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No.4462
八幡平
1613.3m二等三角点峰
山行種別 山スキー
はちまんたい 地形図 八幡平

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山行期間 2010年12月27日(月)
コースタイム 秋田八幡平スキー場(8:40)=スキー場トップ(8:50)→シール装着(9:00,9:12)→蒸ノ湯休憩所(9:18)→田代沼(11:33)→1604mピーク(12:35)→八幡平山頂(12:57,13:13)→蒸ノ湯休憩所(14:47,15:03)→スキー場トップ(15:21,15:32)→秋田八幡平スキー場駐車場
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
秋田八幡平スキー場のロッジ リフトで山毛森へ 蒸ノ湯休憩所
アスピーテラインを歩く 樹氷も大きくなってきた 広くて天気が悪かったら迷いそう
1604mピークから山頂へ向かう 山頂の展望台 深雪でなかなか滑ってくれない
田代沼の標柱が顔を出していた 灌木帯の滑降 アスピーテラインに降りると蒸ノ湯休憩所は近い
山毛森にシールをつけて登り返す 秋田八幡平スキー場のゲレンデトップ リフトの右川の斜面は圧雪されていなかった

行動記録

 今回の年末年始は、交替制勤務の悲しさで年内29日から1月1日まで勤務が入ってしまった。年内最後の休みに秋田側から八幡平に登ってみることにした。
 当直あけの寝不足状態で秋田・後生掛温泉を目指したものの睡魔が襲い、運転のほとんどはSさんにお願いしてしまった。途中の高速で雪のための事故があり花巻ICで降ろされたものの何とか夕ご飯までには後生掛に着いた。食事をしたら、後は風呂に入って寝るだけ。Sさんもあきれるほど、翌朝まで無我夢中で寝てしまった。
 朝食を済ませ、リフト運転時刻に合わせて秋田八幡平スキー場へと車を移動する。秋田八幡平スキー場のリフト運転開始は8時30分、料金はシニア1日券が1600円と信じられないぐらい安い。山頂の山毛森までリフト1回券250円で運んでもらえる。体力のない私には大変ありがたい。
 八幡平は前々日から降り続いた雪で、今の時期としては遊び回るに支障のないほどの降雪量になった。リフトを降り、アスピーテラインの蒸ノ湯休憩所まで作業道を滑り下りるのだが、雪が深くてラッセルしながら下る。蒸ノ湯の道路まで出たところで仕方なくシールをつけた。
 蒸ノ湯休憩所から少しの間アスピーテラインを歩いてから、段差のない取り付きやすい場所を選んで左の尾根に入り道路から離れる。比較的軽い雪が、二人でのラッセルでは一なかなか前に進まない。
 夏道のいくらか右寄りの歩きやすい所を登っていく。田代沼には11時33分に着いた。標柱の頭が、まだ雪の上に出ていた。緩やかな登りが続く。田代沼から1時間ほど進んだろうか、12時35分、ようやく1604mの標高点へ着いた。この間、天気もまずまずなのに後続パーティの来る気配がない。どうも秋田側の八幡平は私たちの貸し切りのようだ。
 1604mピークから八幡平の山頂までは、いくらか下って登るのだが、歩くとほぼレベルといった感じだ。時々薄日も射し、天候にも恵まれて何とか山頂へとたどり着いた。展望台に上がっても穏やかな天気で、気温は低いものの風もなく寒く感じない。しばし廻りの樹氷群を鑑賞してから下山することにした。
 下りは雪が深く、出発前に期待していた快適な滑りは、ここに登ってくるまでにすでにあきらめていた。かろうじて推進滑降でトレースを外さないようにして下りる。途中勾配のある箇所では思い切りターンを楽しむ。雪は深いものの軽いので、おもしろいように滑る。あっという間に蒸ノ湯休憩所まで降りてしまった。
 蒸ノ湯休憩所の前で小休止を取り、シールを貼って山毛森を目指す。アスピーテライン沿いに後生掛に戻ってても良いのだが、雪が深いのでアスピーテラインをラッセルするより、一旦秋田八幡平スキー場へ出た方が時間は早い。15分ちょっとでスキー場トップに出た。
 シールを外し、右側の圧雪していないゲレンデに入り滑降を開始する。快適な滑りはほんの一瞬で、すぐにスキー場の駐車場へ着いてしまった。また宿に戻って寝ることにしよう。(I.I)


概念図



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