Fukushima toukoukai Home page
小谷山と金山浜探勝路 954m標高点
山行種別  無雪期一般
こたにやま・かなやまはまたんしょうろ 歩行距離 3.5km  累積標高 188m
トップ裏磐梯ハイク・登山>小谷山と金山浜探勝路

山行期間 2020年8月29日(土)
コースタイム 小谷山金山入口(10:05)→小谷山(10:28,10:39)→早稲沢入口(10:54)→金山浜探勝路入口(11:04)→探勝路猪口・金山(11:21)→小谷山金山入口・駐車地点(11:30)
写真
桧原歴史巡り探勝路の金山側入口 小谷山城跡(桧原城跡)の説明板 小谷山城跡の標識
タマゴダケ コースは整備されて歩きやすい 途中にはベンチもある
山頂部の金山入口と早稲沢入口の案内標識 二ノ郭にある案内板 堀切を挟んで一ノ郭が一段高くなっている
升型の道を下ると新道と合わさる 小谷山城跡升型入口の案内板 金山浜入口
桧原湖の湖畔の岸まで行ける 苔むした木道 コースは6年前に再整備されている
長井川を渡る ツリフネソウ マツヨイグサ
ツユクサ 金山浜探勝路の金山バス停側入口 森のくまさん号が走る

行動記録
 小谷山は裏磐梯・桧原湖の北岸に位置し、小谷山城跡(桧原城跡)として桧原歴史巡り金山浜探勝路のトレッキングコースにもなっている。山頂部には一ノ郭、堀切を挟んで二ノ郭があり、郭に至る手前には升型の道がしっかりと残っている山城跡である。伊達政宗が桧原の地頭・穴沢氏を滅亡させたのちに会津攻略のため小谷山に出城を築いた場所とされる。探勝路入口は早稲沢口と金山口があるが以前あった金山の駐車場はロープが張られて使えないので、小谷山金山側入口近くの県道の車寄せに4〜5台止められるので、そこから歩き出すことにした。
 道路を挟んで斜め向かいが小谷山の金山入口で、道路脇の石段を登ったところに小谷山城跡の案内板と探勝路の標識がある。良く整備された遊歩道で山腹を大きく巻くように登って行く。高度を50mほど上げたところで道は右に方向を変える。入口から10分ほどでベンチが出てくる。今度は左に折れて登って行くと小谷山の北に延びる尾根を巻くように進む。登り始めて20分ほどで、金山入口と早稲沢浜入口の分岐標識に着いた。ここは小谷山城の二ノ郭と一ノ郭の間の堀切であったところで、山頂(1郭)は5mほどの堀切北側にある。なお、案内板は堀切を挟んで南側の二ノ郭にある。この山城の特徴として横堀が多い。遊歩道はその横堀を利用して作られている。
 下山路は山頂から分岐標識に戻り、横堀に沿って早稲沢浜入口へと向かう新道と、二ノ郭から升型を通り三ノ郭の下部まで下る旧道とがある。今日は升型のある大手道を下ってみることにした。高度を下げると左から新道を合わせる。新道を合わせたら南東に延びる尾根伝いに下って行く。やがて道は右に折れ、次に左に折れて山腹を巻くように下り、再び右に折れると小谷山早稲沢入口に着く。ここに「史跡 小谷山城升形入口」の標柱が立っている。城跡散策が目的であればこちらの方が順路になるのだろうか。遊歩道は県道会津若松裏磐梯線を挟んで早稲沢浜へと続いているが、現在早稲沢浜探勝路は橋が壊れて通行が出来なくなっている。
 県道会津若松裏磐梯線を金山方面へと向かい駐車地点を過ぎると左に「金山浜探勝路」の案内標識が出てくる。道路から下に降りると桧原湖が目の前に広がり湖畔のすぐ脇まで足を踏み入れることが出来る。向かいには糠塚島が見え絶好のロケーションだ。探勝路は湖畔の岸から離れて樹林の中を進むように作られている。木道も比較的新しくしっかりしていて歩きやすい。長井川に架かる木橋を渡り10分ほど進むと金山バス亭のある県道に出る。車に戻るために道路を歩いていると天ぷら油をリサイクル燃料にして走る「森のくまさん」バスが走ってきた。車を止める場所に苦慮するようであれば、桧原集落まで北塩原村のコミュニティバスが無料で利用できるし、桧原湖を反時計回りに周遊バス「森のくまさん」が走っているので利用すると良いだろう。金山バス停から10分としないで駐車地点に戻ることが出来た。(和)

概念図
電子国土webで見る
トラック 往路=赤 復路=青

トップ

Copyright(C) 2020 福島登高会 All Rights Reserved.