若葉の季節となり、ハイキングも始動開始である。今シーズン手始めのハイキングを何処にするか悩んだあげく、04年4月11日に郡山市と旧岩瀬村境の妙見山に登った時に、同じ名前の山が旧長沼町と鮫川村にあることがわかって気になっていた妙見山と決めた。また、鎌倉岳(竹貫)が妙見山の近くにあるので、鎌倉岳にも登ることにした。さらに、時間計算をすると午前中で終わってしまいそうなので、鮫川村のHPで紹介されていた鮫川村最高峰「朝日山」が最近登山道を整備したとのことなので欲張って登ってみることにした。、この3山を訪ねてみることにして朝、福島を出発した。
高速で須賀川ICまで行き、石川町経由、御斉所街道を古殿町を目指して走り古殿町役場方向へ右折する。すぐに林道「石井草・大作」線の看板と鎌倉岳の案内図があり、林道を10分ほど登ってかなりの駐車スペースのある駐車場に到着する。
入口の片隅には「長寿の強清水」という清水があり、地元の人達がポリタンクに水くみに来ていた人が数人いた。支度を整えて登って行く。駐車場脇から勾配は急であるが砂利が敷いてあり車でもいけそう。しかし、その道もすぐ終わり石碑としめ縄の張られた登山口に至る。
ここから頂上までは急勾配となり、登山道に手すりロープが張られており、ちょっと先に遊歩道周回コースの看板と案内板が建っている。まずは頂上へと先を進める。
頂上へはすぐ着く。展望もよく古殿町並も見え、脇には石の祠もある。あまり阿武隈山系には踏み入れていないため何処のどのピークか正直わからない。すぐさま下山にかかり周回コースへの分岐へ行ってみる。
右回りコース、左周りコースとあるがどっちにしろ元へ戻るので、左周りコースへと進む。最初は尾根沿いに進む。この遊歩道は福島民報社主催の「福島の遊歩道50選」に選ばれた1週1.5Kmのコースで歩道沿いのポイントに各種名前が命名されているようである。そっちはあまり興味が無くさっさと先に進む。東の端にあづま屋があり今度は戻りとなる。歩道は尾根筋を離れて下降ぎみにアップダウンを繰り返す。全体的に林の中の歩道で展望は悪く、これから先木々に葉をつけるとなおさらだろうと展望は悪くなるだろうと思いながら歩く。一面イワウチワの斜面や、足下にはカタクリがあるが、まだ花をつけていない。ハイキングの開始としては、花も少なく、ちょっと早かったかもしれない。1周約1時間でほぼコースタイムどうりに分岐にもどり、駐車場まで山菜を探しながら下り次の目的地、妙見山を目指した。(S.O)
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