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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3864
妙見山(天栄) 532.1m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
みょうけんやま 地形図 岩代長沼


■山行期間 2006年5月27日
■コースタイム 参道入口(12:00)→ 大岩の御神体(12:22)→妙見山神社(12:32,1250)→ 参道入口(13:08)
■写真
日向屋敷の妙見神社の案内板 参道の入口 妙見神社の鳥居と神社
参道はスギ林の中を登っていく 大岩 胸径2mを超える大杉
最後の石段を登ると奥の院 山頂に建つ妙見神社 小さな石の祠もある
三角点は土塁を伝って南へ 山頂からの見晴らしは無いが
途中にピューポイントがある
麓から見た妙見山

■行動記録
 岩瀬妙見山、鮫川妙見山と辿ってきて、最後に残ったのが天栄妙見山である。笠ヶ森山を登ってから長沼町より県道を天栄村に向け移動する。峠を越して下がりはじめると視界が開ける。左手に目指す妙見山が目に入ってくる。
 山裾に地形図では竹ノ内、男神屋敷と連なっているが、事前に調べた情報では、登山口は日向屋敷になっている。地元の人に登り口を聞いて、ようやく妙見神社の参道にたどり着く。路肩に日向屋敷、妙見神社の案内板があり、神社の入口とわかる石柱、標柱があり、参道は石畳となっている。石柱には「村社 松本神社」「妙見山鎮座」と刻印されている。その先すぐに鳥居、神社、石塔に囲まれた墓地などがある。
 スギ林の中をはじめはゆるやかに登って行く。右手へいく道と分かれて標高470mあたりからだんだんと参道は急になり、ジクザクの登りとなった。ほどなく登山道脇に大岩と登山道が石の階段になった所に着く。大岩には「猿田彦大神」と刻されており、旗を掲げる時の石でできた台座や、灯籠があったであろう基礎の部分がある。岩自体が御神体なのかも知れない。登山道脇の大きなスギの木が目に入る。胸高直径は2mはゆうに超える太さだ。
 スギの木の先一曲がりで石の階段が見える。登ると「妙見山」が鎮座する立派な社が建っている。平坦地になっており廻りには祠や石仏などもある。周囲はスギの木立に囲まれて展望はあまりきかない。
 三角点はは最高所ではなく神社の建つ広場より尾根沿いに南へ60mほど行ったところにある。帰路は来た道をもどるが、これで気になっていた妙見山巡り終わった思いがあるが、どの山も地域、地域の鎮守の森の神様と言う雰囲気で、忙しい現代社会においてまだまだ、風情の残る社会が残っているのだと感じた。(S.O) 


■概念図



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