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No5057
船明神山
1667m標高点
山行種別 山スキー
ふなみょうじんやま 地形図

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山行期間 2015年2月7日(土)
コースタイム 福島(7:00)=母成峠(8:00,8:18)→沢横断地点・赤ペンキ(10:35)→森林限界(11:37)→鞍部標識(12:25)→船明神山・1667m標高点(12:30,12:40)→母成峠(14:40)=福島(18:00)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
母成峠は猪苗代町と郡山市の市町村境 雪に埋まった母成グリーンライン・母成峠の駐車場への道 藪がかった防火林帯の取付
和尚山見えてきた 77番のプレートを見つけた 森林限界に達して見えた船明神山
オオシラビソの樹氷 エビノシッポの貼り付いた標識 安達太良山の本山

行動記録
 7時00分に福島を出発し、国道115号を経由、猪苗代町中ノ沢から母成グリーンライン(県道24号線)に入る。郡山市との市町村境になっている母成峠には8時00分に到着した。雪に埋まった駐車場への道を8時18分に歩き出すと駐車場らしき広場となり、この傍らの登山口から入山する。
 取付きとなる尾根の端を探して右手に回り込んでいくと、防火林帯と思しき藪だらけの雪面が上の方に見える。最初の急登をじぐざぐに登っていくと、確かに防火林帯である。切開きの右端には土手が築かれている。防火林帯に沿って登っていくのだが、所によっては、隣の雑木林の中の方が歩きやすく、灌木を縫うように登っていく。
 標高1235m付近で展望が開け右手に和尚山が現れる。新雪をかぶった和尚山が誠に印象的である。やがて周囲は平坦な疎林の雪原になり、慎重に進んでいくと、沢状の段差に行き当たる。よく見ると対岸の木の幹には赤ペンキ、沢を渡ると錆びた金属のプレートが樹の幹に食込んでいる。ここから、平坦なブナとダケカンバの混交林の中を幹の赤ペンキに導かれながら進んでいく。
 しばらく進むと急な雪の斜面が現れる。ここを頑張って登るとアオモリトドマツの森となる。新雪を被ったアオモリトドマツは「痩せたモンスター」といったところである。11時37分、樹林を抜け森林限界に達すると、いきなり船明神山の船の形が見え、右手には和尚山が現れる。2月とは思えない絶好の天気の下、素晴らしい眺めを目の当たりにすることができた。
 平坦な雪原を進み高度を上げていくと、エビのしっぽがいっぱいの標識が立つ鞍部に達した。さらに1667mピークに向け進み、最も高いと思われた所をもって今日の最高点とした。1667m標高点には12時30分到着。見渡せば石筵川の源頭、安達太良本山の上にはたくさんの人影が望まれる。滑走は、樹林に入ってから思いのほか良質の雪に恵まれ、快適の一言。防火林帯の藪はそれなりに潜り抜け、峠に戻った。(K.S)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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