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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3864
高土山 729.2m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
たかどやま 地形図 岩代長沼


■山行期間 2006年5月27日
■コースタイム ゲート手前の登山口(13:43)→第1展望台(13:57)→登山道分岐(14:03)→第2展望台(14:11)→高土山頂(14:34,14:44)→下山道分岐(15:00)→林道(15:06)→ゲート手前の登山口(15:20)
■写真
ゲートの手前に車を置いて少し
戻って登山口へ
林道の脇から登山道に入る 登山口の標識
木の階段を登ると第1展望台は
近い
第1展望台 第1展望台から見た藤沼
第2展望台から見た藤沼 登山道のギンリョウソウ 高土山を示す標識
高土山の二等三角点は北方約
100mのところにある
高土山の南のピークから藤沼を
見る
ヤシオツヅジが見頃
下山路をコースの矢印に沿って
下りてみた
林道に降り立ったらゲートを目
指して車に戻る
この時期、ハルジオンが目を楽
しませてくれる

■行動記録
 今日は笠ヶ森山、天栄村の妙見山を登ってから高土山に向かう。3つの高土山の登山口に着いたのは13時をとうに過ぎていた。妙見山を登るときにちらついてきた天気も何とか持ちこたえているので、予定通り高土山(たかどやま)に登ることにする。
 同じ名前の山が以前登ったことのある南会津町田島にあるがそちらは「たかつちやま」と呼ぶ。日本語は難しい。登山口は県道郡山長沼線に案内板のある藤沼湖自然公園まで行き、西端部より入るのが本来のコースであるが、林道・戸渡藤沼線で登山道が分断されていることが分かっていたのと、時間的余裕もなかったので直接林道より取り付くことにする。
 林道斗渡藤沼線の起点から約4.0Km位行ったところにゲートがある。登山口はその少し手前にある。ゲート部分に4〜5台の駐車スペースがあったので車を駐めて歩き始める。林道より木製の階段を登って行くとスギ林の登りとなる。スギ林を登りきると尾根に取り付き、アカマツが混じった広葉樹林となる。ほどなく第1展望台の案内板があり、藤沼湖方面の展望が開ける。
 その先、573mポイントまで緩やかに登り、高土山との鞍部めがけて降りとなる。鞍部は下山コースの分岐となっているので、帰り下ることにして先を進める。鞍部からの登りは傾斜も増して2座登った後なので結構なアルバイトに感じる。
 林相も変わりナラ、ミズナラ、イタヤカエデ、イヌシデなどの結構太い木のある林となる。ほどなく第2展望台、木々の間から第1展望台と同じ藤沼湖方面の展望が開ける。登山路は第2展望台を過ぎたあたりからつづら折れの道となる。つづら折れになる分、登りは少しは楽になるが傾斜はさらに増して急坂が続く。灌木類や下草の植生は少なくなって、急坂が幾分緩やかになって来ると「高土山山頂」の道標の建つ山頂に達する。白く立派な道標に見えたが良く見るとプラスチックでできていた。
 山頂は、ナラ・カエデ類にアカマツの混じった混交林となっていて展望はあまりきかないが、一部、藤沼湖方面の展望だけが開けている。本来の山頂を示す三角点は道標より北側尾根伝いに100mほど行ったところにある。三角点の回りは刈り払いがなされている。帰路は鞍部分岐まで戻り、下山道の標識に従って沢に沿ってアカマツ林を下って行く。すぐに林道に飛び出した。後は車を置いてきたゲートまで林道歩いて、今日3つ目の山行を終えた。(S.O) 


■概念図



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