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No.6130
舞鶴山 241.9m三等三角点
山行種別  無雪期一般
まいづるやま 地形図

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山行期間 2019年7月17日(水)
コースタイム 天童公園駐車場(13:49)→展望台下(14:00)→天童神社(14:15)→愛宕神社・三等三角点(14:23,14:31)→バーベキューハウス・展望台(14:44)→大ケヤキ・展望台(14:52,14:55)→矢場跡(15:04)→建勲神社(15:10)→天童公園駐車場(15:24)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
天童公園の愛宕沼 散策路を登って行く 公園から登山道へと進む
帯状の曲輪 展望台のところから左へ折れる クサノオウ
山頂部を回り込むように道が続く 石組古井戸跡の説明板 古井戸
天童神社へ寄ってみる 天童神社の鳥居 愛宕神社へ続くの石段
山頂に建つ愛宕神社 天童古城主郭跡の説明板 舞鶴山の山頂にある三等三角点
山頂部の一部は発掘調査中 階段を下って行く バーベキューハウスがある
展望台から天童市街地が見える 山頂駐車場 公園なのでトイレも水場も整備されている
舞鶴山のもうひとつのピークにある大けやき 展望台 左に葉山(村山葉山)が見える
右には甑岳から延びる船形連峰 西側斜面を下って行く 矢場跡の広場に下る
矢場跡の説明板 ヤブカンゾウ 道路に出ると稲荷神社がある
建勲(たけいさお)神社に寄ってみる 小路喜太郎稲荷神社の鳥居 住宅街を通って駐車場に戻った

行動記録
 舞鶴山は天童市の中心にあり、室町から戦国時代にかけて天童氏が居城した山城で、現在は天童公園として整備され市民から大変親しまれている里山である。市の中心部にこれほど自然が残された公園があるのも珍しい。クアの道・舞鶴山コースとして天童古城全体を散策することができ、やまがた百名山のひとつにもなっている。
 天童公園の駐車場に車を止めて愛宕沼から歩き始める。沼の脇の散策路を進み、愛宕沼の公園上部から山道に入る。斜面には帯状曲輪が何段にも構築されていて、かつての山城であることがわかる。道はバーベキューハウスのところにある展望台の下に出るので、左に折れて山腹を巻くようについている幅の広い散策路へと進む。途中には石組古井戸跡の説明板や曲輪(郭)群の説明板もあり、古井戸も見ることが出来る。ここまで来ると舞鶴山の南側に回り込んだことになる。愛宕神社参道のすぐ手前で左へ下る天童神社への道を分ける。散策コースにもなっているので寄り道していこう。
 ほんの少し下ると天童神社があり、南側が開けて展望がある。北目から登ってくる参道へ入るとすぐに鳥居があり麓から登ってくる道を合わせる。右に進んで愛宕神社へ戻ることにしよう。道は虎口の形になっていて一段上がると愛宕神社への石段のところに戻る。真っ直ぐに伸びた参道をひと登りすると立派な愛宕神社に着く。すぐ後ろが一段高くなっているので、かつての櫓跡であろうか。神社の西側が平場になっていて、この辺り一帯が天童城の主郭跡のようだ。山頂部の一部は現在も発掘調査中で立入禁止となっている。三角点は立入禁止の柵の脇にあった。三等三角点で点名は「天童」である。三角点を写真に収め下山を始める。
 西の尾根伝いに進みコンクリートの階段を下がるとバーベキューハウスに出た。一段下に展望台もあり、愛宕沼や天童市街地を見下ろすことができる。舗装路に出ると山頂駐車場はすぐである。ここは桜の名所としても知られ、毎年4月には、天童桜まつり「人間将棋」が開催されるという。トイレ、水場もありここまで車であがってきて散策を楽しむ人も多い。整備された公園内の道を北へと登っていくと大ケヤキがある。ここには四阿の展望台があり左に葉山(村山葉山)、右に甑岳から延びる船形連峰が一望できる絶好のビューポイントになっている。またこの高台にも四等三角点があり、点名は「舞鶴山」である。愛宕沼を挟んで全体を上から見ると、まさに鶴が舞った形に見えるので山名も頷ける。
 次にクアの道の案内板に従って矢場跡へ下ってみる。西側の斜面を下ると開けた矢場跡に出る。次にクアの道の標識に従って北にルートを取ると山道になり一段下がって舗装路に出る。そこには稲荷神社があり道路の下には赤い鳥居を見ることが出来る。ここから舗装路を歩くことになる。建勲(たけいさお)神社を通り、つつじ山を右に見て小路喜太郎稲荷神社の鳥居の前を通る。住宅街の右側の細い路地を入り、城山児童公園を抜けると車を置いてきた天童公園駐車場はすぐである。今回は山登りと言っても公園内の散策といった感じ。クアの道の案内板を参考に舞鶴山を一回りしてみたが、ゆっくり歩いても1時間半ほどなので運動不足にはちょうど良いかもしれない。(和)

概念図
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トラック 登り=赤 下り=青

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