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No.4351
雄国山
1271.2m三等三角点峰
山行種別 山スキー
おぐにやま 地形図 磐梯山

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山行期間 2010年4月4日(日)
コースタイム 福島(7:04)=ラビスパ(8:23)=猫魔スキー場(8:45,9:20)=リフト終点(9:28,9:40)→雄国沼水門(9:55)→雄国沼休憩所(10:02,10:19)→雄国山(10:52,11:18)→1102mピーク(11:58,12:14)→ラビスパ(12:45)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
猫魔スキー場の雄国第1トリプルリフトに乗り込む リフト1本で稜線まで運んでくれる バーンは締まっていて快適な滑りが楽しめる
雄国沼の堰堤へ滑り降りる 雄国沼休憩所 コルに上がって見る雄国山
雄国山の稜線から飯豊がきれいに見える 振り返ると雪に埋まった雄国沼と休憩所が見下ろせる 雄国山の山頂にある展望台
大塩川右俣の源頭で小休止 ラビスパへ滑り込む 全員無事ラビスパへ

行動記録
天候 快晴
 前日に山では降雪があり、先週の大戸沢岳の悪雪が脳裏を横切った。山は現地へ行ってみなければわからないので、予定通り福島を出発した。まずはラビスパに車を1台デポしてから猫魔スキー場へ向かった。猫魔スキー場は土日祝日は駐車料金が1,000円かかるが会員登録していると無料になる。確かめるとメンバー7人のうち5人が会員だったので2台の車は無料だった。
 今日は抜けるような青空で気温も上がりそうだ。スキーパトロールに登山計画書を出して雄国第1トリプルリフトに乗り込む。ちなみに雄国沼へ直接滑り込める「雄国第1トリプルリフト」の予定運転開始時刻は9時00分だが今日は9時15分に運転を開始した。また、4月1週目の日曜日が最終運転日なので、猫魔スキー場からラビスパへ楽をしながら行けるのは今シーズは今日が最後である。
 雄国第1トリプルリフトで出発点となる1340m台地へと上がる。上空は抜けるような青空で、磐梯山がきれいに見える
 いよいよスキーでのスノーハイクの開始である。今日のメンバーだと2時間ちょっとでラビスパまで降りてしまいそうなので、のんびりと行くことにする。リフトを降りると登り無しで、最初から滑り始める。バーンは締まっていて、その上に前日降った雪がうっすらと積もっている。結構スピードは出せるし滑りやすい。樹間を縫って滑っていく。今日のメンバーは、すぐ後をついて来られるので写真を撮るいとまがない。
 後続を待ちながらゆっくり滑ったつもりなのだが、15分とたたないで雄国沼の水門へ着いてしまった。雄国沼の堰堤の雪は消えていた。堰堤の法面をスケーティングしながら雄国沼休憩所へと向かう。10時02分、雄国沼休憩所へ到着する。今日はスキーでの日だまりハイクだ。まったりと小屋の前で時間を過ごす。
 雄国沼休憩所で、初めてシールをつけて雄国山へ向かって登りはじめる。林の中を抜けると傾斜は勾配を増し1326mピークとのコルに上がる。空には雲一つ無く、見晴らしは最高である。喜多方の町を抱くように飯豊が白い頂を峰を連ねる。振り返ると眼下に雄国沼が見渡せ、雄国沼休憩所の屋根が小さく見える
 尾根伝いに緩やかに登っていくと雄国山の山頂へ着く。シールを剥がして、コーヒーを飲みながらゆっくりとした時間を過ごす。たまにはこんな日があっても良いかもしれない。
 雄国山の山頂から尾根伝いに滑り、コルの手前から左の斜面に滑り込む。このコースで一番の斜面だ。多少雪がベタついてきたが、滑るに支障は無い。大塩川右支沢の源頭まで滑ってからシールをつけ直す。
 時間はたっぷりあるのでシールをつけて1102mピークへ登り返す。樹林帯の中を縫うように登っていくと、20分ほどで1102mピークへ着く。途中の小ピークは遮るものが無く眺めが良いが、1102mピークは木々の中のピークだ。ここでシールを剥がして最後の滑りに入る。緩斜面だが何とか滑る。
 次はルートを左の尾根に取り、981mピークの手前のコルからラビスパ目がけて滑り降りるのだが、左にルートをとったまでは良かったものの、次に間違ってひとつ手前のコルから降りてしまった。すぐに間違いに気がついたが、登り返すのも大変なのでトラバースして正規な沢コースへとルートを修正してラビスパへと滑り込んだ。
 最後の斜面も何とか雪がついていた。ザラめた雪は滑りやすく、気持ちよく滑り降りることが出来た。3時間ほどかけてゆっくりとラビスパへ到着し、すぐに猫魔スキー場へと車の回収に向かった。(I.I)

概念図



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