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No.5424
小谷山(小谷山城跡) 954m標高点
山行種別 無雪期一般
こたにやま 地形図

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山行期間 2016年10月24日(月)
コースタイム 小谷山金山入口(12:38)→小谷山(12:58,13:17)→小谷山早稲沢浜入口(13:32)→金山入口側駐車箇所(13:41)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
小谷山金山入口にある小谷山城跡の説明坂 探勝路の導標 コースは良く整備されている
山頂の金山入口と早稲沢浜入口への下山路分岐の標識 2郭にある案内図 2郭から1郭を見たところ
早稲沢浜から登ってきたところにある旧道と新道の分岐点 小谷山早稲沢浜入口にある案内板と「史跡 小谷山城升形入口」の標柱 道路を挟んで早稲沢浜への探勝路入口がある

行動記録
 小谷山は裏磐梯・桧原湖の北岸に位置し、桧原歴史巡り金山浜探勝路のトレッキングコースの中間部にあたる。伊達政宗が桧原の地頭・穴沢氏を滅亡させたのちに会津攻略のため小谷山に出城を築いた場所とされ、山頂には升形の館跡や空掘の跡など山城の跡を見ることが出来る。探勝路は金山の駐車場からスタートし金山浜を通り、小谷山を登って早稲沢浜へと向かうのだが、今日は裏磐梯の紅葉狩りのついでなので小谷山だけ登ることにした。
 小谷山の金山入口付近に5〜6台止められる駐車スペースがあるので、ここから歩き出す。道路を挟んで斜め向かいに小谷山金山入口で、道路脇の石段を登ったところに小谷山城跡の案内板と遊歩道の標識がある。良く整備された遊歩道で山腹を大きく巻くように登って行く。高度を50mほど上げたところで道は右に方向を変える。入口から10分ほどでベンチが出てくる。今度は左に折れて登って行くと小谷山の北に延びる尾根を巻くように道は進む。登り始めて20分ほどで、金山入口と早稲沢浜入口の分岐標識に着く。ここは小谷山城の2郭と1郭の間の堀切であったところでもあり、山頂(1郭)は5mほどの堀切北側にある。なお、案内板は堀切を挟んで南側の2郭にある。この山城の特徴として横堀が多い遊歩道はその横堀を利用して作られている。
 山頂から分岐標識ら戻り、横堀に沿って早稲沢浜入口へと向かう。3郭の下部まで下ってくると旧道分岐の標識が出てくる。こちらが大手道だろうか、であればこのまま下ってしまうのはもったいない。旧道を登り返して再び山頂へ戻ることにした。旧道は3郭の脇を通り、次に右に折れ左に折れ登って行く。道は堀切になっているので、そこを登るしかない。道は案内板のある2郭に飛び出す。山城の跡が比較的顕著に残っていて楽しい。紅葉もちょうど見頃だった。
 山頂から先ほど下った横堀にそって新道を下り、旧道分岐標識から南東に延びた尾根伝いに下って行く。道は右に折れ、次に左に折れて山腹を巻くように下り、再び右に折れると小谷山早稲沢浜入口に着く。ここに「史跡 小谷山城升形入口」の標柱が立っている。城跡散策が目的であればこちらの方が順路になるのだろうか。
 遊歩道は県道会津若松裏磐梯線を挟んで早稲沢浜へと続いているが、現在早稲沢浜探勝路は橋が壊れて通行が出来なくなっている。県道を金山方面へと向かうと10分ほどで車を置いてきた小谷山金山入口に戻ることが出来る。(I.I)

空間放射線量
観測地点/特徴
時間
空間線量率(単位:μSv/h)
測定位置高さ100cm
緯度/経度
最大値 最小値 平均値
Data1 小谷山金山入口/広葉樹林
時間 12時38分
0.097 0.090 0.074 北緯 37゜43' 47.52"
東経 140゜03' 13.73"
Data2 遊歩道・ベンチ/広葉樹林
時間 12時50分
0.085 0.081 0.083 北緯 37゜43' 52.43"
東経 140゜03' 16.17"
Data3 小谷山・城跡升形/広葉樹林
時間 13時01分
0.075 0.069 0.072 北緯 37゜43' 56.46"
東経 140゜03' 18.27"
Data4 小谷山早稲沢浜入口/広葉樹林
時間 13時32分
0.110 0.101 0.106 北緯 37゜43' 43.53"
東経 140゜03' 26.14"
Data5 金山入口付近駐車箇所/アスファルト
時間 13時41分
0.081 0.074 0.076 北緯 37゜43' 48.03"
東経 140゜03' 12.27"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。
放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)

概念図
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