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No.4474
雄国山
1271.2m三等三角点峰
山行種別 山スキー
おぐにやま 地形図 磐梯山

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山行期間 2011年1月31日(月)
コースタイム 福島(7:00)=ラビスパ(9:05)=猫魔スキー場(9:20,9:50)=リフト終点(9:57,10:01)→雄国沼休憩舎(10:57,11:24)→雄国山(12:03,12:14)→1102mピーク(13:10,13:20)→ラビスパ(14:38)=福島
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
猫魔スキー場雄国第1トリプルリフトに乗り込む いっきに1349m台地まで運んでくれる リフト降り場に作られたヘルメットをかぶった雪だるま
リフト降り場から1349m台地まで少しだけ歩く 薄日が射し好天を期待するがイマイチすっきり晴れてくれない 雄国沼の堰堤を水平移動して雄国沼休憩舎へ
地吹雪で霞む雄国沼休憩舎 雄国山へ向かう 途中から見た雄国沼
稜線へ乗った 雄国山へと向かう 雄国山の山頂にある展望台
シールをはがして滑り始める 大塩川右支沢の源頭へ滑り込む 夏道沿いに進むと大塩側が見えてくる
1102mピークでシールをはがす ラビスパへの下り ラビスパにある遊歩道案内板

行動記録

 このところ寒気の影響ですっきりした天気に出合ったことがない。今日もハッキリしない天気だがせっかくkaさんと勤務が合ったので猫魔スキー場から雄国沼へ滑り、雄国山からラビスパへ降りることにした。
 車1台を下山予定のラビスパにデポしてから猫魔スキー場へと向かう。今日は平日でもあり駐車料金は無料、リフト券1枚を購入しインフォメーションへ登山届けを提出してから雄国第1トリプルリフトに乗り込んだ。リフトを降りると1349m台地で、シールを着けることなく滑り出すことが出来る。気温は低く、雪質は大変良い。雄国沼の堰堤に向かって滑り出す。
 出だしでトレースに惑わされて右に寄ってしまい、途中で矯正してコースへ戻った。積雪量は今の時期としては充分にあり、灌木の間の滑りも気にならない。風もなく穏やかな天気である。ガスもさほどでなく滑り出すと薄日が射してきた。ゆっくりと滑って45分ほどで堰堤へと滑り降りた。ここから雄国沼休憩舎までは堰堤を10分ほど水平移動する。
 雄国沼休憩舎へは10時57分に着いた。出入口付近は不思議と今の時期でも雪が積もらない。広い小屋は貸切で、早めだったが昼食をとった。時折吹く風も小屋の中にいると気にならない。むしろ暖かくさえ感じる。
 小屋で30分ほど休んでから雄国山へと向かった。登り始めると尾根に向かって徐々に勾配が増してくる。振り返ると真っ白な雄国沼の全容を見下ろすことが出来る。晴れていれば景色はもっとすばらしいのだが、吹雪かないだけ良しとしよう。
 尾根に乗っても風はさほど気にならない。上空に雲はあるものの喜多方方面も見える。ここまであがると雄国山まではすぐである。
 雄国山の山頂でシールをはがしワックスを塗って滑る準備をする。最初は尾根通しに滑っていく。緩やかなので途中歩くところもあるが、ほどほどに滑ってくれる。1164mピーク手前のコルへ下るあたりから左のバーンに入り1102mピークへと方向を変える。大塩川右支沢の源頭までひと滑りである。下の平坦地まで滑り終えてから再びシールをつける。灌木の混じる樹林帯を緩やかに登っていくと1102mピークに着く。
 ここでkaさんから借りて初めて山スキーを履いたkeさんの疲れがピークに達したようで動けない。足がつると言うので芍薬甘草湯を飲んでもらってからゆっくり下ることにした。標高1000mあたりからコースを尾根伝いに左に取り、ラビスパへ直接下る沢の上部まで移動した。
 13時55分、沢の源頭から滑降を開始する。沢のトップは最初のうちはある程度の幅があり滑りやすいが、徐々に狭くなる。すぐにラビスパに着くはずだったが、途中から沢を嫌い左のトラバースに入ったのがミスで、疲れて思うように滑れないkeさんに大きな負担をかけてしまった。(まだまだ未熟な自分に反省)目の前に見えているラビスパへ下りるのに、何と40分を費やしてしまった。結果は沢を下った方が滑りやすかった。
 ラビスパの駐車場には14時48分に着いた。お昼頃には晴れ間も見えていた上空は厚い雲に覆われ気温も一気に下がり風も出てきた。装備を車に放り込み、冷えた体を車の暖房で暖め、猫魔スキー場の車を回収してから帰路についた。(I.I)


概念図

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