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No.6437
櫛形山 567.9m二等三角点峰(点名:上荒沢)
山行種別  無雪期一般
くしがたやま 地形図

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山行期間 2020年11月13日(金)
コースタイム 一ノ沢・法印瀑登山口(9:12)→砂防ダム・登山道入口(9:25)→大瀑(9:52)→法印瀑(10:03)→法印瀑分岐(10:35)→櫛形山(11:17,11:26)→法印瀑分岐(12:05,12:27)→大峰分岐(13:24)→チェリーヒュッテ大峰(13:43)→展望台(13:45,13:51)→一本松展望台(14:07)→吉平観音(14:16)→一ノ沢・法印瀑登山口(14:45)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
法印瀑コース入り口 一ノ沢に沿って作業道を進む 作業道は砂防ダムまで
登山道に入る スギの造林地 新発田営林署の水源かん養保安林の看板
案内の標柱 ほどよく紅葉が進む 右奥に見えるのは大瀑だろうか
沢と平行して登山道がついている 沢の中を歩く 右に見えるのが法印瀑
この滝が見えたら左岸の登山道に取り付く 尾根上の法印瀑分岐 501.6m三角峰に法印峰の表示?
櫛形山を目指す 大沢尾根との合流点 ブナ林を進む
櫛形山の山頂 山頂にある二等三角点(点名:上荒沢) 飯豊連峰展望図
山頂から飯豊連峰が正面に見える 戻って大峰山を目指す 大峰山への分岐
チェリーヒュッテ大峰 展望台では日本海が眼下に広がる 展望台にある案内図
大峰山登山口へ下る途中にある水場 一本松展望台から見る紅葉 一本松展望台にある四阿
スギの造林地を下る 吉平観音 吉平観音の説明板
寺沢林道に出る 法印瀑コースへ戻る登山道 造林地の中の登山道
林道に出る 林道を歩いて法印瀑コース入口へ向かう 貝屋川に架かる橋を渡り駐車地点に戻る

行動記録
 今回の櫛形山は法印瀑から登ることにした。他の登山口と違って駐車場は無く、邪魔にならないように路肩の広いところを見つけて車を止める。法印瀑コース入口から砂防ダムまでは車が入れるほどの幅があるが入口には車の乗り入れをしないように注意書きがあるのでルールは守りたい。
 砂防ダムまではゆっくり歩いて10分ほど。ここから登山道歩きになる。砂防ダムを越え、つづら折れに高度を上げて沢から離れる。尾根をトラバースするように進むと、右奥に滝が見える。落差はありそうなので大瀑だろうか。大瀑を越えたあたりで登山道は沢に近づき右岸(左側)を進むようになる。次に出てくる大きな滝が法印瀑のようだ。地形図に表記されている法印瀑の位置は大瀑で、法印瀑は登山道が沢に寄ってから現れる。沢の中を歩くところもあり増水時は注意したい。最後の滝を見たら対岸の登山道に取り付くと一気に高度を上げ30分ほどで稜線の法印瀑分岐に着く。まずは櫛形山に向かうことにした。
 法印瀑分岐から一段上がったところが501.6m三角点(四等三角点:法印)峰でピークの木には手作りでパウチした「法印峰」の案内標識が付いていた。尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら大沢尾根と合わさる。ここまで登ってくると櫛形山の山頂は近い。落葉したブナ林の尾根を進むと櫛形山の山頂である。南東側が開け、飯豊の峰々が正面に見える。本当に飯豊を見るための大展望台だ。10分ほど休んでから登ってきた道を戻り大峰山へと向かう。
 法印瀑分岐まで来て正午を過ぎたので昼食にした。気温は低いが風もなくのんびりと時間を過ごす。次に縦走路を南に進む。途中尾根を忠実に進む道とトラバース道とが分かれるところもあるが、いずれもトラバース道を進んだ。大峰山への分岐点には1時間ほど。落ち葉を踏んでの歩きはクッションにもなって膝にも優しいが思わぬところでスリップすることもあるので要注意だ。
 分岐で箱岩峠への縦走路から外れて大峰山方面へ足を踏み入れる。大峰山の三角点峰は先月歩いているので、今日はトラバース道を選んだ。チェリーヒュッテ大峰には13時43分に到着。少し進んだところにある展望台広場は日本海が一望できる絶好のビューポイントだ。眺めを楽しんだら大峰山登山口のある寺沢林道へと下ることにする。
 下り初めて程なく水場が出てくる。飲料不適とあるがコップも置いてあるので飲めそうだ。四阿のある一本松展望台まで来ると貝屋川を挟んだ尾根の紅葉が見事だった。のんびりしたいところだが先を急ぐ。スギの造林地になると程なく吉平観音に着いた。開けた地形になっていて参道を少し下るとすぐに林道に出た。左が大峰山登山口である寺沢林道の駐車場、右が法印瀑登山口へ戻る大沢林道への道である。大沢林道への道は造林地の作業歩道のようでスギ林の中へと道が続く。つづら折れになり下っていくと林道に出る。吉平観音からは15分ほどである。林道は砂防ダムの脇を通り、10分ほどで貝屋川にかかる橋に出て法印瀑登山口に戻ることができる。櫛形山は小さいが地形図にも山脈として表記されている。ルートもたくさんあって結構楽しめる山である。山頂付近のブナは見事で、新緑の季節はさぞ見事だろうと推察する。(和)

概念図
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トラック ルート=赤

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