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Fukushimatoukoukai HomePage
No.4008
要害山(只見) 705mピーク
山行種別 無雪期一般
ようがいさん 地形図 只見


■山行期間 2007年8月4日
■コースタイム 只見駅(7:04)→瀧神社(7:07)→525mポイント(7:33)→要害山・705mピーク(8:08)→沼田(9:00)→只見駅(9:22)
■写真
JR只見駅が出発点 踏切を渡って瀧神社へ 瀧神社の右側が登山口
小さな砂防ダムから左岸へ渡る 急坂を登ると只見駅が見える 蒲生岳も良く見える
尾根上にある標柱 山頂にはテレビの放送局がある テレビ塔の管理道を下り踏切へ

■行動記録
 只見町にある要害山は会津百名山の一座であるが、何故かやり残しとなっていた。また金山町大塩の要害山も過去2度に渡って失敗しているのと、県境ピークの日尊の倉山とポツン、ポツンと残ってしまっていた。まとめて登る計画で前夜福島をIさんと出発した。
 今まで、こちらの方面に来る時は土湯峠を越えて猪苗代ICから坂下ICまで高速を利用していたが、福島で20時前に高速に乗り、ETC利用すれば、さほど料金に差がないことに気づいた。福島西ICから高速を利用し2時間ちょっとで只見町についた。今夜のテン場は我会が合宿などで昔から利用させてもらっている蒲生川と真奈川の合流点近くの清水が流れる林道脇である。
 翌日会津只見駅に向かい、駅前に駐車して身支度を整え出発する。駅の左手の踏切を渡って行くと村社瀧神社が見えてくる。登山道は神社の右手から入る。すぐに治山ダムと断面の小さい流路工がある。乗り越えて行くと登山道が伸びている。
 やせ尾根の急登が始まる。周りは灌木類でそれほどうるさくない。前調べでは藪が覆っているみたいとの情報もあったがさほどでなく、只見町の風景も会間見られる。登っている途中、只見駅発7時23分発の一番列車が警笛を鳴らして出発するのが見えた。絶景だ。ほどなく525mポイントとなり、向きを北西に変える。向きを変えてから先は林の中の登りとなりブナの木も所々に見えてくる。登山道は多少藪が濃くなっている所もあるが、登るのには支障はない。そろそろ頂上かと思われた頃より山頂にある中継基地のモーター音が聞こえてくる。登りきるとNHKをはじめ県内の民放各社のTV中継施設が3棟に分かれて建っている。施設の階段を上ると展望もきく。ここは以前(2005.7.31)登った横田要害山の居を構えていた山内氏が伊達政宗の侵略により横田を逃れ、ここにあった水窪城に逃げ延びた城跡であるが、今ではその面影も無く、山頂部分が平坦であることが城跡であったのかと思われるくらいである。
 帰路は北に進路を取ると施設のための道路が延びてきている。途中までは幅員も狭く急カーブが多く大変だなと思いながら下がっていくが、途中からは道幅も広くなり、道路らしくなってくる。のんびりと下っていくと大きくカーブを曲がり再度、踏切を渡り行くと町はずれの沼田に出る。町の裏道を通って駅に戻る。車にザックを放り込み、只見の要害山を後にして、大塩の要害山へと向かう。(S.O)


■概念図



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