉樹林、草
時間 8時33分
0.100 0.096 0.098 北緯 37゜28' 43.58"
東経 140゜01' 13.37"
Data3 館山(鵜ノ浦城跡)/スギ林、草
時間 8時45分
0.091 0.089 0.090 北緯 37゜28' 50.03"
東経 140゜01' 16.96"
Data4 鵜ノ浦トンネル熊窪側/アスファルト
時間 9時03分
0.084 0.080 0.082 北緯 37゜28' 44.00"
東経 140゜01' 10.69"
Data5 旧農道入口・熊窪側路肩/草
時間 9時09分
0.083 0.079 0.081 北緯 37゜28' 40.26"
東経 140゜01' 09.21"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。
放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)

概念図
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