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No.6036 |
城山(長谷堂城跡) |
230m標高点 |
山行種別 無雪期一般 |
しろやま(はせどうじょうあと) |
地形図 |
山行期間 |
2019年3月27日(水) |
コースタイム |
長谷堂城跡公園駐車場(13:44)→八幡口(13:46)→八幡神社(13:49)→阿弥陀堂(13:57)→城山・山頂広場(14:13,14:16)→春日神社(14:20)→長谷堂観音(14:23,14:26)→切岸→内町分岐(14:43)→内町口(14:52)→長谷堂城跡公園駐車場(14:57) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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駐車場にある長谷堂城跡公園の案内板 |
八幡口 |
参道を進む |
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すぐに八幡神社がある |
阿弥陀堂の分岐標識から寄り道をしてみた |
阿弥陀堂も雪囲いしてあった |
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阿弥陀堂の脇には石仏が並んでいる |
元の道に戻って山頂へと向かう |
御前清水からの道を合わせる |
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的の攻撃や侵入を防ぐための土塁 |
山頂広場への道を分ける |
道を屈曲させた横矢掛り |
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山頂に祀られた稲荷神社 |
山頂広場 |
城山(長谷堂城跡)はやまがた県百名山になっている |
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眼下に山形市内を一望できる |
南斜面の曲輪群 |
下ってすぐの所に春日神社がある |
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長谷堂観音の鐘撞堂 |
長谷堂観音も雪囲いがされている |
長谷堂観音は最上霊場第12番札所になっている |
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湯田口方面へ少し下り右に折れて切岸へと向かう |
内町口の分岐に戻る |
阿弥陀堂の参道を下ると内町口に出る |
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内町口(長谷堂城跡大手門口) |
内町を通って駐車場に戻る |
1時間程でぐるっと一廻りでき散策が楽しめる |
行動記録 |
山形市の低山歩き第3弾は市の南西部にある城山である。通院している病院から10分ほどで行けるのも嬉しい。やまがた県百名山になってはいるものの標高は230mと低く、一周しても1時間程で廻れるので本当に軽めのハイキングである。今の自分にはちょうど良いのかもしれない。
城山は長谷堂城跡で公園として整備され、標識や案内板、説明板も設置されている。出発点は長谷堂城跡公園駐車場である。案内図を確認してから八幡口から登り始める。道は八幡神社への参道で、コンクリートの階段を進むと右手に八幡神社がある。雪国らしく神社の周りはシートで雪囲いがされていた。社殿が見えないのは残念だが、地元の人たちから大切にされていることがわかる。戻って尾根伝いに進むと、左に阿弥陀堂(慈眼庵)への道を分ける。地形がイマイチわからなかったので阿弥陀堂に寄ってみることにした。下って行くとシートで覆われた阿弥陀堂があり、その先には不動明王などの石仏が並んでいた。
元の道(登城道)に戻ると、正面に城山の山頂部が確認できる。右斜面が帯曲輪群で、御前清水から登ってくる道を合わせる。尾根伝いに登城道を進むと土塁の説明板があり切岸への道を右に分ける。さらに進むと山頂広場への道を右に分け、本丸東側の広い曲輪に出る。先に進むと春日神社へ向かうが、おすすめ周遊コースである山頂広場へ向かってみる。
山頂広場への近道は横矢掛りといって道がジグザグになっていて敵に対して側面から矢ゆ鉄砲で攻撃できる地形になっている。山頂広場のすぐ手前は赤い鳥居と稲荷神社があり、ここは枡形虎口といって一段低く作られ、敵を迎え撃つように作られている。すぐに山頂広場である。北東方向に山形市内が一望できる絶好のビューポイントである。長谷堂城が最上氏の本拠山形城の前衛基地であったことも頷ける。
山頂からの眺めを楽しんだら春日神社へ下りてみる。右斜面が曲輪群になっていて東西へ移動できるように旨く作られていて感心する。春日神社から長谷堂観音に下ってみる。鐘撞堂もあり、また最上霊場第12札所にもなっている長谷堂観音は一杯のお札でお堂が見えないぐらいである。訪れる人もさぞ多いことがわかる。少し戻って今度は湯田口へ向かって下る。左に二重横堀の案内標識があったが寄らないで切岸へと回り込んだ。切岸とは人工的に斜面を削って造成した防御施設で、攻めるにはすこぶる都合が悪い地形である。内町口の分岐まで戻り下ることにする。途中、阿弥陀堂を左に見て下って行く。ここで阿弥陀堂に寄れば良いので、登ってくるときにわざわざ寄り道をしなくても良かったようだ。内町口が長谷堂城の大手門にあたる。内町の住宅地を5分ほど歩くと車を置いてきた長谷堂城跡公園の駐車場に戻ることが出来る。
長谷堂城は標高230m、麓からの高さは約85m、南北約670m、東西約400mの小規模な独立丘陵に作られている。東軍の最上義光と上杉家直江兼続との激戦で知られている。多くの文献にも紹介され、歴史好きにはたまらない場所でもある。(和) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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