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No.6411
鬼面山+土湯峠湿原遊歩道 1481.8m三等三角点峰
山行種別  無雪期一般
きめんざん+つちゆとうげしつげんゆうほどう 地形図

トップハイキング>鬼面山+土湯峠湿原遊歩道

山行期間 2020年10月21日(水)
コースタイム 新野地温泉・ブナッ子路登山者用駐車場(10:17)→野地温泉登山口(10:24)→旧土湯峠(10:45)→鬼面山(11:26,11:49)→旧土湯峠(12:22)→新野地温泉への下降点(12:32)→新野地温泉(12:56)→赤湯温泉(13:07,13:14)→鷲倉温泉分岐(13:30)→幕川温泉側遊歩道入口(13:49,13:54)→新野地温泉・ブナッ子路登山者用駐車場(14:21)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
新野地温泉ブナッ子路入口の脇に車を止める 新野地温泉相模屋旅館のところから見る鬼面山 野地温泉の安達太良山登山口から登り始める
最初からブナ林である ブナの根が這う登山道 何度か小沢を渡る
間もなく旧土湯峠に到着だ 送電線の通る旧土湯峠 峠から鬼面山を目指す
右側には磐梯山が見える 紅葉も終盤の装い 鬼面山の標識
山頂の三等三角点 旧土湯峠からブナッ子路を通り新野地温泉を目指す 振り返ると鬼面山と箕輪山がガスが切れて顔を出した
尾根伝いに緩やかに登って行く ブナの落ち葉を踏みしめて進む 尾根の新野地への下降点、鷲倉方面への道は笹が被さり歩くことは出来ない
落葉が進む気持ちの良いブナ林 黄葉が終わり黒ずんで晩秋を思わせる 標高を下げると色付いた葉が美しい
老朽化した橋はいつ踏み抜けしてもおかしくない 途中にベンチもある 道は緩やかになると新野地は近い
新野地相模屋の裏から見た鬼面山 ブナッ子路入口の県道に出る 県道本宮土湯温泉線を歩いて赤湯温泉へと向かう
赤湯温泉への未舗装路を下って行く 赤湯温泉好山荘 好山荘手前に土湯峠湿原遊歩道入口(赤湯口)がある
整備されて久しいので木道も傷みが激しい 鷲倉との分岐まで60mほど高度を上げる 鷲倉分岐の標識は朽ち果てていた
鷲倉分岐のところの池 小沢に架かる橋 二つ目の池を左に見て進む
標高1200mあたりの紅葉はまだ見頃 紅葉の中の木道を進む 渇水期でもあり湿原は乾いていた
遊歩道の標識 幕川側の案内標識は倒れて役に立たない 県道の幕川入口の案内板
舗装路を下って鷲倉温泉高原旅館の前を通る 鷲倉温泉向かいの案内板と湿原遊歩道入口の案内標識 まだアキノキリンソウが花を付けていた

行動記録
 鬼面山は安達太良連峰の北端に位置し、登山口の野地温泉から1時間ほどのところにあり、気軽にハイキングができることから訪れる人も多い。紅葉の時期でもあり鬼面山を登るついでにブナッ子路と土湯峠湿原遊歩道も歩いてみることにした。車は新野地温泉の脇にあるブナッ子路入口の脇にある登山者用駐車場に止める。旨く駐車すれば5台は置ける。
 車を止め県道本宮土湯温泉線を歩いて野地温泉の登山口へと移動する。ここが安達太良山への登山口になっていて登山者カード入れもここにある。登山道は最初から見事なブナの林で道は緩やかに登って行く。このコースは春の新緑、秋の紅葉、冬はスノーシューでの散策と季節を問わず楽しめるのも魅力だ。旧土湯峠への道は歴史もあり、途中にはブナの根っ子が露わになってところもある。小沢を過ぎると勾配が増して、緩やかになると旧土湯峠に出る。登山口から20分ほどの距離だ。旧土湯峠には2系統の送電線が通っていて送電線の下は幅広く刈り払いがされているので開放感がある。また旧土湯峠は鬼面山、横向、鷲倉、野地を繋ぐ四差路でもある。
 鬼面山を目指して進路を東にとる。チシマサザの草原を過ぎると鬼面山への登りにかかる。勾配は増すが道はつづら折れに付いている。右後ろを振り返ると磐梯山が見えた。このまま天気が持ってくれれば良いがと思いながら行くと先行パーティが道を譲ってくれた。高度を1400mあたりまで上げるとガスがかかり眼下が見えなくなった。登山道は一旦緩やかになると一部左側が切れ落ちているところがあるので注意したい。山頂へ向けて最後の登りにかかる。野地温泉登山口から1時間ほどの道のりである。山頂三角点で放射線量を調査してから昼食休憩とした。
 帰路は、まず旧土湯峠に戻り、ここから尾根伝いにブナッ子路を鷲倉方面へと進む。振り返ると今までガスがかかって見えなかった鬼面山と箕輪山が姿を現した。登山道はトロ登り進み、反射板のある1320mピークの肩まで来ると新野地へ向けて北東側に進路を変えて下るようになる。かつてあった鷲倉への道は背の高いチシマザサが覆い被さりすでに廃道と化している。新野地までの下りもブナの林で、すでに落葉が進みブナの黄葉は黒ずんで晩秋の装いである。それでも高度を下げて行くと色付いた葉が目を楽しませてくれる。途中小沢にかかる橋を何度か渡るが、整備されてだいぶ経ったこともあって老朽化した橋はいつ踏み抜けしてもおかしくない状態だ。新野地の相模屋まで来ると建屋の右奥に鬼面山が見える。ブナッ子路入口はもう目の前である。
 県道(旧13号国道)を左に折れ100mほど進むと赤湯温泉の看板が出てくる。側道に逸れて赤湯温泉を目指す。砂利道を400mほど下って行くと赤湯温泉好山荘が見えてくる。土湯峠湿原遊歩道は好山荘手前から左に入るのだが案内標識を確認できないまま好山荘の前まで行ってしまった。手前に標識があるはずと思い戻ってみると、それらしき道形がある。良く見ると案内標識があった。赤湯温泉の資材やゴミなどが入口付近に乱雑に置かれていて案内標識を見逃してしまったようだ。資材や配管、ゴミなどを乗り越えて遊歩道内に足を踏み入れる。最近では歩く人もいないのだろうか、木道も朽ち果て見る影もない。遊歩道の周りはブナの原生林で紅葉も進み美しい。途中の湿原エリアには季節になるとミズバショウやリュウキンカが花を付ける。鷲倉から道を合わせるまで400mほどの距離で最後の坂道を登ると分岐点に着く。木々の間から沼が見える。
 沼の脇を回り込むように進み小沢を渡って進むと2つ目の沼と出合う。ここまで来ると木道の敷いてある湿原はすぐである。急に視界が開けると湿原である。今の時期は渇水期のためか乾いているものの季節には多くの植物が花を付ける。今回の見どころは赤黄に色付いた木々だろう。素晴らしい景観は期待を裏切らない。なごりは尽きないが湿原を後にして幕川側の遊歩道入口に上がる。平日でもありここまでは誰とも会わないで来た。幕川の道に出たら左に折れて県道に向かう。県道まで250m、車を置いてきた新野地の登山者用駐車場まで1000m、ゆっくり歩いても30分とかかからない。土湯峠湿原遊歩道の大きな案内板は鷲倉温泉の道路向かいのところにある。また今回歩いたコースの詳しい案内マップについては、新野地温泉・相模屋さんのホームページから土湯温泉観光まちづくり協議会が作成した土湯峠ブナッ子路土湯峠湿原遊歩道幕滝遊歩道をダウンロードできる。
 今回歩いてみて感じたことは、赤湯温泉側から入るルートは入口が分かりづらくコースも整備されていないので初めての人はあまりお勧めできない。鷲倉口から入って幕川口に抜けることを勧めたい。ただ今回歩いた赤湯口からのルートが歩く距離も長く植物や野鳥の観察などを目的とするのであれば適しているといえる。観光立県を目指す福島県として、ぜひ再整備をお願いしたいところだ。(和)

空間放射線量

観測地点/特徴 標高 時間 最大値 最小値 平均値 緯度/経度
data1 新野地ブナッ子路入口駐車場/敷砂利、広葉樹林、笹 1190m 10時15分 0.066 0.061 0.064 37゚40'12.62"/140゚15'59.39"
data2 野地温泉登山口/広葉樹林 1180m 10時25分 0.048 0.042 0.045 37゚40'05.99"/140゚16'13.17"
data3 旧土湯峠/裸地、脇笹、低潅木 1272m 10時47分 0.048 0.045 0.047 37゚39'52.75"/140゚16'03.24"
data4 鬼面山・三角点/笹、低潅木 1482m 11時28分 0.053 0.051 0.052 37゚39'42.67"/140゚16'40.21"
data5 尾根・新野地下降点/笹、低潅木 1305m 12時33分 0.082 0.073 0.079 37゚39'55.95"/140゚15'50.82"
data6 土湯峠湿原遊歩道(赤湯口)/広葉樹林 1150m 13時14分 0.069 0.066 0.058 37゚40'16.51"/140゚15'44.17"
data7 遊歩道内・鷲倉分岐/広葉樹林 1200m 13時31分 0.054 0.051 0.053 37゚40'11.65"/140゚15'36.83"
data8 土湯峠湿原遊歩道(幕川口)/広葉樹林 1225m 13時52分 0.069 0.063 0.066 37゚40'18.13"/140゚15'19.24"
data9 新野地ブナッ子路入口駐車場/敷砂利、広葉樹林、笹 1190m 14時22分 0.061 0.055 0.059 37゚40'13.01"/140゚15'59.03"
緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。/放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)/標高については国土地理院地図に表記のあるものについてはその数値、無いものについては電子web地図で表示するおおよその数値を掲載しています。
行動中の積算被ばく量 0.249μSv/h

概念図
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トラック 往路=赤  復路=青

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