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No4958
南八甲田・櫛ヶ峯
1516.7m二等三角点峰
山行種別 山スキー
みなみはっこうだ・くしがみね 地形図

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山行期間 2014年5月4日(日)
コースタイム 城ヶ倉大橋(7:59)→逆川岳→休憩(9:50,10:02)→横岳(10:08,10:18)→コル(10:32,10:41)→櫛ヶ峯(11:59,12:30)→コル(12:42,12:48)→駒ヶ峯(13:30)→猿倉岳(14:09,14:27)→猿倉温泉(14:54)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
城ヶ倉大橋黒石側の駐車場から登り始める 急なのは取付点だけ 尾根に乗ると緩やかな登りになる
北八甲田の峰々が見えてくる ほぼ逆川岳の尾根に出る 次に横岳を目指して登る
横岳山頂を示すプレート 横岳の斜面もすばらしい 正面に櫛ヶ峰を見る
滑り終えて横岳を振り返る 尾根伝いに櫛ヶ峯へと向かう 1285mピークは北側をトラバースするとロスがなさそう
櫛ヶ峯へ最後の登り 櫛ヶ峯山頂の二等三角点 滑り出す前に記念撮影
櫛ヶ峯の東斜面は最高のゲレンデ 標高差200mのオープンバーンを一気に滑り下りる 駒ヶ峯へと向かうと櫛ヶ峯のツアー標識が出てくる
駒ヶ峯からの下り 乗鞍岳を見ながら猿倉岳を目指す 尾根の南側をトラバースしながら進む
猿倉岳のピークが見えてきた 乗鞍岳をバックに歩くKさん 猿倉岳山頂のプレート
猿倉温泉への滑りも充分楽しめる 明日滑る予定の高田大岳が正面に見える 猿倉温泉に到着

行動記録
 機会があれば南八甲田の横岳と櫛ヶ峯の東斜面を滑りたいと思っていた。会のメンバーが猿倉温泉で待っていてくれると言うので、念願の南八甲田縦走が実現した。前日3日に福島を発ち駐車場で仮眠した。ひと晩中強い風が吹き荒れた。前日遅発ちしてきたメンバーと城ヶ倉大橋で合流して、8時ちょうどに逆川岳を目指して出発する。
 最初の取り付きは少し急だが、尾根に乗ると緩やかに高度を上げるようになる。植生がブナ林からオオシラビソの常緑樹に変わり、逆川岳が近くなると左に北八甲田の山々が峰が連ねる。逆川岳は顕著なピークではなく、横岳の尾根端の肩と言った感じの山である。山頂の少し手前から緩やかに右にカーブし横岳を目指した。風を少しでも避けようと横岳の山頂手前で休憩を取る。横岳の最高地点は1339.7m三角点から南東の緩やかな1352mピークだ。半分が剥がれ落ちた横岳のプレートが目印だ。シールを剥がして滑降の準備をする。
 櫛ヶ峯のコルまで標高差100mのオープンバーンは最高の気分だが、あっと言う間に滑り降りてしまう。ここで単独行の方とお会いし櫛ヶ峯にたくさんの人がいることを聞く。櫛ヶ峯へは尾根伝いにしっかりと雪が付いている。1285m尾根の北側をトラバースするが、つい登ってしまい30mほど滑り下りる。この手前で3人パーティとスライドする。急な斜面からが櫛ヶ峯への本格的な登りになる。標高差200mを30分ほどで登り切ると櫛ヶ峯の山頂である。連休中日と言うこともあって、山頂には20名ほどの登山者がいた。睡蓮沼から登ってきた人たちが多いようだ。山頂では思ったほど風も無く、のんびりと昼食休憩を取った。
 櫛ヶ峯の東斜面は標高差200mほどの大斜面である。気分良く滑り下り、振り返ると思わず笑顔になるほどのすばらしいバーンだ。次に駒ヶ峯を目指す。駒ヶ峯へと向かうと櫛ヶ峯のツアー標識が出てくる。緩やかに登り返してコルから40分ほどかかった。山頂からはシールを付けたまま駒ヶ峯の斜面を下って、次に猿倉岳へと向かう。乗鞍岳が目の前に見える。睡蓮沼から登ってきて乗鞍岳、赤倉岳を登り蔦温泉へ下るルートも南八甲田の魅力のツアーコースだ。いずれ滑ってみたいものである。
 猿倉岳の山頂までくると、後はシールを剥がして滑るだけである。長めの休憩を取ってから猿倉温泉へと向かう。途中、オープンバーンもあるが、最初と最後はツリーランだ。オープンバーンではみんな思い思いに滑り。林間は沢に入らないようにほぼ尾根上を滑った。猿倉温泉手前で矢櫃萢からの沢に降り立つと登山者休憩所の所に出る。到着は14時54分、今日は途中でのんびり休憩したこともあって、行動時間は7時間ほど、時々風は吹いたものの天候にも恵まれて楽しい1日を過ごすことが出来た。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

より大きな地図で 2014.05.04_南八甲田 を表示

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