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No5081
西吾妻山・若女平
2035m標高点
山行種別 山スキー
にしあづまやま・わかめたいら 地形図

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山行期間 2015年3月26日(木)
コースタイム 福島(7:00)=天元台・湯元駅(8:20,9:00)=ロープウェイ・リフト=リフト終点(9:36,9:45)→稜線(10:03)→凡天岩(10:33)→西吾妻山(10:52)→西吾妻避難小屋(11:04,11:47)→若女平(12:26,12:38)→小坂(13:01)→白布温泉・道路(13:19)=福島
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
天元台湯元駅 平日でもありゲレンデは人がいない スキー場トップのつがもりゲレンデ
ゲレンデトップから登り出す 尾根に出るとガスが切れた ツアー標識
凡天岩 西吾妻山を目指す 西吾妻山頂
西吾妻避難小屋 シールを剥がして滑り始める 西吾妻山を振り返って見る
西大巓も見える 竜崎沢の源頭に入る 雪も多く沢の源頭は滑りやすい
沢はルートの心配が要らない 雪質も良く滑りを楽しむ 快適な滑りが続く
尾根に戻りツアー標識を確認 若女平 やせ尾根へ向かって滑り込む
やせ尾根への入口 やせ尾根から天元台山頂駅とロッジが見える 唐松の造林地を通過
小坂の急斜面をトラバースする 藤右ェ門沢の橋 沢はまだ雪が繋がっていた
スカイバレーの白布温泉の看板 白布温泉の道路に降り立つ 今年は例年より1.5mぐら雪が多い

行動記録
 若女平下りをするのは何年ぶりだろうか。記録を確認すると2010年2月なので5年ぶりとなる。手術した半月板に負担をかけられないので、極端に加重がかかりそうなときにはスキーを前に投げ出してお尻を着くようにした。旨く転べば痛みが出ないことに気づいた。今日はそれで行ってみよう。
 天元台スキー場のトップに出たのが9時36分、シールをつけて登り始める。このところ降り続いた雪で3月とは思われないような新雪だが、トップはHさんがやってくれるので楽をしてついて行く。尾根に出ると今までガスっていた稜線が、うそのように明るくなってくる。風もあまり無い。凡天岩の斜面は樹氷がしっかり着いていた。一旦コルへ降りてから凡天岩を目指す。行き先々ガスが切れて見通しが利くようになる。今日は天候にツイているようだ。凡天岩から西吾妻山へ移動する。稜線は風が強かったのだろうかウインドクラストされた上の雪は飛ばされ、堅いバーンだけが残っている。西吾妻山山頂には10時52分に着いた。下部はガスで覆われているものの上空は青空である。
 西吾妻山山頂からはシールを着けたままで下降し、小屋へと向かった。多少早いが小屋で昼食を取ることにした。平日でもあり、訪れる登山者はいないようだ。小屋の中で40分ほどノンビリと休憩し、いよいよ滑降の準備にかかる。コースを尾根伝いにするか竜崎沢の源頭を滑るか迷うが、積雪量も多く沢もしっかり埋まっているだろうから、竜崎沢を下降し、早めに夏道のある稜線へ戻ることにした。
 竜崎沢の源頭は低いところへ滑っていけばよいので、尾根通しよりルートファイデングは楽である。雪も豊富だし、降った雪が重くなっていないので快適な滑りが楽しめる。標高1600mあたりまで高度300mほど下げてから右の尾根に向かって下り加減にトラバースして滑って行く。標高1550m付近で尾根伝いのツアーコースに戻った。スムーズに移動できたのは雪が多いためかもしれない。尾根に乗っても快適な滑りは続く。植生がダケカンバに変わり若女平に着く。時間も早いので、ここで小休止を取る。
 次に右の尾根伝いに進んでから左に折れてやせ尾根へと滑り込む。ここは標識がベタ打ちなので、若女平の時点で誤って竜崎沢へ寄らなければ迷うこともない。やせ尾根も雪が柔らかく、難なく通過する。1160mピークの手前からカラマツの造林地に入る。雪は多少重くなってきたものの滑るに支障は無い。カラマツの造林地が終わると小坂の急斜面になる。慎重にトラバース気味に下降をつづけ造林地を抜けると藤右ェ門沢の橋に出る。今年は雪が多いのだろうか、沢には雪が詰まっていて楽に対岸へ渡ることが出来た。スカイバレーは目の前である。道路に出てびっくりしたのは雪の多さである。何時もより1.5mは雪が多く残っている。この調子だと4月上旬まで、各コースとも3月気分でツアースキーができそうである。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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