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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3225
三倉山
1888m
山行種別 無雪期一般
みくらやま 地形図 那須岳


■山行期間 2001年9月22日
■コースタイム ヨロイ沢(7:10)→林道終点(7:32)→鏡ヶ沼分岐(7:40)→大峠(8:05,8:10)→流石山(9:08,9:18)→大倉山(10:10,10:18)→三倉山三等三角点峰(10:37)→三倉山(10:55,11:10)→大倉山(11:36)→流石山(12:25)→大峠(13:10)→鏡ヶ沼分岐(13:32)→ヨロイ沢(13:55)
■写真
鏡ヶ沼分岐 大峠のお地蔵さん 稜線にある「五葉の泉」
深山湖 尾根の登山道から三倉山を望む 三倉山山頂


■行動記録
 下郷町側から大峠を経て三倉山へのコースを訪れてみた。会津鉄道・養鱒公園駅から観音沼を経て加藤谷川に沿って林道(旧会津中街道・松川街道)を進む。舗装路が切れたとたん先日の大雨で道はひどく荒れていた。ヨロイ沢の先で土砂崩れのため手前に車を置き歩くことにした。なお10月8日現在、崩壊箇所は取り除かれ林道終点まで車の乗り入れができる。林道終点まで車で入るときは、終点に5台程度、手前に10台程度駐車できる。 林道終点から旧会津中街道(松川街道)を歩くことになる。松川街道には旧街道石畳、戊辰戦争塹壕跡など、静かなたたずまいの中で歴史に触れることができる。鏡ヶ沼への分岐を過ぎ石畳の道を進み、カレ沢についた道を一旦くだってから大峠への登りにかかる。大峠へは林道終点から30分ほどの道のりである。峠にあがり石仏を写真に収め、小休止する。周りに大きな木は無く、景色は大変よい。三倉山を目指して登り始める。最初は急坂、1790mの白ハゲの頭までくると、三等三角点を持つ流石山はすぐである。稜線は笹と背の低い灌木で視界を遮るものは何もなく、快適な尾根歩きができる。板室温泉側の深山湖、さっきまで見えなかった三斗小屋も良く見え、茶臼はもちろん帝釈山系などの県境稜線、振り返れば飯豊、磐梯、吾妻、安達太良も見える。
 流石山を過ぎ次の大倉山までの間に小さな池塘「キスゲ沼」と大きな池塘「五葉の泉」がある。写真を撮りながらのんびりと進む。大倉山まで来ると三倉山も間近に立って見えるようになる。この時期、紅葉には少し早いがそれでも初秋を感じさせるには充分な色づきだ。
 10時37分、県境に位置する三倉山の前衛峰1950.4m三角点峰に着く。一旦コルまで下り急斜面を登り返す。1888mの三倉山本峰まで15分、山頂に三角点は無いが、ちっとした広さを持ち、那須の連山が一望できる絶好のポイント。360度の大パノラマを満喫できる。
 山頂からさらに唐沢山を経て音金まで登山道が付いている。車をデポしておけば環状ルートもとれる。私たちは山頂でしばし眺めを楽しんで来た道を戻る。(I.I)


■概念図


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