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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3229
荒海山
1580.4m二等三角点
山行種別 無雪期一般
あらかいざん 地形図 荒海山


■山行期間 2001年9月23日
■コースタイム 鉱山跡(7:09)→登山口(7:22)→沢徒渉(7:40)→尾根(8:22,8:30)→大岩(10:01)→荒海山(10:26)→二等三角点峰(10:32)→荒海山(10:40,11:00)→大岩(11:23)→尾根(12:45,12:53)→登山口(13:30)→鉱山跡(13:42)
■写真
荒海川徒渉点・登山口 稜線に出るまでは急坂が続く 途中の登山道から荒海山を望む
山頂手前にある南陵小屋 荒海山山頂 山頂の約100m東に1580.4m二等三角点峰がある


■行動記録
 栃木県との境に位置する荒海山は、南会津の雄峰であり登山道はあるもののその奥深さは一流である。滝の原から国道352号線を中山トンネル方面に向かい、袋口から荒海川に沿って八総鉱山跡まで車で入る。ここは道路幅が広いので充分車を止められる。身支度をして出発、林道滝原線を登山口まで歩く。登山口には登山届けのボックスがあるので記入して行こう。車はここまで乗り入れることができる。登山口に2台、その手前に3台駐車できる。ただ道は悪いので普通の乗用車は八総鉱山跡に置いた方が無難のようである。
 荒海川を右岸に徒渉し15分ほど荒れた林道を行くと、河原に下りる登山道がある。左に治山ダムを見て荒海川を左岸に徒渉すると支沢の中に登山道を見つける。治山ダムの左岸を越えると沢は伏流となる。10分ほど登って行くと登山道は沢から離れて一気に高度をあげる。取り付きはロープの張ってある急坂だ。登山道はトラバースして再び沢に戻り、ロープの張ってある沢の源頭を登るようになる。8時22分、登山口からちょうど1時間で尾根に出た。地図と尾根のピークをひとつひとつ確認しながら進む。尾根の途中、木々の間から荒海山のピークが良く見える絶好のポイントがあるので写真に収める。
 アップダウンに飽きてきた頃、大岩が出てくる。この先、急坂を一気に登る。降るときは充分注意したい箇所だ。やせ尾根を越えると荒海山は近い。山頂手前に南陵小屋がある。かつての雨量観測小屋で、4〜5人なら充分利用できる。ただし水場はない。小屋の右手上が荒海山頂で標識も立っている。荒海山は双耳峰で手前は1581mピーク、もう一方は1580.4mで二等三角点を持つ。三角点峰までは踏み跡を頼りに一旦コルまで下がり登り返す。10分ほどなので足をのばしてみたい。1581mピークに戻りしばし休憩。360度の展望を楽しんでから登ってきた道を忠実に引き返す。途中の急坂は足場も悪く滑りやすいので充分注意したい。(I.I) 


■概念図


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