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No.5644
北ア・五竜岳 五竜岳 2814m標高点
山行種別 無雪期一般
つきたあるぷす・ごりゅうだけ 地形図

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山行期間 2017年9月12日(火)〜14日(木)
コースタイム 9月12日 福島=白馬五竜スキー場=タクシー=白馬八方尾根スキー場=ゴンドラ・リフト=八方池山荘
9月13日 八方池山荘(5:45)→第3ケルン・八方池(6:41)→休憩(6:55,7:05)→丸山ケルン(8:04)→休憩(8:06,8:16)→唐松岳頂上山荘(8:57,9:04)→唐松岳(9:22,9:25)→唐松岳頂上山荘(9:45,10:05)→大黒岳(11:28)→最低鞍部・休憩(11:36,11:59)→遠見尾根分岐(12:48)→五竜山荘(12:53,13:12)→五竜岳(14:20,14:30)→五竜山荘(15:27)
9月14日 五竜山荘(6:25)→白岳(6:34)→西遠見山(7:29)→休憩(7:34.7:43)→西遠見(7:48)→大遠見(8:11)→中遠見山(8:46,8:59)→小遠見山(9:18,9:22)→見返り坂(9:55)→地蔵の頭(10:12)→アルプス平(10:32,10:35)=テレキャビン=とおみ駅(10:47)→駐車場(10:51)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
兎平からアルベンクワッドに乗り込む 村営の八方池山荘 今日は宿泊して明日登り始める
雨が上がるのを期待する 雨の中を出発する ウメバチソウ
木道は雨で滑りやすい 八方山のトイレ マツムシソウ
白馬三山はガスの中 第3ケルンから八方池を見る ダケカンバの林
まだ雪が残る扇雪渓 丸山ケルン 唐松岳頂上山荘が見えてきた
唐松岳頂上山荘 コマクサ 唐松岳の山頂
唐松岳頂上山荘から牛首へ 牛首を過ぎると鎖のある岩場 2511mピークへ向かう
雷鳥がお目見え 2511mを越えると次は大黒岳 大黒岳のピークへは登れない
最低鞍部を過ぎ遠見尾根の分岐がある白岳を目指す 遠見尾根の分岐 眼下に五竜山荘が見えてきた
五竜山荘から五竜岳を目指す 振り返って五竜山荘を見る これから登る五竜岳
鎖場を通過し岩の間を抜ける 五竜岳の山頂 鹿島鎗へ抜けるキレットへの分岐標識
五竜山荘へ戻ってきた 翌朝ガスの中を白岳へ 西遠見までは鎖場や急斜面が続く
急斜面の階段 これから下る遠見尾根 西遠見を下るとビューポイントがある
大遠見 小遠見山のピーク 途中の休憩ポイント一ノ背髪
見返り坂まで来た イワショウブ 地蔵の頭まで来るとスキー場は近い
リフト降り場が見えてきた ハクサンフウロ アルプス平のテレキャビンの駅が見えてきた

行動記録
9月12日(火) 雨
 唐松から五竜を歩いてみることにした。白馬五竜スキー場にはエスカルプラザの前に登山者用無料駐車場があり、八方尾根の黒菱平から入るのでなければ下山口となる白馬五竜スキー場に車を置いた方が便利だ。エスカルプラザでタクシー会社の電話番号を確認し電話するとすぐに来てくれた。八方ゴンドラ「アダム」の乗り場まで約7km15分の道のりである。
 八方池山荘へは八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトを乗り継ぐ八方アルペンラインと、北尾根クワッドリフト、無料高原バス、黒菱第3ペアリフト、グラートクワッドリフトを乗り継ぐスカイライン(北ルート)があるが、黒菱平から唐松岳往復するのでなければ八方アルペンラインが便利だ。会員割引きも利用できた。今日は生憎の雨模様で、兎平からは雨具を着けてリフトに乗り込む。八方池山荘には予定より早めに到着しノンビリした時間を過ごした。夕方になって雨も上がったので明日に期待しよう。
9月13日(水) 雨のち曇り
 八方池山荘の朝食は5時と6時、5時から食事をとって身支度をする。天気予報では晴れなのだが寒気が抜け切れていないのか雨が降り続いている。雨具を付けて歩き出す。山荘から登りの楽な木道コースを登るが雨に濡れて滑りやすい。木道の脇にはウメバチソウやハクサンシャジン、ヤマホタルブクロなどが花を付ける。30分ほどで木道と登山道が合わさる八方山の公衆トイレに着く。第2ケルン、八方ケルンを白馬連峰展望図が出てくる。天気さえ良ければ白馬三山がきれいに見えるのだが、残念ながら主稜線はガスに覆われて望むことは出来なかった。雨も小降りになり気にならなくなった。
 八方池は第3ケルンの尾根伝いに進み、2086m標高点から少し下がって八方池の道を合わせる。雨も上がったのでダケカンバの林の手前で雨具を脱いだ。天候は回復に向かっているので、何とかガスも切れて欲しいものだ。扇雪渓が見えてきた。ここから尾根に乗りハイマツ帯の登山道を進んで丸山ケルンへと高度を上げる。とは言っても八方尾根は全体に緩やかで歩きやすい。唐松岳までは危険な所もなく北アルプスの日帰りハイキングコースとして親しまれている。2554mピークを左側から回り込み岩場の稜線が見えてきたら登山道は尾根の左側をトラバースするように登っていく。一部岩壁が崩落しているルンゼもあるが、整備されているので危険は無い。ここを通過し右側に回り込めば唐松岳頂上山荘である。稜線はガスと風で少し寒いぐらいだ。まずは唐松岳の山頂を踏んでこよう。途中の登山道にはコマクサが咲いていた。山頂まではゆっくり登っても20分ほど、ガスがなかなにか切れてくれない。山頂からは天気さえ良ければ三百六十度の大パノラマなのだが残念ながら何も見えない。山頂標識だけ写真に収めて戻ることにした。山荘の脇の石垣で風を避け20分ほど休憩した。
 山荘から五竜への縦走路に入る。最初は牛首をトラバースして越える。牛首を過ぎるとすぐにガレの岩場が連続する。鎖もついているので注意すれば特に危険は無い。大黒岳が見えてくると傾斜は緩くなる。雷鳥がお出迎えしてくれた。大黒岳の最後のピーク部分は上がらず餓鬼谷側を巻くようにトラバースして鎖場の下降に入る。最低鞍部まで来て昼食休憩とした。
 次に最低鞍部から遠見尾根の分岐のある白岳の登り返しが待っている。穏やかな尾根伝いの道を登って行く。振り返るとガスがとれた唐松岳が見えた。白岳は右の斜面をトラバースするように登り遠見分岐までくると眼下に五竜山荘が見ることが出来るが、五竜岳はまだガスの中である。もう五竜山荘へすぐである。12時53分、五竜山荘に着いた。時間も早い市、天気も安定しているので明日登る計画だった五竜岳に向かうことにした。不要な荷物を小屋に置いて五竜岳を目指す。最初は尾根の右側を緩やかに登って行く。G0の岩場を登って行くと上部が鎖場になっている。G1(2568m標高点)の右側を巻き、G3も右側の岩場を登って越えると山頂手前のコルに出て山頂部基部から全体が見えるようになる。鎖場を通過し岩の間を抜けると再び鎖場になる。傾斜は緩くなり最後の岩を越えると縦走路であるキレット分岐に着いた。五竜岳の山頂へは右に折れ尾根伝いに進む。70mほど進むと五竜岳頂上の標柱があった。五竜岳は2814m標高点で日本百名山になっているものの三角点は無い。山頂からは当然のように鹿島鎗や剱岳さらに連なる立山三山なども見えるはずなのだが、どの稜線上部もガスがかかり全容を現すことはなかった。写真を撮りながら10分ほどして下山にかかる。帰りも慎重に岩場を下り小屋には15時27分に戻った。五竜岳は日本百名山でもあり五竜山荘は混むと評判だったが、メンバーが4名だったことと平日で登山者が少なかったこともあり個室を割り当てられた。おかげでゆっくり休むことができた。
9月14日 曇り
 朝食を済ませ、6時25分に小屋を出た。遠見尾根の分岐がある白岳まで登り、ケルンが積んであるピークを過ぎ最初の鎖場を下る。鎖場は計3箇所あるが、いずれも傾斜はきつくないので不用意に行動しなければ特に危険は無い。木の階段を下るとこれから通る尾根通しの登山道が見える。7時29分、西遠見山までくるとザレ場・鎖場の注意看板があり、岩場のある要注意箇所はここまでのようだ。標高2550mまで下ってくるとベンチのある休憩ポイントに着く。ここから五竜岳がきれいに見える。ガスがかかっていた山頂が姿を現した。少し下ると西遠見ノ池を通り西遠見の標柱のところに着く。次に緩やかに高度を下げながら大遠見へと下って行く。池塘を右に見て進むと左が三角点を持つ大遠見山と思われるが斜面の右側を通過する。木道の階段を下り緩やかな登山道を進み、少し登り返すと中遠見山に着く。ここにはケルンがありビューポイントにもなっている。ここで15分ほど休んだ。五竜岳がガスの間から時々顔を見せる。
 小遠見山へはアップダウンを繰り返しながら進む。アルプス平へ向かう小遠見山の巻道を左に分けたらピークはすぐである。小遠見山は天狗岳への分岐にもなっている。ベンチもあり、ここまでがアルプス平からのトレッキングコースになってる。二ノ背髪までは右側が切れていて展望が利く尾根を進む。やがて木道も出て来て階段の続く下りになる。見返り坂だ。下りだとさほど気にならないが、登りとしては結構キツイと思う。すでに時間は9時半を過ぎ、たくさんの登山者とすれ違うようになる。五竜岳は百名山だけあって遠見尾根を往復するひとも多いようだ。ケルンのある地蔵の頭には10時12分に着いた。地蔵の頭から下り始めてすぐにリフト降り場がある。ここからはリフトで下っても、アルプス平まで高山植物園の中の遊歩道を歩っても良い。テレキャビンのアルプス平駅までは散策しながらでも20分とかからない。アルプス平駅には10時32分に着いた。五竜山荘から休憩を入れて4時間ほどかかったことになる。のんびり歩くのも悪くない。(I.I)

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