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No.4190
古城ヶ峰
1287.8m三等三角点峰
山行種別 山スキー
こじょうがみね 地形図 磐梯山

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山行期間 2009年2月28日
コースタイム 福島(7:40)=アルツ磐梯・第3駐車場(8:42,9:25)=リゾートセンター=第3クワットリフト終点(9:35,9:43)→厩岳山神社(9:47)→厩岳山(10:08,10:20)→1158mコル(10:45,10:55)→古城ヶ峰(11:22,11:50)→1158mコル(11:58,12:05)→厩岳山(12:37,12:55)→第3クワットリフト終点(13:08,13:10)→アルツ磐梯・リゾートセンター(13:20,13:40)=第3駐車場(13:44,14:05)=福島(15:15)
写真
第3駐車場からシャトルバスへ乗り込む 第3クワットリフト乗り場 第3クワットリフト1本で1240mまで一気に高度を稼ぐ
厩岳山神社を目指して登りはじめる 厩岳山神社は半分雪に埋まっていた 厩岳山のピークから磐梯山を望む
厩岳山から猪苗代湖を望む 厩岳山から延びる雪庇 古城ヶ岳前衛峰の斜面
古城ヶ岳を目指して最後の登り 古城ヶ峰から磐梯山を望む 古城ヶ峰からの滑降
1158mコルでシールをつけ直す 厩岳山を目指して雪庇の尾根を登る 厩岳山神社の前には第三十三番十一面観世音菩薩が奉られている
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行動記録
天候 晴れ
古城ヶ峰の山名を聞いてその山の存在を知る人はよほどの山通であろう。ニッコウキスゲなどで知られている雄国沼を囲む外輪山の一峰で、南端に存在するなだらかな三等三角点峰である。以前より行きたいと思っていたが、周辺は根曲がりタケ生育して登山道は無しの情報しかなかった。
 昨年、会津若松市に住んでるKさんが3月に登った厩岳山のHPの記録写真で山頂からの周囲の写真を見てスキーが使えそうだと思った。昨年10月に厩岳山から猫魔山へ下見をかねて登り積雪期であるならばと確信をして今回計画してみた。
 福島市で集合してアルツ磐梯スキー場へ向かう。スキー場はFISフリースタイルスキー世界選手権大会関係で大変な盛況ぶりで駐車場はいっぱいである。車は第3駐車場へと誘導され、シャトルバスでリゾートセンターへ移動する。駐車料金は土日祝日と年末年始(12/27〜1/4)が1,000円、平日は無料である。今回は土曜日なので1,000円を支払う。チケット売り場でリフト券を購入、厩岳山神社のすぐ下まであがれる「第3クワットリフト」は1本で2回分なので、350円×2枚=700円を支払う。第3クワットリフトの乗り場は、リゾートセンターの目の前ですぐに乗り込むことが出来る。
 第3リフトに乗ると1240mまで一気に高度を稼ぐことが出来る。リフト終点でシールを装着して、スギ林に囲まれた厩岳山神社に向かう。
 神社から厩岳山までは急登である。それでも階段登高、ジグザグ登高で山頂まで登れた。今日は久々の快晴無風で汗が噴き出す。山頂でシールを外し滑降にかかる。小ピーク2つを越えるまではやせ尾根であるがその先はブナの林となるが、疎林で想定以上のゲレンデとなる。滑りを楽しみながら高度を下げ、左にトラバースしながら1158mの鞍部へと向かう。鞍部でシールを装着して山頂を目指す。登るにつれて木々はますます疎林となり、未立木地と変化する。山頂手前のピークは右にコースを取ってトラバースしながら高度を上げる。山頂も程なく到着、三角点は雪の下で見つからないが、快晴無風でしばし展望を満喫する。
 帰りは往路を戻るが鞍部まではあっという間に戻ってしまった。再度シールを装着して厩岳山の登りにかかる。厩岳山の山頂で最後の休憩をしていると単独の登山者が同じ方向から登ってくる。猫魔スキー場から来てアルツ磐梯スキー場へ降り、再度、リフトで尾根まで行って猫魔スキー場へ戻るとのことである。両方のスキー場は経営者が同一となり、今後整備がはかれるとのこであるようだが、両方のスキー場の巡回ルートも興味がそそられる。厩岳山からは神社までの下降は急斜面で緊張をしいられるが、今日は雪も重くなり思ったよりは楽に降りることができた。その後は一気にゲレンデを下降しリゾートセンターへ戻った。さらにリゾートセンター前のバス停でシャトルバスが来るまで20分ほど待って車を置いてきた第3駐車場へと戻った。(S.O)


概念図



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