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No6341
桧原細野パノラマ探勝路
山行種別  無雪期一般
ひばらほそのぱのらまたんしょうろ 歩行距離 4.7km  累積標高 231m

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山行期間 2020年7月24日(金)
コースタイム 桧原ふれあい温泉(10:35)→桧原細野パノラマ探勝路入口(10:41)→三角点「桧原南」・展望所(11:35,11:40)→峠・桧原分れ(11:50)→野鳥の森展望台(12:01,12:22)→細野分岐(12:30)→野鳥の森探勝路入口・桧原口(12:57)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
廃校を活用した喫茶・食事処「めだかのがっこ」 桧原ふれあい温泉「湖望」 磐梯山破裂罹災死没之墓や噴火100周年記念供養碑が建つ
道端に咲くツユクサ 桧原細野探勝路入口 北塩原村トレッキングコース案内板
つづら折れに高度を上げる ヤマアジサイ 尾根まで階段で登っていく
尾根に乗ると落葉広葉樹林の中を歩く 主図根点があった ミズナラ、ブナの混交林の中を進む
古くなったベンチもある 森林浴を楽しみながらノンビリと歩く ブナの木が多い
空を覆い隠すように葉を広げる見事なブナ 探勝路入口から1.6km地点の標識 四等三角点・点名「桧原南」
三角点の近くから展望が得られる 桧原湖を挟んで西大巓が見える 野鳥の森探勝路まで0.2km地点
案内板が出てくると分岐はすぐ 旧山道の峠「桧原分れ」 野鳥の森探勝路・つげの台、細野方面への道は通行止めになっている
野鳥の森展望台まで足を伸ばす 展望台から磐梯山が良く見える ニガナ
熊が剝いだ跡 エゾアジサイ 野鳥の森探勝路入口(桧原口)
案内板 トリアシショウマ 県道まで出ると目の前に桧原湖が広がる

行動記録
 桧原・細野パノラマ探勝路は、北塩原村桧原の道前原集落から尾根伝いに野鳥の森探勝路へ向かうコースである。往復するのもつまらないので桧原大橋側の野鳥の森探勝路入口(桧原口)に自転車をデポして縦走することにした。出発点となる道前原(どうぜんはら)集落には桧原ふれあい温泉「湖望」や北塩原村の桧原出張所、桧原診療所などがあり、かつての米沢街道の交通の要所であった。今でも蘭峠を越えて大塩への往来ができる。初めて磐梯山から雄国沼を経て雄子沢に下ったときには現在の国道459号は細野峠を通っており雄子沢に道路は無かった。山道で京ヶ森を越えて裏磐梯のバス停まで歩いた記憶がある。
 車を桧原出張所前に止め県道を南に200mほど進むと桧原・細野パノラマ探勝路入口がある。ここにも「熊注意」の看板がある。熊鈴が2つ、それにホイッスルと蚊取り線香で万全の体制で登り始める。早速樹林帯に入りつづら折れに登っていく。最後は階段で高度を上げ尾根に上がる。探勝路は尾根伝いに進むようになる。周りの木々はミズナラなどの落葉広葉樹が中心だが、トチノキ、カエデ、それにブナも目立つようになる。登り始めて10分ほどで主図根点があった。樹林の中を緩やかにアップダウンを繰り返しながら進んで行くと、ブナが主体の樹林に変わり、空を覆い隠すように葉を広げる見事なブナも出てくる。森林浴にはもってこいのコースだが熊にとっても居心地はよさそうだ。歩き始めて1時間ほどで真新しい四等三角点と出合う。設置されたのは平成20(2008)年10月7日、点名は「桧原南」である。道理で新しいはずだ。すぐ近くにベンチがあり東側が開けて桧原湖と西大巓などの吾妻の峰々が一望出来る。
 縦走路を進むと野鳥の森探勝路にぶつかる。丁字路を右に進むとすぐに「桧原分れ」の標柱、そして探勝路のつげの台、細野方面の分岐になる。細野側はバリアフリーの木道が一部壊れているために現在は通行止めである。尾根伝いに登っていくと刈り払われた野鳥の森展望台に着く。ベンチもあり桧原湖を挟んで磐梯山が見える最高のビューポイントになっている。ノンビリと昼食休憩とした。
 帰路は桧原大橋がある野鳥の森探勝路桧原口に下ることにする。尾根伝いに戻り細野への分岐、パノラマ探勝路の分岐を過ぎると急坂を下るようになる。ヒノキの林を通り下って行くと樹皮が剝がされている木が目に入る。熊の仕業だ。さらに下って行くと細野分岐から30分としないで野鳥の森探勝路入口に着いた。ここからデポしておいた自転車で道前原の集落に戻るのだが、途中に堂場山があるので、ついでに寄ってみた。
 歩いて戻るのであれば道路歩きが4.8キロ、1時間30分ほどかかる。コロナ騒ぎで運転を見合わせていた桧原湖周遊バス「森のくまさん号」が8月1日から運転を始めるという。上手く利用すれば桧原出張所の駐車場に車を置き、桧原大橋までバスで移動して逆コースを歩く手もありそうだ。(和)

概念図
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トラック 往路=赤 復路=青

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