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No4943
中吾妻山
1931.0m三等三角点峰
山行種別
積雪期一般(残雪期)
なかあづまやま
地形図
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山行期間
2014年4月13日(日)
コースタイム
兎平駐車場(4:48)→姥ヶ原(5:20)→谷地平小屋(6:35)→大倉川渡渉(7:28)→継森鞍部(9:00)→1933mピーク(9:20)→中吾妻山(9:54)→谷地平小屋(11:50)→兎平駐車場(14:00)
写真
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谷地平小屋から中吾妻山を見る
中吾妻山へ向かう稜線
山頂から安達太良を望む
西大巓方面
山頂からは磐梯山、猪苗代湖も見える
行動記録
東や西の吾妻山と同じ名前をもっていながら、両吾妻山とは異なり、その不便さから山頂になかなか立つことができないのが中吾妻山だ。是非とも行って、そこからの眺めを確かめたいと思い、中吾妻山に向かうことにする。磐梯吾妻スカイライン開通直後の週末に兎平から往復する計画を立てる。スキーは使わず、また、兎平を早朝に出発して一気に日帰りすることにした。
翌日は好天になるとの予報に、夜間通行止めになる前にスカイラインに入り兎平を目指す。翌4月13日(日)、薄っすらと明るくなるのを待って、5時前に兎平駐車場を出発する。初めからアイゼンを装着して歩き始めるが、夜の間に硬くなった雪面にアイゼンが効いて軽快に登って行く。歩き始めてすぐに東の空が真っ赤に染まり日の出となった。
蓬莱山を右手に見て姥ヶ原を進んでいくと、谷地平への分岐まで1時間ほど。樹林の中を谷地平に向かって下っていくこと、さらに1時間で谷地平の小屋に到着する。小休止の後、小屋裏を流れる支沢は飛び石をたどって渡渉し、谷地平に上がると、真っ白な雪原がなんとも神秘的である。大倉深沢と大倉川の出合い辺りまで進んで、大倉深沢、次いで大倉川を渡渉。今回は、継森の南側の鞍部に上がり、稜線伝いに中吾妻山を目指す。沢状の地形をたどって斜面に取り付き、鞍部を目指す。途中でスノーシューに履き替えて登ること1時間30分、広い雪原状の鞍部に到着した。
ここから1933mピークへ登る。雪庇が張り出した尾根をさらに進み山頂手前の鞍部に来ると、アイゼンのトレースが現れる。少し急な尾根を登ると間もなく広い平坦地となり、中吾妻山頂に到着。猪苗代湖、磐梯山が見えて感動である。
下山は、山頂北側の鞍部から大倉川に真っすぐ、概ね地図上の登山道記号に沿って降りる。大倉川を問題なく渡渉し、さらに支沢を渡って、谷地平小屋に戻る。以後、往路をたどって兎平に到着した。(K.S)
概念図
トラック
登り=赤
下り=青
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