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No.5551
白山 303.0m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
はくさん 地形図

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山行期間 2017年5月9日(火)
コースタイム 白山神社参道入口(16:53)→展望ベンチ(17:02)→白山神社(17:05)→白山三角点(17:12,17:16)→白山神社(17:24)→白山神社参道入口(17:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
白山神社参道入口 カキドウシ 両脇に狛犬が鎮座する鳥居
立派な狛犬だ 石段を登り参道は山道に変わる 遊歩道として整備されている
途中には展望台があり麓を見渡せる 白山神社 右には小さな祠がある
この遊歩道は流廃寺跡へと続いている 遊歩道から離れて三角点へ向かうと堀切がある 白山の四等三角点

行動記録
 白山の三角点は、棚倉町JR水郡線中豊駅のすぐ東方にある。久慈川支流大草川に沿って進むと白山神社の参道があり、そこから登ること20分ほどで達することができる。参道入口は史跡「流の廃堂跡」への遊歩道にもなっていて標識も整備されている。
 まずは急な石段を登っていく。途中には立派な狛犬と鳥居があり、石段を登り終えると山道になる。傾斜はきつく50mほど高度を上げると参道右手に棚倉の街を見下ろせる展望台がある。木で作られたベンチもあり見晴らしは大変良い。参道に戻るとすぐに白山神社に着く。拝殿前の広場右側には小さな祠が2つ並んでいる。
 先へ進もう。尾根に出ると「流廃寺跡へ→約1km」の表示が出てくる。「流の廃寺跡」は東山(流山)山頂に建てられた山岳寺院跡で、その規模は奈良の法隆寺や唐招提寺と同等であったととも考えられている。建てられたのは平安時代初めと推定され、町教育委員会の調査によって金堂跡の礎石や仏像を安置する須彌壇、参道の跡なども見つかっている。今日は時間が競っているので寺院跡までは行かずに白山三角点を目指す。
 標識のところから遊歩道を離れ左の尾根を辿る。道があるわけではないがヤブもさぼと気にならない。途中に堀切がある。登ってきた山道の急斜面と、この堀切を見ると、白山はどうも山城跡のように見える。堀切を越えると白山の四等三角点がある。山頂は木々に覆われて周りを見渡すことはできない。山頂付近は白山神社のところを含めていくつかの平坦地があり、かつての郭なのかもしれない。
 帰路は登ってきた道を戻ることにする。白山神社の前を通り、急斜面をジグザグに高度を下げると石段に出る。鳥居をくぐり参道入口へと戻った。(I.I)

空間放射線量
観測地点/特徴
時間
空間線量率(単位:μSv/h)
測定位置高さ100cm
緯度/経度
最大値 最小値 平均値
Data1 白山神社参道入口/スギ、篠竹
時間 16時52分
0.114 0.106 0.110 北緯 37゜01' 28.01"
東経 140゜23' 43.57"
Data2 展望ベンチ/コナラ、ヒノキ混交林
時間 17時02分
0.098 0.092 0.096 北緯 37゜01' 24.77"
東経 140゜23' 46.07"
Data3 白山神社/ヒノキ、スギ
時間 17時05分
0.146 0.142 0.144 北緯 37゜01' 25.55"
東経 140゜23' 47.31"
Data4 白山三角点/広葉樹林
時間 17時13分
0.134 0.121 0.126 北緯 37゜01' 26.49"
東経 140゜23' 50.93"
Data6 尾根・流廃堂跡へ約1km地点/混交林
時間 17時22分
0.171 0.164 0.169 北緯 37゜01' 23.90"
東経 140゜23' 47.90"
Data7 白山神社参道入口/スギ、篠竹
時間 17時30分
0.098 0.091 0.095 北緯 37゜01' 7.92"
東経 140゜23' 43.63"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。
放射線測定器 PA-1100(堀場製作所・校正
2016.09)

概念図
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