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No5046
吾妻山・五色温泉
山行種別 山スキー
あづまやま・ごしきおんせん 地形図

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山行期間 2015年1月24日(土)
コースタイム 五色温泉(9:33)→1077mとのコル(10:22)→四郎右ェ門沢(11:57)→標高1200m地点(12:46)→四郎右ェ門沢(13:32)→コル(14:58,15:03)→五色温泉(15:23)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
五色温泉からスタート 五色スキー場跡を登る 尾根伝いに登る
夏道の切り開きに出る 今日は1077mとのコルに出てみた 夏道沿いのニッポンビールのプレート
樹林帯の中をトラバースする 四郎右ェ門沢を渡り後ろを振り返る ジークライト鉱山は現在は最終処分場になっている
片斜面のオープンバーン 灌木に邪魔されずに四郎右ェ門沢へ滑ることが出来る 吾妻山の会のツアー標識
福島登高会のツアー標識 米沢市のツアー標識 板谷鉱山まで送電線があった切り通しはツアーコースでもある
スプリットボードのSさんも快適に滑る 夏道から五色スキー場跡へと入り込む 五色温泉のスキー場跡で最後のひと滑り

行動記録
 吾妻山は一切経山の火山性微動によって仙台管区気象台が噴火警戒レベルを「1」(平常)から「2」(火口周辺規制)に引き上げたことにから、福島市は高湯、微温湯、土湯の各登山口に入山禁止の規制措置を行っている。そんなこともあり、ノンビリと五色温泉から緑樹山荘の途中まで歩いてみることにした。
 ここは五色温泉から安達太良の麓にある沼尻温泉まで続く、かつてのツアーコースでもある。今では五色温泉から沼尻まで通して歩く人は無く、年に1〜2パーティが五色沼から山スキーで五色温泉に降りてくるぐらいだ。以前は五色温泉から板谷駅まで登山道があり、スキーを履いたまま駅まで行くことができたので私たちも合宿で吾妻縦走してから五色温泉に下ったこともあったが、松川に架かる登山道の吊橋が崩落してからは、利用しなくなった。
 そんなこともありツアーコースの刈り払いも、たまに東海大の山岳部の人たちが歩くだけで、殆どされなくなった。ツアー標識も朽ち果てて見つけづらくなったが、何とかツアーコースを次の世代に残しておきたい気持ちもあり数年前から調査をしてきた。20数年前にはツアーコースもハッキリしていて、迷わずに滑ってこれたが、ここ数年の山行では、降る雪の量も減ったこともあってコースを外れないで滑ることが難しくなった。
 五色温泉の駐車場に車を駐めさせてもらいスキー場跡を登り始める。ゲレンデ跡の半分、標高にして50mほど登るとツアー標識のある支尾根が右に分かれる。今日はゲレンデ跡トップまで登って、登山道まで突っ切ってみることにした。やはり、ゲレンデ跡トップから右にトラバースして下降路のコースに入った方が切り開きの夏道に早めに出るので楽のようである。夏道に出たら片斜面の登山道を真っ直ぐ登っていく。この道はジークライトへの送電線下の切り開きでもあり、かつてのゲレンデでもある。夏道は標高1000mから右の灌木の中に入っていくが、送電線跡は1077mとのコルまで続いて尾根に出る。
 さて、この後どこを通れば良いのか迷ってしまう。ツアー標識は標高1500mの夏道沿いにあったと記憶しているので尾根伝いに進んでみた。途中から中腹を下降しながらトラバースして緩やかな登りになると見覚えのある林にぶつかった。林の東側に回り込むとツアーコースに出ても標識も目にするようになる。四郎右ェ門沢脇の作業道には11時54分に出た。五色温泉から2時間以上かかってしまった。
 ここから尾根に上がるか、四郎右ェ門沢の作業道に沿って登るかだが、尾根は樹木も少なく迷わず尾根へ向かう。ジークライト側がオープンバーンになっている。尾根に乗ると緩やかな登りになる。しばらく進んで斜面に勾配が出てきたら左に進む。途中には東海大山岳部の人たちが木に巻いた黄色テープが出てくる。ルート上であることは見違い無いのだが、この先ツアー標識は蟹ヶ沢右俣の県境付近まであまり見当たらなくる。1221m標高点の尾根手前の蟹ヶ沢右俣の支沢を越える当たりから右膝が痛み出してきた。目標が1221m尾根なので、今日の行動はここまでとした。
 少し戻ってシールを剥がす。スプリットボードのSさんはボードにしないでスキーの状態で戻ることにする。1165m標高点の尾根に戻り尾根伝いに緩やかに下降する。夏道を通り過ぎジークライトから延びている作業道まで滑る。ここから左に折れると、先ほど登ってきたオープンバーンに出る。この間ツアー標識は出てこないので、以前のツアーコースは1165m標高点の尾根に乗ったところから、すぐに四郎右ェ門沢へ下っているのだと思う。そのルートは昔の「五色付近スキー登山路図」に記載されている。
 私たちは片斜面のオープンバーンから四郎右ェ門沢に出て、沢沿いの作業道に乗った。ここから作業道左岸(北側)の緩やかなオープンバーンに出て下降を続ける。ここからからツアー標識も出てくる。途中で登ってきたトレースを左に見て夏道もやり過ごす。コースは樹林帯へと入るが木々の間は開けていて滑りやすい。吾妻山の会や福島登高会、それに米沢市が付けたツアー標識も連続して出てくる。ここ数年、このルートを見つける前に、夏道寄りのトラバースに入ってしまい、見つけられないでいた。ツアー標識のあるルートは、自分が思っていたよりも下降を続け、ジークライト鉱山の作業道のある標高1220mのところまで続いていた。標識はここで見失った。また次回への宿題ができたようである。
 以前は、五色沼のガンチャン落としでシールを剥がしたら、途中少しの登り返しはあるものの、後はシールを着けないで板谷駅まで行けたのだから、昔の人はコースを見つける能力はすごかったと思う。現在の私たちと言えばGPSを持っているがために、ルートを見つける能力が落ちてきているようだ。便利なのも善し悪しである。(I.I)

概念図

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トラック 登り=赤 下り=青

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