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No.4598
赤面山
1701.0m三等三角点峰
山行種別 山スキー
あかづらやま 地形図

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山行期間 2012年2月5日(日)
コースタイム 道路・白河高原スキー場跡(9:30)→ゲレンデトップ(10:49,10:58)→赤面山(11:46,12:07)→ゲレンデトップ(12:26,12:47)→道路・白河高原スキー場跡(13:00)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
白河高原スキー場跡の建屋 京は青空が広がる 汗を流してゲレンデ跡を登る
スキー場トップで休憩 ゲレンデトップにある登山口の標識 赤面山を目指す
少年自然の家からの合流点 まずまずの積雪量 格好のオープンバーン
茶臼岳、朝日岳が見える 夏道の登山標識 赤面山の山頂
雪が重くなってきた スキー場トップまで滑り降りてきて休憩にする スキー場跡は最高のゲレンデ
標高差400mを一気に滑り降りる 気分良く滑りを楽しむ 気温が上がって雪が重くなってきた

行動記録
 今年は降らない降らないと言っていた雪が、このところの連日の降雪で吾妻山も中大巓、西吾妻などの西側では、ほぼ例年並みになった。1週間前の日曜日に若女平を滑ろうと天元台に行ってみたものの、スキーで膝上のラッセルを強いられ敢えなく退却となった。なかなか目論見通りには行かないものである。
 それだったら雪の少ない那須なら何とか行けるだろうと赤面山へ出かけることにした。白河ICで高速を降りて、今では営業していない白河高原スキー場(旧赤面山スキー場)へと向かった。福島を遅く出発したこともあって目的地には9時過ぎに着いた。スキー場は営業をやめししばらく経っており駐車場は無いので路肩に駐めることになる。スキー場入口になっていたところは道路が広くなっていて、多少幅広く除雪してくれているので車を駐めるのに支障はない。
 ゲレンデに近いスキー場建屋の南側の路肩にはすでに5〜6台の車が駐められていた。ほとんどが関東圏ナンバーだ。少し戻って、元のスキー場駐車場入口の所も広くなっているので、そこに車を駐めて出発準備をする。今日の天気予報では午前中は晴れる見込みで、このところ縁がなかった青空も今日はまぶしいくらいだ。
 スキーを履いて駐車場跡を進み、建屋の左側からゲレンデへと入る。さすが関東圏の人たちのエリアだけあって訪れる人も多く、トレースは舗装道路のようだ。1本目のリフト降り場にはスキーが目的でゲレンデに来ている人たちが休んでいた。kuさんは暑くてTシャツ1枚で歩いている。先週の天元台を考えると信じられないくらいだ。
 白河高原スキー場のゲレンデは、リフトを挟んで両側にあり、私たちは左側のゲレンデの中を登って行く。写真を撮りながらのゆっくりペースなので標高差400mのスキー場トップまで1時間20分ほどかかった。ここでひと休みした後、登山道に沿って赤面山を目指す。トレースはしっかりついていて少年自然の家からの縦走路と合わさる。分岐標識が半分雪に埋まっていた。
 林の中をさらに進むと開けた斜面に出る。夏道の笹の所だ。ここからは灌木の間を抜けるところもあるがオープンバーンも出てくる。東斜面の風が弱いところなので雪も吹き溜まって積雪量は充分で、滑るには格好のバーンだ。標高1600mまで上がって放射線量を計測すると0.013μSv/hだった。思わず深呼吸したくなる
 ほぼ夏道沿いに登っていくと茶臼岳が見えてきた。天気も良く最高のロケーションだ。茶臼岳の右手前が朝日岳、その手前が中の大倉尾根だ。今度はマウントジーンズスキー場からスダレ山、三本槍岳まで登ってみたいと思う。
 ここから上は普段だと風が強くなる。バーンはウインドクラストしているところが多い。赤面山山頂の手前で稜線に立つと雪は飛ばされて少なく、シュカブラで歩きづらくなる。赤面山から目の前に前岳、その先のスダレ山、三本槍岳と続く。スダレ山の東側の急斜面を滑る山スキーヤーの姿も見える。状態によっては雪崩れてもおかしくない斜面であるが、安定しているときだったら問題ないだろうし、滑りがいはありそうだ。
 今日の目的は赤面山までなので、シールを剥がしてさっそく滑降にかかる。気温が上がって多少雪が重くなってきたものの滑るに支障するほどでもない。気分良く最初のオープンバーンを滑る。次のオープンバーンの間に灌木があって、気をそがれるが相手が赤面山では致し方ない。この程度は良しとする。
 あっと言う間にゲレンデトップに戻ってしまった。白河高原スキー場は営業をやめてしばらくになるが、夏にゲレンデ跡を歩いてみるとわかるがススキが伸びている程度で灌木が育っていない。雪さえ降れば今でも最高のゲレンデである。ゲレンデトップで昼食をとった後は一気に車を置いてきた道路まで滑り降りた。(I.I)

トラック 登り=赤 下り=青


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