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No.5678
五分一峠
山行種別 無雪期一般
ごぶいちとうげ 地形図

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山行期間 2017年10月26日(木)
コースタイム 大用寺(14:55)→分岐(15:23,15:34)→五分一峠(15:45,16:00)→大用寺(16:40)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
大用寺の駐車場に止めさせてもらう 木造釈迦如来立像がある曹洞宗譲屋山大用寺 沼ノ平へと向かう峠道へ入る
五分一峠へと緩やかに登って行く 道幅は何とか車が通れるぐらい 最後のカーブを右に進むと峠は治水
振り返ると色づいた木々が美しい ここが五分一峠である 峠を越えると公社造林地になっている
太いクヌギの木 峠に立つ大きなケヤキ 押切川を挟んで高曽根山が見える

行動記録
 喜多方市街地の北西に高森山があり、その南側を譲屋峠、北側を五分一峠が通る。麓には五分一スキー場があったのだが、(2001年に閉鎖)使われなくなって久しい。西山の一角を成す高森山には2013年にスノーシューで登ったことがあり、その時にスキー場跡から道形が付いていたので気になっていた山である。今回、麓にある大用寺(だいようじ)から五分一峠まで歩いてみるついでに、峠からの踏跡があるかどうか確認してみることにした。
 五分一の集落から西に入ると大用寺がある。大きな駐車場もありお寺に峠まで行く事を伝えて車を止めさせていただく。「峠までは1時間から1時間半ほどかかりますよ」とのお話しを頂き時間も競っているので早速歩き始めた。峠道は軽トラが何とか通れる程度だが途中で倒木があったり、道幅が狭まるところもあるので、ノンビリと歩いて見るのが良い。等高線の間隔も広く緩やかに登って行く。次に右に作業道が分岐するが、間違って右に進んでしまい気づいて戻ったが10分ほどロスしてしまった。五分一峠は左に折れて登って行く。道が右にカーブし北へと登って行くと峠も近い。振り返ると色づいた木々が美しい。
 峠には15時45分に着いた。分岐でのロスが無ければ大用寺から40分ほどの道のりである。堀切された峠ノ右側には大きな幾本にも分かれたケヤキの木があった。峠の朝倉側は公社造林地で薄暗いスギ林になっている。かつては飯豊の峰々を望むことが出来たとのことだが、今ではさらに1.5kmほど朝倉側に進まないと展望は得られないようだ。
 峠から高森山へ続く尾根に乗ってみた。右に土塁があり左の尾根伝いは薄い藪である。道形がハッキリしているわけでもないので一般ハイカーには適さない。五分一スキー場跡からの道も山菜採りで地元の人が通るぐらいなのでどの程度の藪なのかまだ調査していない。今の時期はすぐ暗くなってしまうので無理をしないで戻ることにした。
 五分一峠からの帰り道、押切川を挟んで高曽根山がきれいに見える。昔の人はこの峠をどんな気持ちで越えたのだろうか。五分一峠は緩やかな道で歩きやすい。高森山には戦国時代のものと思われる館跡があったと言われている。機会があれば無雪期の山頂部も見てみたいものである。(I.I)

空間放射線量
観測地点/特徴
時間
空間線量率(単位:μSv/h)
測定位置高さ100cm
緯度/経度
最大値 最小値 平均値
Data1 大用寺駐車場/アスファルト
時間 14時54分
0.058 0.053 0.056 北緯 37゜41' 38.28"
東経 139゜50' 19.31"
Data2 五分一峠/広葉樹林
時間 15時47分
0.078 0.076 0.077 北緯 37゜42' 05.33"
東経 139゜49' 35.88"
Data3 大用寺駐車場/アスファルト
時間 16時42分
0.074 0.069 0.071 北緯 37゜41' 38.29"
東経 139゜50' 19.27
"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。
放射線測定器 PA-1100(堀場製作所
)

概念図
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