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No.6071
水晶山 667.9m三等三角点峰
山行種別  無雪期一般
すいしょうざん 地形図

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山行期間 2019年5月9日(木)
コースタイム 川原子登山口(14:15)→六角堂(14:36,14:39)→見晴らし台(15:19)→水晶山(15:33,15:47)→六角堂(16:23)→川原子登山口(16:40)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
大鳥居から見る水晶山 トイレもある川原子登山口の登山者駐車場 まずは舗装路を進む
すぐに遊歩道がある 舗装路を縫うように六角堂まで遊歩道がついている 麓の山口小学校の学校林
道しるべの碑・南無阿弥陀仏と刻まれている 山姥・山の神入口の標柱 遊歩道(参道)脇にある山姥と山の神の石碑
禊ぎの井戸がある 禊ぎの井戸の説明板 六角堂の手前にも駐車できる
六角堂は休憩所になっている シャガが花を付ける いよいよ登山道に入る
嗽清水 嗽清水は「うがいすず」と呼ぶらしい 本格的な登りになる
七曲りの途中で振り返って見る チゴユリ キバナイカリソウも咲いている
見晴らし台まで上がって来た 麓を見下ろすことが出来る 滑石(なめらいし)
山頂まであと100m 山頂の水晶山神社に付く 拝殿の後ろに石段が続く
水晶山の奥ノ院がある その一段上が山頂で三等三角点がある 山頂からの眺め

行動記録
 今日のリハビリは天童市と東根市の境に位置する水晶山に登ってみることにした。病院の帰り足で川原子登山口に着いたのは14時を回っていた。水晶山は案内板によると山岳信仰、修験の山として繁栄し大宝2年に修験道の祖、役行者によって開山されたとされている。途中の案内板を見ても史跡が点在していて興味深い。車は天童カントリークラブの先にある登山者駐車場に止める。舗装路はさらに奥の六角堂まで続いていて車を乗り入れることも出来るが、せっかく遊歩道が整備されているので散策を楽しみたい。
 舗装路から遊歩道に入るとスギ林の中を進む。すぐに舗装路に戻るが右側は麓の山口小学校の学校林になっている。次に樹林帯の遊歩道に入ると山姥と山の神の石碑がある。石碑や石仏を見ながら道路を縫うように遊歩道(参道)は真っ直ぐに進む。右に「禊ぎの井戸」を見ると六角堂は近い。六角堂は休憩所になっていて、ここにも駐車場があり車であがってくることが出来る。六角堂の周りにはシャガが花を付けていた。
 車道もここまでで登山道に入る。歩きやすい整備された道で、途中に嗽清水がある。プレートには「うがいすず」とふりがなが付いていた。「嗽」は「くちすすぐ」で変換できるので、「うがいみず」から来ているのだろうか。手水の役割を持っていたのかもしれないなどと発想を膨らますのも楽しい。嗽清水を過ぎると七曲りの本格的な登りになる。高度を一気に120mほどあげるが、つづら折れの道は比較的歩きやすい。尾根に乗るとチゴユリやキバナイカリソウが花を付けて迎えてくれた。登って行くと見晴らし台に着く。木々の間から麓が見下ろせるのだが、天気がイマイチで霞んで見えた。導標に導かれて直角に左に折れて山頂を目指す。滑石(にめらいし)をすぎ、「ラスト100m」のプレートが出て来たら山頂は近い。やがて立派な水晶山神社に着く。こんな山頂に良く建てたと思うほど立派な神社である。その拝殿の裏には石段が続き、登って行くと山頂の大岩に奥ノ院(蔵王大権現)が祀られている。その一段上が本当の山頂で石に刻まれた水晶山の山頂標識と三等三角点があった。見晴らしもまずまずで周りの山が見渡せる。時間も競ってきたこともあり、歩き回ることなく神社へと降りてしまったが、山頂直下の猪野沢口側には岩穴の御室があるという。せっかく登ったのに下ってから気づいて後悔してしまった。猪野沢口側には神楽岩や天狗岩など奇岩などがあるようなので、次回は猪野沢口側から登ってみたい。
 山頂を後にして車を置いてきた川原登山口へと戻ることにする。見晴らし台を過ぎ七曲りを下り六角堂へと下る。遊歩道でトレイルランの方とスライドした。この時間から登ってもトレイルランであれば明るいうちには戻れそうである。ゆっくりと歩いて登山口には16時40分に着いた。(和)

概念図
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