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No.3892
岩手山(薬師岳) 2038.2m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
いわてさん 地形図 大更


■山行期間 2006年8月20日
■コースタイム 8月19日 自宅(19:30)=紫波SA(車中泊)
8月20日 紫波SA=滝沢I.C=柳沢登山口(4:45,5:30)→1合目(6:00)→7合目(8:45,8:55)→8合目避難小屋(9:00,9:05)→不動平分岐(9:10,9:15)→山頂(10:10,10:45)→不動平分岐(11:30,11:40)→8合目避難小屋(11:45,12:10)→7合目(12:15)→駒鳥清水(12:40,12:45)→柳沢登山口(14:30,14:55)=滝沢I.C=自宅
■写真
大蔵石 岩手山八合目避難小屋
お鉢を回って山頂へ 岩手山山頂 イワギキョウ
シャジン ミヤマハンショウヅル オニユリ
タマガワホトトギス ウメバチソウ コマクサ

■行動記録
 前日に自宅を出発し、高速の紫波SAで車中泊した。ETCの深夜割引もバカにならない。翌朝、目覚めとともに出発し登山口へ向かう。すでに何台かの車では出発の準備をしていた。
 5時半、薄曇りの中を出発する。コースには新道と旧道があって、時々合流したり、分かれながら続いている。我々は旧道(西側)を登る。左手は沢でかなり切れ落ちている。所々立派な手摺や階段が整備されているが、自然のままよりも歩きにくい。5合目近くになると樹林は切れ、見晴らしがよくなる。地面も砕けた溶岩になり歩きにくい。大蔵石と呼ばれる大岩をすぎ、灌木帯を抜けると7合目で、新道と合流する。ここからはお鉢の稜線がきれいに見える。ハイマツの平坦な道を進めば8合目の避難小屋はすぐである。
 9時、小屋に到着。小屋の周りには前夜の宿泊客がたくさん休んでいた。小屋の前に引かれた冷たい水でのどを潤す。ウメバチソウやシャジンを見ながら、不動平の分岐から右に折れて山頂を目指す。やがて歩きにくい砂礫の斜面となり、お鉢の稜線に飛び出す。景色をながめながら、石像が建ち並ぶ稜線を時計回りに進む。
 10時10分、山頂に到着する。このあたりにはコマクサが一面に咲いている。時期は遅かったが、盛りの頃に見てみたい。山頂でゆっくり休み、お鉢を回って帰途につく。樹木のない荒涼とした斜面にはイワブクロがひっそりと咲いている。稜線の途中から右に折れ、神社を目指す。祠の近くには鮮やかなイワギキョウが咲いていた。稜線に戻り、左手に降りていくと不動平の分岐に戻る。不動平の小屋は新しくり、トイレもきれいになっていた。8合目の小屋でまた休む。あとは花の写真を撮りながら、のんびりと下る。5合目から駒鳥清水に入り、旧道を下る。途中の樹林にミヤマハンショウズルやホトトギスの花が咲いていた。2時半登山口に到着、顔を洗ってさっぱりして帰途につく。(K.K)


■概念図



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