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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3404
志津倉山 1234.3m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
しづくらやま 地形図 博士山・野尻


■山行期間 2002年10月20日
■コースタイム 登山口(10:05)→細ヒド分岐(10:10)→最後の水場・大沢渡渉(10:56,11:07)→屏風岩(111:24)→三本松(11:34,11:45)→ブナ平(12:00)→志津倉山(12:11,12:26)→大辺分岐(12:41)→登山口(13:47)
■写真

登山口の案内板 登山届けと鐘 雨乞岩
最後の水場 途中には岩場の急坂も シャクナゲ坂
屏風岩 尾根の分岐・ブナ平 志津倉山頂の標識
志津倉山の二等三角点 下りの岩場 霧の中のブナ林

■行動記録
 志津倉山は、三島町と昭和村、柳津町の境に位置し高速を使うと福島から楽に日帰りで登ることができる。残念ながら今回も天気に恵まれず、素晴らしい志津倉山の紅葉を楽しむまでには至らなかった。
 宮下のバイパスから左に折れて県道会津若松三島線、小林会津宮下(停)線を通って大辺峠に向かって車を進める。途中、志津倉山の案内板もあるので迷うこともないだろう。登山口には7〜8台止められる駐車場がある。霧がかかり静かなたたずまいだ。登山口の案内板を右に見て沢沿いに登っていく。すぐに細肥土コースを右に分ける。やがて雨乞岩が右に見えてくる。磨き抜かれた大スラブは迫力がある。
 ここから二子岩コースを右に分けるが、私達は右岸の大沢コースを進む。最後の水場となる沢を渡渉し、いよいよ急坂の登りに入る。鎖場を登り、シャクナゲ坂の急坂を登ると屏風岩だ。さらに三本松を過ぎブナ林へ入る。1時間弱で稜線のブナ平に着く。登りはここまでで三角点のある志津倉山は、あと10分ほどである。志津倉山のブナは博士山と同じように感動すら与えてくれる。どの季節に訪れてもみごとなブナに圧倒される。
 ガスっていた志津倉山だったが、山頂に着いたときに南側の見晴らしが少しだけだが良くなった。山頂からは南北の見晴らしが良く、天気さえ良ければ、飯豊や吾妻、安達太良、磐梯などの山々が望める。展望は、またの機会にしよう。
 下りは稜線を西に向かい、大辺分岐から細肥土コースを降りる。最初から最後までブナ林の中を歩くコースである。大辺分岐から大辺峠への踏跡はもう無く、標識だけが分岐の位置を教えてくれる。いよいよ下りにかかる。途中、岩場の急斜面がある。鎖と鉄のステップが整備されている。濡れている時などは、注意してゆっくり降りよう。
 見事なブナ林の中を降りて行く。沢が合わさると細肥土分岐はもうすぐだ。大沢コースに合流し、登山口に戻る。(I.I)
 
■概念図


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