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No5085
東吾妻山 1985.1m三等三角点峰
山行種別 山スキー
ひがしあづまやま 地形図

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山行期間 2015年3月29日(日)
コースタイム 井戸尻川(8:41)→蒲谷地・林道入口(8:46,8:51)→井戸尻川国有林林道(10:19,10:29)→昼食休憩・標高1720m地点(11:46,12:06)→アンテナ(12:35)→東吾妻山(13:04,13:17)→アンテナ(13:26)→休憩・1400m台地(13:56,14:14)→井戸尻川国有林林道(14:23)→小倉川国有林林道(14:42)→蒲谷地・林道入口(14:52,14:54)→井戸尻川(14:58)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
蒲谷地の小倉川の国有林林道の入口 蒲谷地の上水道施設 カラマツの造林地の中をショートカットして登る
再び林道に出る カラマツの造林地が続く 井戸尻川の国有林林道で休憩
林道を横切ると平坦な1400m台地が続く ダケカンバも出てくると1407m標高点である 1600m台地からの急登
振り返ると磐梯山が見える アンテナを通過する 東吾妻山への最後の登りにかかる
鳥子平へのツアーコースに出ると高山も見える 吾妻小富士 東吾妻山〜鳥子平のツアーコース標識
一切経山 後ろは安達太良の峰々 東吾妻山の山頂の向こう側は中吾妻山の尾根
東吾妻山の三等三角点 アンテナより下部から本格的な滑降が始まる 今年山スキーをはじめた○島さん
快適なバーンが続く 黒○くん 1400m台地まで降りて休憩
のんびりと時間を過ごす カラマツ林の滑降 テレマークの渡○くん
小倉川の国有林林道のゲートの脇にある注意書き 林道を滑る 雪は重いが何とか滑ってくれる
蒲谷地の集落が見えてきた 林道入口でスキーを外す 道路を歩いて井戸尻川脇の車デポ地へ戻る

行動記録
 今日は佐○さんが新人さんたちを誘って東吾妻山の行くと言うので混ぜてもらうことにした。歩き出しとなる蒲谷地へは福島から国道115号線を猪苗代方面へ向かい、木地小屋から市沢へと向かう。大倉川を渡りレークラインに出たら右に折れ、再び大倉川の橋を渡ったら左に折れて蒲谷地へと入る。道路が未舗装路に変わりしばらく行くと、井戸尻川と出合う。車を井戸尻川の橋の脇に駐めて身支度をする。道路に雪は無いのでスキーを担いで歩き始める。小倉川の国有林林道の入口が今日の出発点である。林道の入口には水場があるが今年は雪の中だ。
 スキーをつけて歩き始める。左側の斜面が伐採されていた。歩き始めてすぐに蒲谷地の上水道施設がある。右は雪原になっていて家屋がある。別荘かと思ったが冬期も生活しているようだ。
 林道が林に入ったところでカーブする林道を避けてショートカットして真っ直ぐ登って行く。急登を越すとまた林道に出る。広い林道は小倉川に沿って登って行き、もう一本の幅の狭い林道は1137mピークの下を巻くように付いている。1137mピークの右の尾根から左にトラバースするように登っていき、1160m標高点の左の尾根に取り付く。尾根の右よりを登ると樹木も気にならない。井戸尻川から伸びている林道に出て休憩を取る。林道が横切る辺りは広い緩やかな尾根になっている。今日は雪も腐れてきたので帰りは滑りそうもない。時々ブナ、ミズナラの太い木はあるものの、過去に伐採されたエリアなのだろうか、他の木々はいずれも細い。
 ダケカンバが出てくると1407m標高点も近い。ここらが東吾妻山のほぼ中間点になる。1400m台地から斜度が変わる。オオシラビソの林の中を登って行き、1605m標高点と1538m標高点を結ぶ緩やかな尾根に乗ったら左に折れて、山頂を目指す。13時26分、東吾妻のアンテナを通過する。天気が良ければ下降する際に目印になる。尾根を登り切ると左に窪地が見える。これは夏道の湿原で展望台のある箇所だ。山頂へ向かって登るが、近くなると背の低い栂がうるさいので、林が切れる東側に回り込む。ここが東吾妻山と鳥子平とのツアールートで、オープンバーンになっている。右に高山、吾妻小富士、一切経山が続いて見える。振り返ると安達太良の山々がきれいに見える。13時04分、東吾妻山の山頂に着く。今日は三角点のある山頂までスキーを履いたままで移動できた。普段は風が強いので山頂に雪は残らないのだが、今年は珍しい。
 天気予報では下り坂なので雲が出てきたときには、好天もこれまでかと思ったが、何とか1日持ちそうな雲行きである。シールを剥がし戻ることにする。南東に延びる尾根伝いにツアーコースを少しだけ下り、アンテナの尾根に向かって滑りづらい南西斜面を戻る。1911m標高点の台地からアンテナめがけて滑降を開始する。木々が混んでいて滑りづらいコースだが、アンテナのコースは標高1900mから1650mまで幅はそう無いが、滑りやすい切り開きになっている。雪は重いものの滑るに支障は無い。ここから登ってきた1605m標高点と1538m標高点を結ぶ尾根に戻ったが、後でラインを見て見ると、下りの場合は、そのまま1605m標高点から1407m標高点へ真っ直ぐコースを取ったほうが良さそうな感じだ。次回の課題にしよう。1400m台地に出て休憩を取った。
 1400m台地は思った通り滑ってくれない。推進滑降で井戸尻川の林道に出て、小倉川右岸寄りを滑り、途中から1137m標高点尾根の間を流れる沢の左岸を滑るため右の林に入り、沢沿いにコースを変えた。快適に下降を続けると、小倉川の細い林道に出て、左に折れて小倉川の幅の広い林道に飛び出す。雪は重いが斜度があるので何とか滑ってくれる。林道はゲートあたりからスギの造林地の中を滑るようになる。ここまでくると登り始めた蒲谷地はすぐである。今日のメンバーの平均年齢はリーダーの佐○さんと私を除くと30歳だ。いつまでみんなと一緒に歩かせてもらえるものかわからないが、何とか頑張りたいと思う。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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