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No5053
名倉山 644.7m二等三角点峰
山行種別 積雪期一般
なぐらやま スノーシュー

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山行期間 2015年2月4日(水)
コースタイム 道路・名倉山登山口(11:14)→名倉山(11:45,11:54)→613mピーク(12:12)→道路・名倉山登山口(12:25)→遊歩道入口(12:29)→紅葉山展望台(12:44,12:47)→道路・名倉山登山口(12:58)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
名倉山登山口から雪原に入る 造林地に入る 613mピークの東側斜面をトラバースする
名倉山に取り付く 途中に雪庇も張り出している 木々の間から猪苗代湖が見える
名倉山の山頂からの眺め 戻って613mピークとのコル 613mピークへの登る
613mピークからの眺め 613,ピークからの下り 樹林の中を下る
登り始めの造林地に戻る 雪原を横切ると車デポ地 遊歩道入口の標識
目印は電柱 奥へと入って行く 雪原に飛び出す
スノーモービルでコースが付けられていた 造林地の中を進む 展望台へ30mの案内板
展望台が見えてきた 猪苗代湖が一望できる この時期はすばらしい展望台
ショートカットして車デポ地へ戻る 車を置いてきた道路もまもなくだ 三万石への標識のところに出る

行動記録
 猪苗代町と会津若松市の境に日橋川があり、その左岸に名倉山がある。南側真下を国道49号線が走る。名倉山に登るには猪苗代長浜から天鏡閣の案内板に導かれて県道に入る。天鏡閣の駐車場を過ぎ、戸ノ口との境、峠付近が入口となる。今の時期、除雪状況によっては峠に車を駐められないこともあるので、その時は天鏡閣の駐車場から歩いても良い。
 道路脇から雪原を横切ると造林地になる。途中までスノーモービルの跡がついていた。これは、遊歩道の位置がわかるように、わざとトレースを作ってくれているようだ。この後訪れる紅葉山展望台への道にも同じようにトレースがつけられていた。
 トレースは夏道通りに613mピークの中腹をトラバースしている。613mピークとのコルから、いよいよ名倉山の登りに入る。傾斜が増してくるがスノーシューで登るにちょうど良い角度である。途中雪庇が発達しているところもあり、左の木々の間から猪苗代湖が見える。道路から歩いて30分ほどで名倉山の山頂に着く。眼下に猪苗代湖が広がる絶好のビューポイントだ。昼食は猪苗代のラ・ネージュでお蕎麦を食べる予定なので、虫押さえにコーヒーでパンを半分だけ食べる。しばし猪苗代湖の眺めを楽しんだら戻ることにしよう。613mピークとのコルまで降りたら、すぐに車に戻るのももったいないので、613mピークへと登り返す。ピークからは東側が少しだけ開けて見える。下りは尾根伝いに北へと向かって降りる。途中からいくらか右寄りに進み、造林地を抜けると、往路の途中にある案内標識のところに出た。雪原を抜けると出発点に戻る。
 次に紅葉山展望台を目指す。県道を戸ノ口方面へ進むと、南ヶ丘牧場への道の手前右側に案内標識がある。南ヶ丘牧場への道から入っても良いが、手前の方が近道だ。「猪苗代長浜地区8」の電柱が目印だ。トレースのない道形を登って行くと、雪原に出て南ヶ丘牧場へ向かう道路の途中から入ってくる遊歩道と合わさる。こちらはスノーモービルでのトレースがつけられていた。県の造林地に入って少し行くと「おつかれ様でした左へ30m展望台です」の案内板が出てくる。ここから右に折れて高台に進むと、猪苗代湖が一望できる絶好の展望地に出る。ここが紅葉山展望台だ。名倉山とは、また違った展望が楽しめる。
 丸太で作られた展望台には、ふんわりと雪が載っていた。この展望台、後で知ったのだが実は壊れていて使用禁止となっていた。しばし展望を楽しんだら戻ることにする。この時期は遊歩道は有って無いようなもの。途中から林の中を横切り、三万石からの遊歩道へショートカットする。車を置いてきた県道はすぐである。
 雪が降ってすぐだと、スノーシューで歩き回るのには絶好のコースになる。ただし遊歩道の位置がわからないと迷ってしまうこともあるので充分注意したい。複雑な地形になっているので、地形図をきちんと読み、コンパス、GPSなども活用して安全に歩いてほしい。(I.I)

概念図

国土地理院地図(web地図)で見る
トラック 登り=赤 下り=青

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